おかげさまで30%を超えることができました。皆様のご支援、拡散のご協力に、ほんとうに感謝いたします。「石川県のNPOのリーダーは、具体的に、どんな悩みを持ってるの?」と、ある方から聞かれました。お友達の、村田いづみちゃんに、聞いてみました。いづみちゃんは、「あかりプロジェクト」という、摂食障害の人たちの助け合いのグループを運営しています。長くて苦しい摂食障害の経験から立ち直って、いま、「あのとき自分がほしかった支援を、今苦しんでいる人たちに」と、がんばってます。優しくて、なんでも話を聞いてくれる、いつも包み込んでくれる人で、私のこころの支えです。そのいづみちゃんの悩み・・・ ・奥にある思いや活動の意義に共感してもらうことの大切さや難しさ・活動メンバーの輪を広げる難しさ・メンバー同士がモチベーションを互いに保ち続ける難しさ・膨大な作業量を前にして、気づくと一人でやってしまっているふがいなさ・先が見えなくて焦るときについ感じてしまう深い孤独感どれもこれも、わかるわ~~~!とくに、・メンバー同士がモチベーションを互いに保ち続ける難しさこれ。NPOの活動って、ボランティアで参加しているメンバー同士は、モチベーションだけでつながっている関係。例えば、ミーティングで集まってもらうときに、時間に遅れて参加する方もたくさんいらっしゃいますが、進行する側は、どうしても今日中にここまで決めないといけない・・・とか事情があって、どんどん進めていく。そうすると、話が途中からだから分からなくなって、明らかにつまらなさそう、という人が出てくる。どうしよう?もう次のミーティングには来てもらえないんじゃないか?とか、いつも心配。いま、どれくらいのやる気で来てくれてるのかなあ?ほんとはもう嫌々だけど断れないのかなあ?それとも、もっとガッツリやりたいのに、大した活動内容じゃないからつまんないなとか、思ってるかな?その人にとって、モチベーションをよい状態で保つための、適量の仕事は?これをお願いしていいのか?ダメなのか?やるよと言ってくれたけど、期日通りにやってもらえないときは、強く言ってもいいのか、それとも、そもそも無理だったんだから言わないほうがいいのか?判断がつかないことがよくあります。そして、遠慮しながら割り振るくらいなら、自分でやってしまおう・・・となって、自分のところにばかり、ノウハウや人間関係が集中してきて、活動がひろがらない。あなたが言い出した活動なんだから、あなたが責任もって続けなさい、と言われることもある。でも自分だけにノウハウが溜まっていっても、社会の困りごとを解決するにはほどとおい。「みんなで歩いていく」ためには、どんなスキルが必要なんでしょうか?そんなことを、コミュニティオーガナイジングのワークで、学びたいです。写真は、いづみさんたちが 「誤解に苦しんでいる人を救おう!『摂食障害あいうえお辞典』の発行」 のために資金集めしたときのもの。私にはNPOの活動は向いてない・・・ってあきらめるんじゃなくて、「私大丈夫!」って、いまこそ、思いたい!





