2015/02/16 13:14
こんにちは。今日は種子島の農業事情について書きます。
離島にしては珍しく、とても平らな種子島。
なので、とても農業が盛んで、サトウキビと安納芋が主な農作物です。
農業が盛んということは、それだけ海に農業排水が多く流れ出ているのです。
黒潮が近くを通っているので一見海水は綺麗なのですが、実際は河川の汚れが海に流れ込み、河口の海の中は、生物が生息するにはあまりいい環境とは言えません。
およそ3000戸ある種子島の農家さん(この数は安納芋を作っていない方も含まれていますが)の中で、わずかに7戸ほどしか無農薬にこだわった安納芋つくりをしていないというのを知って驚きました。でも実際は除草剤や防虫剤なしで、高齢の農家さんは生活するだけの農作物をつくることはできないのです。農家さんを否定しているのではなく、社会の仕組みが、海の自然を考えていない、気にしていない、海水は薄めてくれる、後先考えていない、からだと思うのです。
これからの人は、現代技術を使い昔しの暮らしに少しずつもどる時だと思います。無農薬安納芋をつくる農家さんが増えることを期待したいし、労力に見合う売上があがらないといけない。そんな力に、この活動が少しでも力になれればと考えています。
種子島が無農薬農業の島で有名になる。そんな時が来ることを夢見て。
このプロジェクトに応援のほど、よろしくお願い致します。