2014/03/14 05:17
今回の作品のラストに、吹雪のシーンがあるので、黒澤明監督の「デルス・ウザーラ」を見直してみた。
ソ連で撮影された1975年アカデミー賞外国語映画賞受賞作だ。
探検家と地図を作るために同行した先住民のガイドとの出会いを通して、自然と文明の葛藤を描いている。
自然の厳しさを描きながら、それを美しく撮っている。どうやったら、あんな風に撮れるのだろう。
原発再稼働の今こそ、予言的で、多くの示唆に富んでいる、全ての人に見て欲しい映画だ。