2013/05/15 10:58
このキャンプの特徴のひとつはいつも音楽があることでしょうか。そんなの珍しくもありませんか? でも、たとえば口笛や鼻歌ひとつ、歩きながらつま弾くカリンバ、ギターを抱えての山登り、会場の隅っこに置かれたジャンベを気分に任せてたたくひととき、インディアンフルートを携えたこのココペリジジイなどなど、音楽を奏でたり聴く場を特別に設けるばかりじゃなく、音楽と共に生活しています。言葉だけでは取れないコミュニケーションを少しでも柔らかなものにしてくれる音楽の力を、ますます感じるようになりました。
この写真は、会場入りした直後の様子です。三十分ほどの間に、すっかり打ち解けた雰囲気になっていました。キャンプでよく合唱する歌のひとつは「虹」。福島に帰宅したのちも子どもたちが歌っていることをときどき耳にするんですよ。やがてが芸が身を助けるかも知れません(笑)。自分の内を表現すること、などと言うと大袈裟に過ぎますが、せめてキャンプの間ぐらいはと歌って踊って思いっきり遊んでいると、帰る頃にはまるで別人のように感じられる子もいます。