前回ワークショップから、はや1ヶ月!
新年度最初のWSが開催されました~!
今回は制作&殺陣(たて)についてのWSです。
まずは、制作のワークショップの模様から。
4月は、ゲスト講師がお2人、来てくださいました!
【4月WSゲスト講師】
小堀陽平さん(演劇作家・文化事業デザイナー)
荻山恭規さん(八王子市学園都市文化ふれあい財団職員)
5つのグループに分かれ、ディスカッションをしながら、
主宰・中込とゲスト講師2人で考えたお題をもとに、
企画を作りました。
講師たちから学生たちに提示された内容は、
「企画作成:野球部をプロデュースする」こと。
同じ学校の野球部から、
「新入生がたくさん野球部に入部するようにプロデュースして欲しい!」
と、依頼されたと仮定。
その依頼にどんな企画で応えるか、
チームに分かれて企画制作を行うというものでした。
長くても10分程までに時間を区切っては、
メインで進行する小堀さんの的確な指示のもと、
チーム毎に議論を深めていきます。
この議論には、鮭スペアレ劇団員などの講師たちスタッフ勢も加わり、
学生の参加者と共に企画を考えました。
最終的に発表をした際には、
チーム毎にかなり毛色の違うプロデュース方法が!
「校歌を使ってミュージカルを上演。肩の良さをアピールするために枕投げをしてもらう」
「映像を作成。演劇部で養った演出力を活かし、バラエティのように野球部員を演出」
「演劇部部員が野球部に仮入部し(新入生役)、新入生に見てもらう」
「野球部員にユニフォームなど普段の姿で、裏方作業も含めてお芝居を作ってもらう」
「チラシと野球部インスタグラムを作成。そのQRコードをチラシに載せ、校内で配る」
(※演劇部に属する学生たちは、公演ごとにチラシ作成にも尽力しているようです)
千差万別のプロデュース案…!
短時間での議論の的確な練り上げに、小堀さん・荻山さんからも各チームへ賛辞。
相手の求める価値と、自分たちの考える価値が異なることを、
学生達も議論の中で学べたのではないでしょうか。
また、この日のWSでは、殺陣ワークショップも開催。
鮭スペアレ劇団員の清水いつ鹿が主導し、
基本的な刀の握り方/立ち方/足の動かし方/刀の振り方・納め方等を順に習い、
各自実践。
(刀は、参加者への安全配慮のため、新聞紙で作成しました)
刀の扱い方に不慣れな参加者たちも、
集中して手順を繰り返す様子が見られました。
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また1ヶ月に出会う時が楽しみ・・・。
5月GWの集中WSでは、
いよいよシェイクスピアの作品をもとに、
公演のシーンとなる創作を行っていきます!
その模様は、また次回以降、お届けいたします!