2017/10/20 09:27
多可町は兵庫県のほぼ中央に位置し、四方を緑多き山々に囲まれた自然豊かな町です。そんな多可町は誇るべき「三つの発祥の地」としての顔も持っています。「杉原紙発祥の地」「山田錦発祥の町」そして「敬老の日提唱の町」です。
1947年の9月15日に多可町の前身である野間谷村で、敬老会を村主催で開催したのが今の「敬老の日」に繋がっています。資料を紐解きますと、当時招待された人々は「55歳以上」だったようです。現代においては55歳を老人と意識する人は居られないはずです。平均寿命の伸びと共に健康的に長生きされる方々も増え、仕事に趣味に毎日を生き生きと暮らして居られます。そんな方々に当時の門脇村長の思いを受け継ぎ、ゆったりとした気分で、伸び伸びとグラウンドゴルフを楽しんでいただきたいと思い、廃校を整備してきました。多可町にお住まいの方々だけでなく、多くの人に活用していただきたいと願っております。みなさんも一度、多可町に足をお運びください。「提唱の地」の記念碑は、八千代プラザ玄関に建っています。