皆様ご無沙汰しております。
月日の経つのは早いもので、年越しも間近になってまいりました。私たちはより良いものができるよう相変わらず制作工程を繰り返し続けております。なかなか終わりの見えてこない苦しみもありますが、ささやかな発見や進歩が感じられ充実感も強く感じております。
この一年を振り返っても、友人の結婚式以外他に何も思いつかないほど作業に没頭させて頂いております。奉納の時期はおよそ六月下旬をめどに考えておりますが、許される限りの時間を使って引き続き制作を進めていきたいと思っております。
また、先日阿蘇神社へ伺ったところ、拝殿の撤去作業は順調に進み、本殿が見渡せるほどになっておりました。
楼門は解体を行うための覆い屋根が出来上がりつつありました。元旦までには屋根が完成し、順次楼門の解体が始まるものと思われます。
本当に本年は怒涛の一年でございましたが、皆様からのご声援も頂きまして、何とか年末を迎えることができました。また来年も温かく見守っていただければ幸いです。
文末になりましたが、皆様が良いお年を迎えられますよう、九州は豊後の地より、祈念しております。
蛍丸伝説プロジェクト実行委員会 福留裕晃