2019/06/15 21:15

 

2月16日。


単日参加してくれた学生を含め、

23人の学生が参加。

 

2月は、高校2年生が部活動から引退する時期でもあります。

 

この時期は人数が少なくなりがちです。

ですが、今年は個人参加をしてくれる勇気ある猛者が多く、

活気あるWSとなりました!

 

 

講師の軽い自己紹介から、さっそくアイスブレイクへ。

ウォーミングアップです。

 

講師たちが考えた質問に対して、


「はい」「いいえ」「ときどき」「わからない」

 

の4択で、自分が当てはまると思うゾーンに分かれます。

 

 

これは部内の仲間同士でも、意外な一面が分かるようで、

どよめきや笑いがよく起こっていました。

 

 

 

続いて、
鮭スペアレ劇団員・宮川麻理子による、

身体・舞踏についての座学。

 

 

滅多に目にすることのないだろう舞踏家の名前を目にし、
そして彼らのパフォーマンスの映像を目撃し、

部屋が静まり返りました。笑

 

後に3チームに分かれてから、

この座学で知ったことへ意見交換をそれぞれで行いましたが、

 

 

「白黒の映像だったからこそ、かえって想像が掻き立てられた」と、

 

 

感じている学生が複数名いたことが印象的でした。
柔軟な姿勢に、講師たち大人の方が驚かされることも、多くあります。

 

私たちも、彼らの姿勢や発言から、多く学びを得ます。

 

 

***

 

 

座学を経て、「立つ」「歩く」メニューを行います。

 


「立つ」も「歩く」も日常動作です。

 

だからこそ、普段以上に自分の身体への意識を持って「立つ」「歩く」ことに集中します。

自分が行うことと同時に、人の身体を観察することも大変重要なメニューです。
自分の身体の動作には、無数の瞬間・流れがあることに気がつきます。

 

 

お次は、シーン創作!

 

講師たちが事前に選んだシェイクスピア作品の中のセリフから、

各チーム1つを選抜し、
それを基に創作します。

 

 

「オセロー」からセリフを選んだ、Aチーム

 

 

 

 

「真夏の夜の夢」のセリフを選んだ、Bチーム

 

 

 

「じゃじゃ馬ならし」からセリフを選んだ、Cチーム

 

 

 

そして、講師や他チームの学生からのフィードバック

互いの創作したシーンに対して、

意見交換を行います。

 

 

 

昨年も行った身体についての座学(内容は異なる)、

そして、

たちかわシェイクスピアプロジェクトでは良く行っているチーム毎のシーン創作ですが…

 


学生たちがすんなり協調し、創作が大変スムーズに進むことが多いこと、
また、うまく進まない時にも、

雰囲気が往々にしてポジティブであることには、いつも驚かされます。

 

 

フィードバックを経ての再創作発表では、
わずか30分間で、

確実な変化やブラッシュアップが各チームに見えました!

 


2月WSも充実の4時間…!

3月にどんな変化が見られるのか。楽しみでなりません。

 

学生たちの成長は、突然起こります。

いつも、彼らの可能性や変化にドキドキします。