●『子どもの表現ワークショップと自身の踊りを観てもらい思いを届けたい』
はじめまして。ダンサー・保育士の鐘ヶ江茉里です。
幼少期にダンスの世界と出逢い、今は主にコンテンポラリーダンスを舞台やイベントで踊っています。保育士・ベビーシッターとしても活動していて、二つの世界の自分を生きることを日々楽しんでいます。

今回のクラウドファンディングでは、
・子どもたちの表現のワークショップ
・私自身のdance show
を行い、
表現を通して、心も身体も解放することを楽しみ、自身や他者の個性を受け入れ、認め、愛する喜びを感じてほしい
と思っています。
● 『表現を通して"自己解放"し、個性の素晴らしさを皆で感じたい』
子どもの表現ワークショップとは?
2019年の一年間を通して、「森と月のダンスカンパニー」という名前で、子どもの表現ワークショップを行ってきました。
動物やモノの真似、「びよんびよん」「わらう」「〇を描く」などルールに囚われず自由にからだで表現することを、お友達や家族と一緒に楽しむワークショップです。
はじめたきっかけは?
このワークショップを始めるきっかけになったのは、私が2018年に参加した、映画“LA LA LAND”の振付家Jillian Meyersによる「Question&Answers」という5日間のプログラムとshowcaseが理由にあります。
このプログラムは、"表現する"ことに対する、たくさんのお題がある中、「どんなからだの使い方があるのか?」「他にも表現方法はあるのか?」、答えのない中で、毎瞬自分に問いかけ、向き合い、心も身体も一つに囚われず、無限に広がる表現を追求するという新しい経験でした。
表現することを通して強く感じた、
“自分の個性を認め、受け入れ、愛する”
という感覚は、私自身、保育士として子どもたちと関わる際に、大事な軸としている考えと共通することに気付きました。
自分の個性ってなんだろう?
“個性を認め、受け入れ、愛する”。
保育の現場は、『子どもたちの個性を尊重すること』が大切にされていますが、集団活動であるがゆえ、難しい場面も沢山あります。ただ、それを理由に大人にとっての良い子をこちらが求めたり、"子ども"は、からだの大きさは違い、言葉もまだ上手くは伝えられませんが、それでも一人の“人”として尊重し関わっていくことは、保育に限らずとても大切なことだと感じます。
「自分の個性は自分が大切にする、そして誰かの言葉や態度、その時の環境などによって自分を否定したり、なくしてしまうことはしたくない」
私自身が強く思うからこそ、保育士として、ダンサーとして、このワークショップが子どもたちの個性を伸ばし、自己表現、自己解放するための一つのツールになればと願います。
また、子どもたちと一緒に参加してくださる、お父さんやお母さん、家族の皆さんにも、“子どもの表現ワークショップ”では、子ども・大人の枠組を取っ払い、のびのび自由に心もからだも解放して、表現することって面白い!気持ちいい!と、全身で目一杯楽しんでほしいです!
Dance showのテーマ『KIOKU』
幼少期、恥ずかしがり屋で身体も弱かった私は、ある日ダンスと出逢い、舞台に立つことも踊ることも大好きで、気付けばこんなにも長い歳月を踊りと共に歩んできました。
2020年春に、渡英を決意

思います
そして、今回のテーマ“KIOKU”は、ワークショップでお借りする美しいブルーの建物“BOX“KIOKU”の名前を見た時に、「は!!これだ!」と直感で決めました。
私の踊りで皆さんのいつの日かの記憶が蘇ったり、またこの一日は、人生の中のほんの一瞬の出来事だと思いますが、それでも観てくださる皆さんが、ふと思い出した時に、その一瞬がキラッと光るような、そんな“KIOKU”に残ったらいいな と願いを込め、魂を込め、踊らせていただきたいと思います。
● 『BOX“KIOKU”&“繭蔵”で開催!』
東京都青梅市にあります『Dining&Gallery繭蔵』、そして繭蔵さんの目の前にある「BOX“KIOKU”」をお借りして開催させていただきます。
“青梅市”は友人に誘われはじめて訪れた際に、駅に降り立った時の空気や町の人たちの温かさ、ゆっくりと流れる心地よい時間が好きで、私のお気に入りの場所です。
今回協力してくださる繭蔵さんのお店の雰囲気や提供してくださるお食事へのこだわり、お客様に対する丁寧な対応に惹かれ、「いつかここで踊ってみたい」という思いをかたちにしようと思いました。とても素敵な空間の広がったお店です。
BOX“KIOKU”は、織物産業が盛んだった青梅の町に残されている建物で、元は織物工場の倉庫だったそうです。
この建物も、中に入ると当時の温もりがそのまま残されているような不思議な感覚に包まれます。この二つの素敵な建物をお借りして、好きな踊りを皆で楽しめることが本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。
● 支援金の使いみち
・海外留学先のレッスン受講費、生活費など、ダンスを学ぶための費用
● 実行スケジュール
〇2020/1/26 (日)13:00~18:00
● お問い合わせ先
◯森と月のダンスカンパニー
https://m.facebook.com/moritukidc/?ref=page_internal&mt_nav=0
◯ 鐘ヶ江茉里 Instagramアカウント
最新の活動報告
もっと見る〜秋のお便り〜
2020/09/28 23:45約一か月後、11月1日に、いよいよイギリスへ出発することが決まりました。 7月にビザセンターからメールが届き、急遽パスポートを持って東京へ。 無事に延長手続きをすることができました。 8月末にパスポートは返却され、確認してみると、既にビザはスタート! この状況下で決断すること、ビザの有効期限があること、考え迷う部分もたくさんありましたが、今、行くことを選びました。 「もうきっと来年になるだろうな」と気持ちを切り替えて、地元のダンススタジオが毎年冬に行っている公演に向け、取り組んでいるなかでの決断だったこともあり、 公演をやり遂げてから行きたかったなあ、 みなさんに迷惑かける、申し訳ないな、 という心残りもありました。 それでも、先生も生徒のみなさんも、皆快く「よかったね~!!いってらっしゃい!」と言ってくれました。本当に本当に、、胸が熱かった。より一層、この今の自分が感じている気持ちも、みなさんからの気持ちも、忘れない。糧にしていく!と強く思った瞬間でした。 この長崎で過ごした約7か月は、かけがえのない時間です。 目の前の風景が止まっているように感じる時ほど、 上手くいかずストップがかかってしまう時ほど、 自分自身とゆっくり話して、信頼関係を築く。 焦らず比べず、周りは一先ず、じっくり自分に目を向ける時だと改めて感じました。 じっくり、ゆっくり、をこの時間のなかで出来たように思います。 慌ただしいと、何を大切ししたいのかつい見失ってしまう時があるけれど、今もこれからも、進んだり止まったり時々さぼったり本気で走ったり、わーきゃーしながら、いつでものびのび、心もからだも柔らか~く、でも芯は強く、柔軟力と弾力性たっぷりで生きていきたいなぁ!と思います。 今までも、そしてこれからも、 どこにいても、どんな状況でも。 出逢ってくれたみなさん、 繋がってくれているみなさん、 お空で見守ってくれているみなさん、 心から、ありがとう。です お空で見守ってくれている、大切なひとたち。 触れられなくても、見えなくても、聞こえなくても。 毎日が、一瞬一瞬が、奇跡の連続であること、 ここに在る ことの尊さ、 涙や想いの分だけ、あったかい愛があること、 大切だなと想う人と出逢えたこと、 教えてくれてありがとう。 そして、どこにいても、これからもどうぞよろしくお願いします もっと見るダンス
2020/08/15 01:03とてもとても、長い間、ご無沙汰しています。 支援してくださったみなさん、見守って下さっているみなさん、お元気ですか? 書きたい思いが湧くものの、何を伝えたいか考えるとなかなか進まず、、半年も経ってしまいました。活動報告をするつもりが、レポートも書くつもりが、、すみません。 今、私はイギリス出発前に、帰省して1週間のみの滞在予定だった長崎にいます! 3月末。 イギリスに飛ぶ予定でしたが、出発する5日前から、世界の情勢はみるみる変化。 直前まで、日本、イギリスと沢山の方と情報共有して連絡を取る中で、出発日当日の朝に「今は、行かない」ことを選びました。 5年ぶりに長い時間を、長崎で、家族の側で、過ごしています。 今は今で、とても大切な時間を過ごしているのだと日々感じます。 留学が決まり、プロジェクトの準備を始め、そしてイギリスへの出発日まで。 振り返ると、自分にとっては大きな挑戦であり、ワクワクや喜び、強い気持ちや充実感を感じながら、不安や心配や恐れも、毎日出ては入ってくるの繰り返し。それでもとにかく、止まったらいけない、アクセル全開いけいけオラーーー!! と走っていたんだな。と、行かないと決めた途端に、それまで頭も心の中もザワザワお喋りが賑わっていたのに、しーーーん と静かになったことで実感しました。 まるでイノシシのような数ヶ月でした。。 私の気持ちに共感し、プロジェクトの最後まで一緒に走ってくださった皆さん、様々な場所から見守ってくれていた皆さん、お世話になった全てのみなさん。改めて本当にありがとうございました。 お礼の言葉を書きすぎてしつこいかもしれませんが、何度も何度も感謝の気持ちが湧いてきます。 特に開催するために力を貸してくださったみなさんには、負担をかけてしまった部分もあったかもしれない、、、いや、あったに違いない。と今になって振り返っています。! でもそれも含め、本当に、感謝、感謝、感謝、の気持ちでいっぱいの日々でした。 私も、勇気や優しさ、思いやりを忘れず、誰かに光を射すことのできる人になりたい、とそう思いました。 ストップがかかったことで得た、今のこの時間は、 自分の心と身体と、もう一度手を繋ぐ時間にする、と決めました。 長崎では、有難いことに踊ることのできる環境があり、通っていたダンススタジオでレッスンを受けたり、スタジオをお借りして練習させていただいたりと、過ごしています。 7月に、長崎の出島の中にあるレストランにて踊りました。 https://vimeo.com/442670463 動画をこちらに載せています。 板についたら、音楽がふわっと身体を連れていってくれて、目の前に広がる空間と一体になる、そんな感覚でした。 この今ある時間のおかげで、じっくり作品と向き合うことができたと思います。音楽と自分とダンスと、またすこし仲良くなれた気がします。(ありがとう!!!) 長崎には、歴史建造物がたくさんありますが、その雰囲気も感じながら踊れることは、とても贅沢な環境だなと思います。 住んでいた当時は、当たり前になっていた風景に、今は、長崎ってほんとに魅力溢れる街だな〜、と深く感じています。ウフフ まだ出発の目処は立っていませんが、これからも、楽しんで、のびのびと、踊ります。躍り続けます。 ︎︎︎︎︎︎︎︎ 次は12月のスタジオ公演へ向けて。 一呼吸おいて。 ふぅー。 日本にいても地球の裏側にいてもお空の上にいてもどこにいてもどんな状況であっても、みなさんが、只々笑顔で、心も体も健康に、穏やかに過ごせますように。︎日々の中に、ほっとできる瞬間がありますように。 いろんなことがあっても、目を瞑れば明日が来ると、当たり前に思える奇跡、いま に生きている奇跡、ありがたいです、ありがとう! 生きてる それだけで、本当はハナマル!ですね またちょこちょこと、書いていきます。 もっと見るダンス繭蔵ビッフェ
2020/01/30 23:56開場までのわずかな時間、スタッフ+たくさんの方々が協力して下さり、急ピッチで会場設営! お客様もちゃくちゃくと。。。 家族、友人、保育士時代に見ていた子どもたち、親御さん、友人の友人、職場の同僚の方、元同僚の方。。。 たくさんの方々が、足を運んでくださって、本当に嬉しかったです! 司会のみちさんの合図で、showはスタート お写真がないですが、最初から最後まで、会を進行してくださり、流れもお話もスムーズで完璧でした!さすがです!!!! 今回、私は4曲踊らせていただきました。 全ての演目のお写真はないですが、少しだけご紹介。 風の通り道 your song パプリカ〜米津玄師〜 人生は夢だらけ どれも違う世界観ですが、いい緊張感を持って、自分の内側に集中して踊ることができました。 やっと、これだ!という感覚を掴めました。 いい気持ちで踊ることができて、本当に幸せでした。 この場を共に作ってくださった皆さんに感謝です。 本番を迎えるまで、いろんな感情と思考が巡ってきましたが、とにかく、落ちそうになったら自分で自分を励まし、絶対最後まで諦めないと心に決めていました。 自分の言葉を一番側で聞いているのは、自分しかいないので、自分は自分の一番の味方で!応援団で! いやいや、大丈夫やろ!と日々言葉をかけてます!!笑 だからこそ、でもさぁ、、とふにゃっとなりそうな自分に、そんな気持ちに、やはり負けたくはないです。 普通はこうなんじゃないか これはおかしいんじゃないか このやり方じゃ無理じゃないのか もっと自分はやるべきじゃないのか 思考はあれやこれやと問いかけますが、その度にじゃあ私はどうしたい?どう思う?何を信じたい?と常に問いかけていました。 でも、どうしても、気持ちが上がらない時は、スタッフさんや母に励ましてもらったりと、身体だけでなく心の面まで周りの方にサポートしていただきました。。。 誰かを頼ること、受け取ることも、大切なことだなと今回のプロジェクトを通して改めて感じました。 そして、その役目を誰かも必要としているのかもしれないです。 心の繊細な動き、感覚に耳を澄ませて、 時々かき消してしまいそうになることも、 出来るだけ、寄り添って。 外側の情報より現実の出来事より誰かの言葉より社会の常識より何より、まず自分の本音を信じてみる。 心に聞いてみる。 それを言葉にしてみる。行動にしてみる。 日々の自分との向き合い方、心との向き合い方が、 表現に繋がって自分の人生の生き方に繋がっていくのかなと、プロジェクトを終えて、ふんわり感じています。 表現者として生きる上で、繊細な感覚を掴んでいくこと、寄り添うこと、信じてみること。これからも大事にしていきたいです。 ピュアな感覚をいつもそのままで在り続けていきたいです。輝かせていきたいです。 なんだか話がまとまらなかったですが、 私にとって、最高の記憶に残る一日となりました! ご協力下さった皆さん、 フライヤーを置いてくださった施設、お店の方々 参加してくださった子どもたち、親御さん 観に来てくださったお客さまたち 本っっっつ当に、心から、お礼申し上げます。 皆さんの記憶にも残る、素敵な一日であれたら、何より、嬉しいです。 ありがとうございました!!!!! 一部のメンバーで記念写真 もっと見る