前々回にご紹介した「わがや'n わおん」では、だがしやさんの他にも、「ゆーがたハウス」と名付けられた学習支援や、高齢者のためのサロンなども行っています。
この日は「ゆーがたハウス」。
小学生や中学生達が、勉強をしに通ってきます。
地域の方のご厚意で貸して頂いている古民家は、とても大きく広いおうちです。
和室が中心となった家屋は大変居心地がよく、落ち着きます。
ここでは、格安料金で大人も子供もお食事をとることができます。
「こども食堂」というより、ゆーがたハウスに来て、勉強をして、ちょっとお腹がすいたらご飯も食べられるよ、そんなふうに、自然な形で食事もしてもらえたら・・・と、わおんの杉浦さんはおっしゃいます。
作ってくださるのは、ボランティアの方々。
「自分たちの作った食事を喜んでくれる子どもたちの笑顔が、作るはりあいや、やりがいにつながります。
また、一緒に食卓を囲みながらの食事も、楽しいのです。」
あたたかく子どもたちを見守ってくださるこうした地域の方々のご支援が、「わがや'n わおん」を支えています。
勉強して食事をして、また勉強する子ども。
食事だけ食べにくる子ども。
そのスタイルは様々ですが、駄菓子屋に通ってくる地域の子どもたちや、高齢者サロンに通ってくださる地域のみなさんも、この食堂に集うような場になれば・・・地域みんなの居場所になっていければ・・・それが杉浦さんの思いです。