
※はじめに
今回のレポートには蓮の実(花托に入った状態)の写真がございます。
集合体恐怖症(トライポフォビア)をお持ちの方にはショッキングな画像となりますので、配慮として記事最後の方へ該当画像を張り付けておりますが、閲覧をして気分が悪くなった場合はすぐに画面を閉じてください。
今日は蓮の実を使った料理を作りました!
蓮の実は花が咲いた数週間後に採れる、花托の中にあるどんぐりのような形のものです。
花托からどんぐり状の物を取り出し、さらにその殻を割ると中から白い果肉が出て来るのです。そこが可食部分。
鹿野では蓮ウォーキングというイベント開催されるなど、蓮畑も有名です。
しかし地域の方に試食頂いたところ、蓮の実を食べる風習はあまり無いようです。
蓮の実は中国や東南アジアではポピュラーな食材。日本でも弥生時代から食べられているとか。
非常に栄養価が高く、お通じを良くするなどの効果もあるそうです。
過剰摂取は体に不調をもたらすため、銀杏よろしく食べ過ぎにはご用心。
(ボウルの中に入ったものが果肉。黒い部分が渋みを持っているそう)
今回の調理の仕方は三種類。
・殻つきのまま塩と一緒に炒ったもの(塩炒り)
・中身を蜜で煮たもの(蜜煮)
・蓮の実を多めにしたごま豆腐(蓮の実豆腐)
地域の方々に試食頂き、渋みなどの検討・調整部分もございますが、おおむね好評のようです。
昨日今日と蓮の実豆腐をメニューとして提供させていただき、珍しさとともに美味しいとのお声を頂きました。新メニューにも出来そうです。
蓮の実は今が旬、というより今だけ食べられる食材です。花が咲いてから三週間程度で収穫可能ですが、放置している間にしぼんでしまいます。
時期の限られた珍しい季節の食材、蓮の実。研究も楽しいです。
お知らせ
先日のレポートでお知らせした通り、今週から営業時間を変更いたします。二度目となりますがご了承ください。
現在は土日の夜、18:00~21:まで営業しておりますが、こちらを予約制とさせていただきます。
少人数であれば前日のご予約も承ります。予約があった日は駆け込みの方もOKですので、ご気軽にお電話ください!
写真
以下花托が映った写真を貼っております。
花托から蓮の実を取り出している写真です。
硬そうに見えますが、スポンジ状で意外と簡単に取り出せました。