飯田燈籠山祭りの伝統・文化を未来へつなぎたい!!
FAAVOをご覧の皆様はじめまして飯田町燈籠山祭り保存会です。
私たちのプロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。
飯田燈籠山祭りは能登半島最先端の珠洲市飯田町に鎮座する春日神社の祭礼で、その起源は江戸時代の寛永年間初期(1625年頃)に遡ります。神事としては「おすずみ祭り」と呼ばれております。
※榊(さかき)神輿(春日神社本殿)
大正時代に電線の架設により高さ約15mあった燈籠山が町内を巡行できなくなったので燈籠山人形が作られなくなりました。
※電線が架設する前の各町内の燈籠山
飯田町は8町内から成り、各町内に1基ずつ曳山を所持し「町内の宝」として大切にしています。
燈籠山祭り当日には町内の子供からお年寄りまで曳山の前に集まり集合写真を撮ります。
昭和に入り市政記念やイベントなどで燈籠山が出され、昭和58年に燈籠山祭りの更なる発展を目指し飯田町燈籠山祭り保存会を発足させ、一度は無くなった燈籠山を町民の祭りに対する熱い想いから復活しました。
※昭和58年燈籠山人形(大黒天)
飯田燈籠山祭りのファンを獲得し自立した祭りにしたい
そのために、ファンが欲しがるグッズを作り、「参加」「体験」できるツールを成長させ、それを一つの収入源として地域と燈籠山祭りを担うファンとの架け橋とします。
年に1度の飯田燈籠山祭りは、世代を超えて子供からお年寄りまで多くの人々を引き合わせ、飯田町全体に活力を与える大きな役目をもっています。
故郷珠洲を離れ生活をしている方も、この日だけはと仕事を休んでここ飯田町に帰って来ます。
「久しぶりやね」「元気にしとったかいね」「今年もいい祭りやった」「また来年」
飯田町に結集した人々がお互いに声を掛け合い、労い、このわずか2日間のひとときを共有します。
15年前と比べて人口が1/4減という現状
珠洲市の中心市街地である飯田町でも、人口が15年間で約500人、割合にして1/4が減少しています。人口減少に伴い、町民から募る祭りの資金や人足が不足しており、地域住民だけで祭りを継続していくことに限界を迎えています。祭りだけでなく、地域自体の存続が厳しい時代へと突入しました。地域の輪を広げ、地域と外をつなぎ、たくさんの人々に関わってもらえる新しい仕組みづくりをしていくことが私たちの急務です。
100年先まで続けるために
約750年も続いてきた飯田燈籠山祭りは、今も変わらず人と人が深く結びついています。
燈籠山祭りの魅力を広く発信し、故郷珠洲を離れて生活している方や燈籠山祭りを愛する方、これを機に燈籠山祭りを知った方等、たくさんの方々の力を借りて「みんなで創る飯田燈籠山祭り」を目指します。
また、祭りをより身近に、より楽しめるように「燈籠山ロゴ入り枡」や「燈籠山オリジナル法被」等のお祭りグッズの開発や「曳手体験」や「よばれ体験」等、より深く祭りに触れるきっかけを作り、少しでも多くの方が飯田町と関わってもらえる仕組みを整備します。
今年は2年に1度の人形制作の年
飯田燈籠山祭りでは2年に1度、シンボルとなる燈籠山人形を作り変えており、今年は制作の年です。
祭礼当日だけではなく、準備作業の段階からたくさんの方々が関わりやすい環境を整えます。祭りを一緒に創っていくことの大切さを伝え、子供からお年寄りまで世代を超えたコミュニティが生まれることに期待します。
2020・21年 燈籠山人形
題名【火事場の馬鹿力】
【人形題材説明】
飯田燈籠山祭りは大事な時期を迎えており、この大事な時を「火事場」と例え【火事場の馬鹿力】としました。
この燈籠山祭りの大事な時に町民が一丸となって士気を高めるため「火消しの纏持ち」をイラストにしました。
● 支援金の使いみち
・お祭りグッズの開発
燈籠山法被・Tシャツ・手ぬぐい・枡・カレンダー
・お祭り体験
人形作り・曳手・よばれ
・人形制作
土用の入り 一番暑い時に一番熱い祭り
飯田燈籠山祭りの生の迫力を体感!!
7月20日・21日
一緒に祭りせんけぇ~
みんな待っとるよぉ~
【開催場所へのアクセス】
【問い合わせ先】
飯田町燈籠山祭り保存会
〒927-1214
石川県珠洲市飯田町16-21-1(飯田わくわく広場内)
TEL&FAX:0768-82-7890
担当:企画広報部会
部会長 川元 純
最新の活動報告
もっと見る祭り作業レポート!
2020/03/18 19:48本格的に祭り作業始動 3月の初めに準備作業を行いました。 整理からはじめて準備をしておかないと、一日で終わりそうにありません。 先日15日日曜日に、大台の移動、解体作業を行いました。 大台とは、燈籠山人形が乗っている下の台の部分です。 飯田わくわく広場本館の上部に年間を通じて展示されているのですが、人形制作のときに邪魔になってしまうので、これをおろして、絵を外し、バラバラにします。 運んでいるのを見ても大きさがわかります。 これでも半分の大きさです! 人形の解体 次は人形の解体です。燈籠山人形は2年に1度作られています。 すべての人形をとっておくことはできないので、定期的に道具倉庫を整理し、古くなった人形は解体されます。 この鬼も一部なのに、とっても大きいのです。10メートル以上も上に上がると小さくみえてしまいます。 配線など、次の人形にリサイクルできるものがあれば使います。寒い中、外での細かい作業に、自然と顔が険しくなります。それとともに、仲間との会話が楽しさにかわるから不思議です。 今年の祭り準備作業の本格始動です。もうクラウドファンディングの期間も2週間きりました。もちろん、作業ができる人数も10年前と比べるととても少なく、10年前に現役だった人は、今ももちろん現役です。 作業は熱意と地域を想う気持ちですすめることができても、資金に関しては腕を組んで下を向いてしまうことも多いのが現状です。 一人でも多くの人が支援してくれるように、私達は今まで以上に地域と祭りを守れるようがんばります! もっと見る
企画部会始動しています
2020/02/29 20:52企画広報部会の会議 飯田町祭礼委員会の企画広報部会の会議が先日2月27日に飯田わくわく広場で行いました。飯田わくわく広場は燈籠山祭り本番には燈籠山が設置されたり、人形を作る際には本館で布貼りなどがおこなわれたりと、飯田町祭礼委員会にとって、なくてはならない場所です。普段は地域内外問わず、イベントや会議などに使用できる貸館施設です。 会議には飯田町の8つの町内から選ばれた方が出席しています。いろんな話をしながら、祭りのこれからや、具体的な動き方などを話します。 オリジナル法被は支援の目印 今回の会議ではクラウドファンディングについてが主となって話し合われました。返礼品の用意についてや、当日の体験についての想定など、初めてのことなので話はつきません。 写真の真ん中においてあるのは、お祭り体験で使われるオリジナルの法被です。2年前に祭礼委員会で正式にオリジナルの法被を作ったもので、50,000円コースと100,000円コースの返礼品の中にも入っています。 この法被を着ていたら、飯田町民は「あ!この人支援してくれてるんだ!」って一目でわかります。 祭りに地元じゃないと入りにくいって思っていませんか? 実は、地元側は知っているか知らない人かでしか判断できないのが原因にあります。 でも、この法被を着ていれば、全然顔が知らない人でも「ありがとう!」という気持ちが地元に生まれる目印になります。 今はこの考えがまだ広がりを見せていませんが、そこは企画広報の出番ですね 笑 ぜひ、この考えを飯田町中に広めて、支援の輪を広げていきたいと思います。 クラウドファンディングに支援する場合は、クラウドファンディングに会員登録が必要です。お手数ですが、登録いただき、ご支援お願いします! がんばります! もっと見る
北國新聞に掲載されました
2020/02/06 19:04北國新聞に掲載されました。 2月6日(木)の北國新聞朝刊に、飯田燈籠山祭りのクラウドファンディングが掲載されました。 タイトルが「存続へネット基金」と書かれています。 地元では、飯田町祭礼委員会の新しい取組として回覧板で周知しています。一人でも多くの人に知ってもらって、少しでも協力の輪が広がってもらえれば幸いです。 もっと多くの協力をもらうにはまず地元のクラウドファンディングのハテナから答えていくことが必要なので、各町内でクラウドファンディングの説明会をすすめています。 もっと見る