栗の無農薬栽培に人生をかけて取り組む「くりけんの伊藤直弥」への支援にご協力ください!
豚コレラの発生で栗の無農薬栽培がピンチです。
今回のプロジェクトの立上げ人の一人であり、支援の対象者でも一般社団法人栗のなりわい総合研究社(くりけん)の伊藤直弥のコメントを記載します。
助けて下さい!
豚コレラの発生で今年の栗の収穫量が予定の1/3ほどしかなく、来年の栗栽培の資金が不足しております。
2016年4月に「一般社団法人栗のなりわい総合研究社」(略称くりけん)を立ち上げてから3年半、日本各地の方に良質な栗を無農薬で栽培し、その地域を活性化し、それぞれの地域で暮し続けることを目的に栗栽培や剪定技術の指導・講習を頑張ってきました。講習料だけでは運営費が不足するため、岐阜県恵那にて自らも栗生産と販売を行い、法人を維持してまいりました。ところが、今年は恵那の圃場に入れる予定のとんぷん堆肥が豚コレラの発生と蔓延で使えなくなり、急遽、鶏糞を買えるだけ巻きましたが予定外の出費のため、花芽の着く大切な時期に肥料切れを起こしてしまいました。
そのため肝心の栗の収穫量が予定の3分の1となり、来年の栗栽培の運転資金が厳しい状況となっております。来年の計画においては協力して頂ける養鶏業者さんを確保し、また炭素資材の籾殻を大量に分けて頂ける方とも約束ができております。
来年は栗の収穫を必ず3倍にできる様に頑張ります。
来年の栗販売後の集金までの約1年間の維持費として350万ほど足りません。その不足分の一部をこのクラウドファンディングにてご支援いただきたく、お願い申し上げます。もちろん、最大限無駄な経費は無くすよう進めてまいります。
無農薬栽培の栗を望んで下さるお客様が大勢おります。そのお客様の期待に応えるため、来年の栗栽培を成功させます。本当に勝手なお願いをして申し訳有りません。皆様、どうかご支援ください!
くりけん伊藤さんの目的は高品質の栗の生産による農家の自立支援
このクラウドファンディングのプロジェクトはくりけん伊藤直弥と支援者を代表して株式会社iLocal(アイローカル)の永井昭弘が共同で執り行います。
(株)iLocalはこれまで数年間、岐阜県恵那市や愛媛県内子町石畳、高知県四万十町で伊藤さんが栽培を指導し、生産された無農薬栽培栗を新潟県小千谷市の雪室に貯蔵し熟成させることで糖度が20度を超える「雪室栗」を作ってきました。雪室による熟成効果もさることながら、素材である無農薬栗の品質がなにより素晴らしく、非常に価値の高い農産物です。この無農薬栗があってこその「雪室栗」なのです。
また、くりけんの目的は単に品質の高い栗を生産することではなく、栗栽培農家が生産から販売までをトータルで行うことでそれぞれの地域で自立して暮らしが成り立ち、またその地域が活性化することにあります。まさにこれからの日本の農業が目指すべき姿の実現に尽力するくりけん伊藤さんの姿勢に共感し、その活動を来年以降も継続できるよう、その一助として今回の支援ファンドを立ち上げました。
「雪室栗」を返礼品に
今期、(株)iLocalがくりけんから購入した岐阜県恵那産と愛媛県内子町石畳産の3Lサイズ以上のとても大きな無農薬栽培栗を現在、新潟県小千谷市の雪室に貯蔵しております。その「雪室栗」をこのクラウドファンディングの返礼品として提供します。
雪室熟成栗は2017年7月18日に放送された「ガイアの夜明け」で取り上げていただき、大きな反響を呼びました。まだ少量の生産のため販売が限られており、知る人ぞ知る特別な栗です。
天然のマロングラッセ、雪室栗とは
雪室は古来より雪国の知恵として伝承されてきた技術です。
雪室に留学している間、栗は寒さによって凍らないようにするために
自分のでんぷん質を糖化させて熟成します。
そして、雪室では室温がほぼ0度のまま。
冷蔵庫では平均0度にはなるのですが、室温は変動してしまいます。
室温が変動すると繊細な栗はストレスを感じてしまうのです。
室温が変わらない雪室では栗はストレスを感じることなく穏やかに熟成されていきます。
そして、数ヶ月経ったころ。
栗は完熟し20度を超える糖度になり、とても上品な風味の栗に育ちます。
わたしたちのおすすめは「焼き栗」です。
ただ焼くだけ。
焼きたての栗を口に含むと、独特のねっとりした食感がお口の中に広がります。
それはもう天然のマロングラッセ!
雪室で熟成させたくりけん伊藤さんの無農薬栽培栗をぜひお試しください!
●無農薬栽培栗の取り組みに賛同する方々より応援の声をいただいております!
鶴田賢一さん 50代男性 山梨県在住
昨年、岐阜県恵那市の栗農園に見学に行き、伊藤さんから直接解説いただきました。大変に実直な方で、またアカデミックな 方でした。この方が作られた栗も当然購入していただきましたがその人柄通り最高の品質・美味しさでした。またその栗を雪室で熟成させた「雪室栗」は、さらに甘みとデザート感がました極上の仕上がりで、あえて自分で焼いたり・茹でたりする面倒を上回る価値があると私は思いました。来年以降もその最高の栗栽培が続くよう心より応援し、僅かながら支援させていただきます!
斉藤香織さん 野菜ソムリエ上級プロ/食育マイスター 高知県在住
農薬や化学肥料を一切使わない栽培は大変です。栗に関しても、的確な時期に的確な量の有機肥料を与えないと樹勢が弱ってしまいます。そこを見極める眼、熟練した栽培技術がないと栗の無農薬栽培はできないのです。また伊藤さんが素晴らしいのは剪定技術であり、その指導によって各地で大きくて上質な栗が取れるようになりました。今回その上質な栗がirocalさんとコラボして、雪室で熟成した暁には天然のマロングラッセになるって?縄文時代より栗と人間の付き合いは長きに渡りますが、栗は確実に進化遂げているようです。私も雪室栗を楽しみながら、伊藤さんの無農薬栽培栗への取り組みを応援させて頂きます!
● 支援金の使いみち
支援金は返礼品の送料、段ボール等の部材実費、箱詰め等の作業委託実費を控除した後の全額を一般社団法人栗のなりわい総合研究社の来期の活動資金の一部とさせていただく予定です。
● 現金によるご支援方法
本プロジェクトへのご支援は原則カード決済となりますが、カードをお持ちでない方や支援方法がわからない、煩わしいという方には、起案者が現金をお預かりし、代理で決済致します。
ご希望の方は下記までお問い合わせ下さい。
関東:永井昭弘 電話番号:090-2569-6786
関西:岡室俊之 電話番号:090-1885-1678
メール :yukimuroguri@gmail.com
● 実行スケジュール
2019年11月15日(金)~12月7日(土)にクラウドファンディング実施。
2019年12月第2週より順次リターン品を発送予定。
● お問い合わせ先
株式会社iLocal
代表取締役 永井昭弘
最新の活動報告
もっと見るプロジェクト達成御礼
2019/12/08 09:36感謝 「栗の無農薬栽培技術者を救おう!」プロジェクトが終了いたしました。ご支援いただいた皆様、情報拡散にご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。おかげ様で120%達成!という素晴らしい結果となりました。本当にありがとうございました。 ご支援いただいた皆様にきちんと返礼品をお届けすること、 来年以降も無農薬栽培栗を生産し、また雪室栗を継続すること、 この2つの大事な仕事が残っておりますので、起案者一同、引き続き頑張ります。 今後ともご支援をよろしくお願いいたします。 もっと見る
おすすめの栗の食べ方、それは「素揚げ」
2019/12/03 13:14お酒のつまみとしての栗、それは「素揚げ」です。 栗はスイーツや和菓子のイメージがありますが、この素揚げはビールやワインのおつまみにぴったりです。油で揚げると渋皮のしぶみがとびます。ほんのり残った渋みが大人の味に。 外の硬い鬼皮をむかなければならないので、少しハードルが高いかもしれませんが、試す価値大ですよ! 用意するもの 栗、揚げ油、塩 1.栗の鬼皮をむく 渋皮は残します。渋皮にはポリフェノールがたっぷり含まれています。(くりくり坊主があると便利。周りを一周するようにむき、その後、側面をむくと簡単にできます。) 2.栗を5ミリぐらいにスライスする 栗の大きさや形にもよりますが1つの栗で4~5枚ぐらい。 3.揚げ油を170℃にし、揚げる時間は3~5分。 まわりの色や中央が薄茶色になってきたものから取り出す。 4.揚げたてに塩を振り、できあがり!! 鬼皮を剥いた状態 スライスはこれくらいの厚さ 薄いので少ない油でも揚がります はい、できあがり! くりくり坊主を使うと皮むき簡単です! 側面をぐるりと剥くと簡単に。 もっと見る
雪室熟成栗で焼き栗を作ってみました
2019/12/01 17:54山梨の応援団長に続き「大阪の応援団長」岡室さんから焼き栗のレポートが入りました! 栗の調理は初めです。どうやって作るか迷ったのですが、簡単そうなガス調理器の魚用グリルを使いました。 準備、ほとんどありません(笑) 栗を洗って、縦に包丁で切り込みを入れるだけ。切り込み入れておかないと爆発?しちゃうみたいです。 そして栗をこのようにグリルに並べて中火で10分弱ほど。 そうするとこんな感じで焼き上がります。 ほっこりして甘い!でも、甘すぎないんですよね。 上品な感じです。 焼く前に切れ目を入れてるので簡単に2つに割れます。それをスプーンですくって食べると面倒な皮むきもいりません! ためしに渋皮ごと食べてみたのですが、意外と苦みがいい感じです。 軽く塩振ってみると・・・。なんだかお酒とも合いそうです。 皆さんも色んな食べ方を試して下さいね! もっと見る