はじめに・ご挨拶
はじめまして。STEPS Musical Companyと申します。 我々は、1990年に設立され、今年で創立30周年を迎える慶應義塾大学公認のオリジナルミュージカルサークルです。役者、脚本はもちろんのこと、舞台美術、照明、音響、宣伝美術、制作、 衣装、映像、小道具、作曲、振付など、全てを一から作り上げています。 200人規模の外部会場を借りて年に2回開催する本公演をはじめ、年間6〜7本のオリジナルミュージカルを上演しております。 所属人数は120人を超え、慶應義塾大学最大のミュージカル団体として日々お客様の心を動かす作品づくりに取り組んでおります。
プロジェクトをやろうと思った理由・実現したいこと
我々は例年3月と9月に300万円以上の経費をかけて、大学外の会場を借りて公演を実施しておりました。公演の脚本は半年前に選挙で選ばれ、構想自体は1年以上に及ぶなど、学生生活の多くの時間を割きこの公演に向け準備を重ねてきました。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大を受け、お客様およびスタッフの安全を最優先に考えた結果、やむを得ず今年の3月に予定していた第57回本公演および今年の9月に予定していた第58回本公演を完全中止とする判断をいたしました。同様に毎年卒業生を送り出すために半年以上の時間をかけて準備を重ねてきた追い出しコンパ、5月に予定していた小劇場における公演も中止とせざるを得ませんでした。
これに伴い発生した多額の損害により、団体としての手元資金は急激に減少しており、今後の活動にも支障をきたしかねない状況となっております。 さらに、新型コロナウイルス感染拡大を受け活動拠点としている大学学内施設の閉鎖、新入部員の大幅減少など、活動環境は急速に悪化しております。今後活動を継続していくため、構成員からの資金集めは行う予定ですが、なかなか学生である構成員のみで全てを賄いきるのは難しい財政状況です。 そこで、我々の活動にかける想いをクラウドファンディングサイト上に掲載し、賛同してくださる方々にご支援いただけないかと思い、当プロジェクトを発足させました。
これまでの活動
STEPS Musical Companyでは年間を通じて様々な公演づくりに取り組んで参りました。
【年間スケジュール】
4月 新入生向け公演(舞台体験)
5月 小劇場公演(5月企画)
7月 新人公演
9月 夏季本公演
11月 三田祭公演
12月 小劇場公演(12月企画)
3月 春季本公演
過去の公演の詳細に関しましては弊団体公式HPをぜひご参照ください。
STEPS Musical Company 公式HP
▲過去に行われた本公演の様子
▲昨年夏に行われた本公演
▲毎年三田祭で行うミュージカル公演では大学の一般的な教室に舞台を設営します
資金の使い道
頂いた支援金に関しましては全額STEPS Musical Companyの団体予算として使用させていただきます。一度団体予算に組み込ませて頂いた後、コロナからの復活後に行われる公演の予算として各公演に予算を分配し利用させていただきたいと考えております。
リターンについて
●1,000円:部員からのお礼メール
●3,000円:部員からのお礼メール・STEPSオリジナルステッカー
●5,000円:部員からのお礼メール・STEPSオリジナルステッカー/クリアファイル
●10,000円:【プランA:チケットプラン】(先着8名様)
部員からのお礼メール・STEPSオリジナルステッカー/クリアファイル・STEPS Musical Company公式HPへのお名前掲載・次回公演チケット1枚(注)
●10,000円:【プランB:グッズコンプリートプラン】
部員からのお礼メール・STEPSオリジナルステッカー/クリアファイル/トートバッグを・STEPS Musical Company公式HPへのお名前掲載
※注:例年9月に開催しております2020年度夏公演は、現在の情勢を鑑みて公演中止の判断をさせていただきました。こちらのチケットでは2021年3月に予定しております2020年度春公演のご希望回にご招待させていただきます。詳細に関しましては、STEPS Musical Company制作部よりメールにてご連絡させていただきます。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施致します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
実施スケジュール
8月1日 クラウドファンディングプロジェクト開始
9月30日 クラウドファンディングプロジェクト終了予定
10月中〜 リターン順次発送予定
最後に
構成員皆ミュージカルの創作活動と本気で向き合い、常にどうやったらお客様の心を動かせる最高のミュージカル作品を生み出せるかそれぞれの立場から考えて日々公演活動に励んでおります。大学生活の期間は4年間で、当団体も歴代4年間在籍したら団体を卒業するというルールの下活動を続けて参りました。その貴重な活動期間のうち約半年間公演が全くないことは前代未聞の事態であり、構成員一同歯がゆい思いでいっぱいです。
半年間創作活動を止めざるを得なかった分、活動再開が許されるようになった暁には自分たちが注げるベストな作品を作りミュージカルへの思いはコロナにも打ち勝てることを証明したいと考えております。
コロナの影響を抜け出した後には必ずまた皆様の心を動かせるミュージカルを作成したいと一同考えております。ご支援のほど何卒よろしくお願い致します。
最新の活動報告
もっと見るResilience
2020/09/29 20:00本プロジェクトにご関心をお寄せいただきありがとうございます。皆様の温かいご支援により、おかげさまで支援金額は本日までで70万3500円を突破致しました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。当プロジェクトは明日をもって終了させていただきます。ご支援頂いたみなさんは本当にありがとうございました。ただいまリターンの準備をサークル員一同で進めております。準備が整い次第、発送予定ですので楽しみにお待ちください!本日の最後の活動報告では、当プロジェクトの実行メンバーの3年生の下田平君に書いてもらいました!ぜひご覧ください!!!こんにちは!!!!! ご紹介にあずかりましたSTES3年の下田平と申します!ってバトンタッチされた風に書きましたが、、実はこの活動報告は各メンバーに原稿を貰い、これまでずっと私が更新していました!!(笑) さてこれまで計10人の活動報告をお届けしましたが、現在STEPSに所属しているサークル員がどのような思いでどのような活動をしているかは伝わったでしょうか? OB・OGの皆様やサークル員の親族の方々、又STEPSを応援してくれている皆様、今回このcampfireのサイトでSTEPSを知り、ご支援いただいた皆様に現在のSTEPSを知っていただければ幸いです!と少し前置きが長くなってしまいましたが、私自身がどうしてこの活動に実行メンバーとして参加したのか勝手ながら書かせていただきます。私は毎年7月に開催される1年生、2年生が主体となって初めて公演を作る新人公演の舞台監督を務めています。ですが、4月に緊急事態宣言が発令され、キャンパスが閉鎖されることになり新人公演の7月開催を断念せざるえなくなりました。 ですが、1年生が初めて主体となって公演に参加でき、また運営側として2年生が下級生を引っ張る経験ができる場を簡単になくしたくないという思いから12月に延期開催案を提案し、認めていただきました。その際に入部者の激減や公演中止による損失によった財政状況の現状ではよりお金が必要となることが予想される新人公演の開催が困難になると思い、4年生の先輩2人が始めたこのクラウドファンディングプロジェクトにメンバーの1人として参加させてもらいました。このような経緯でメンバーの1人として参加した当プロジェクトですが、皆様の温かいご支援によって70万円を突破することができました。改めて本当にありがとうございました。ご支援頂いた支援の一部を新人公演にも使わせていただく予定です。現在、新人公演は執行部一同をはじめ12月の公演開催に向けて準備を進めております。お客様に直接足を運んでもらう形ではなく、生ライブ配信を予定しており、又お金がかかることない無料公演となっておりますのでぜひご覧になってください! 詳しい日時時間は今後公式Twitterで発信予定ですのでご確認お願いします!今後もこのようなコロナ禍の中では各公演活動は完全に今まで通りに行うことが難しくなってくると思います。ですがそのような状況の中でも題名とした「Resilience(逆境力)」を見せながら、時代の変化に対応しながら決して諦めずに活動を行っていきたいと思います。長々と書いてしまいましたが、最後は私がお気に入りの同期写真で締めさせていただきます! もっと見る
今、演劇に求められること
2020/09/27 18:00本プロジェクトにご関心をお寄せいただきありがとうございます。皆様の温かいご支援により、おかげさまで支援金額は70万円突破致しました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。目標は達成いたしましたが、予定通り9/30までプロジェクトは継続し、いただいたご支援は今後の活動資金として大切に使用させていただきます。今後ともご支援のほどお待ちしております。本日の活動報告では、3年生の相良君に書いてもらいました!役者を中心にSTEPSで活躍する彼の文章ぜひご覧ください!皆様、はじめまして。STEPS Musical Company所属、学部3年の相良と申します。まずは、このクラウドファンディングに協力してくださった皆様、そして、少しでも興味を持って、このページを開いてくださっている皆様に厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございます。さて、これまでの活動報告で、STEPSの近況や、普段のSTEPSの姿、みんなの思うSTEPSについてはたくさん書いてあるので、私は少し別のことを書きましょうかね笑突然ですが、皆様に質問です。学生演劇の意義って何でしょう?役者の技量、機材に使えるお金、どれを取ってもプロに勝つことなんてできません。当たり前です、相手は「プロ」なのです。それを生業にしている人たちなのです。かけられる時間もお金も桁が違います。ならば、学生演劇は不要不急の賜物であり、この世に必要ないものということになります。前半は確かにその通りでしょう。実際、プロでさえも緊急事態宣言下では、上演中止を余儀なくされていました。エンタメは不要不急です。しかし、後半はどうでしょうか。私は、学生演劇こそこの世に必要なものであると思っています。前述した通り、プロはそれを「生業」にしている人たちなのです。すなわち利益がなければ活動を継続することはできません。私たちが普段お金を払って観に行くものは基本的には商業演劇なのです。ということは、作品の内容よりも、どれだけの観客を動員できるかが、上演するしないの決め手となることになります。その点、学生演劇はどうでしょうか。自分たちでお金を払って、創りたいものを創る。収益がどうしても先行しがちなプロと、創りたいものを創って自由に発信できる学生演劇。本気でエンタテインメントの本質と向き合えるのはどちらか、一目瞭然ですね。これこそが、学生演劇の意義だと私は思うのです。STEPSでは、これまで数多くの作品を上演し、その度にエンタメの本質と向き合ってきました。しかし、残念ながら今のこの状況ではその創作活動すら満足に行えません。巷ではリモート演劇やら配信やら出てきていますし、STEPSでも新しい上演の形を模索していますが、そんなものは一時の応急処置でしかないと私は思っています。演劇はあくまで生モノであり、だからこそ「リモート」という言葉が付いているのだと。今必要なことは、そういった応急処置ではなく、エンタメの本質と向き合い、今までにない全く新しい発想を産み出していくことではないでしょうか。まさに学生演劇の出番です。STEPSとしても、今後、withコロナで上演活動を行なっていく可能性も大いにあります。学生が自らのバイト代などからその経費を捻出している以上、これ以上の大幅なノルマの引き上げは、正直かなり厳しいものがあります。ですが今後の上演活動では、安全に稽古を行える場所の確保や、劇場や稽古場での衛生対策など、今まで以上の予算がかかってしまうことでしょう。そうなれば、団体として金銭的理由から上演活動を諦めなくてはならないことになります。これでは学生演劇の意義もへったくれもありません。そのために必要なのは、結局お金です。こんなことを言っては夢も希望もないかもしれません。ですがこれが現実です。本来ならば、金銭的なことは、部員たちで完結しなければならないことです。しかし、今のコロナ禍においては残念ながらこのクラウドファンディングを活用せざるを得ない状況にまで、逼迫してしまっています。お金自体に価値はなくても、お金を活用することで価値を創出することができる。そしてエンタメは、その創出される価値そのものだと思うのです。今後とも、エンタメの本質と向き合い、学生から新しいエンタメを創出していきたいと考えています。引き続き、STEPS Musical Companyへご支援を賜りますよう、何卒、よろしくお願い致します。公演が再開された暁には、必ず価値のある最高の作品をお届けすることをお約束しますので、楽しみにしていてください!!少し堅苦しくなってしまったので、最後に、とびきりのスマイルでお別れしますね笑コロナ前最後の作品となってしまった12月企画での同期写真です。いい笑顔!!みんな楽しそう!!!笑 もっと見る
「今出来ることを着々と」
2020/09/20 18:00本プロジェクトにご関心をお寄せいただきありがとうございます。皆様の温かいご支援により、おかげさまで支援金額は70万円を突破致しました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。目標は達成いたしましたが、予定通り9/30までプロジェクトは継続し、いただいたご支援は今後の活動資金として大切に使用させていただきます。今後ともご支援のほどお待ちしております。本日の活動報告では、2018年の本公演で脚本を務めた4年生の井上さんに書いてもらいました!ぜひご覧ください!!!こんにちはSTEPS Musical Company 4年、井上遥と申します。クラウドファンディングプロジェクト開始から早1ヶ月半。たくさんの方々のご支援を賜りまして先日目標金額を大きく上回る70万円を突破することが出来ました。皆様の温かいご支援に一部員として感謝申し上げます。また、お寄せ頂いたご支援のメッセージを拝見し、これからも1人の “ステッパー” として作品作りに尽力しなければと身の引き締まる思いが致しました。さて、最近のSTEPSは、公式TwitterやInstagramで宣伝している様に目下【コンセプトアルバム『夢上映』】への準備を進めて参りました。本企画では「夢」をテーマにした3つの物語『Forever Summer』『夢喰い』『花火』をお届けします。それぞれの作品が数曲から構成され、合計14の楽曲を公開致します。こちらは、YouTubeで 9月20日に公開、そしてApple MusicやSpotify、LINE MUSICなどの各種サービスで9月下旬〜10月頃に配信予定です。無論一般的にミュージカルで重要とされる照明や舞台美術は今回ありませんが、今「アットホーム」で何が出来るかを執行部始め、団体として思索した結果の作品です。是非、ステッパーの「作品作りを諦めない心」を感じながらお聴き頂ければ幸いです。「こんな生活がいつまで続くのだろう。」私を含めたSTEPS部員に限らず、世界中誰もが感じていることだと思います。しかしながら、「今出来ること・今すべきこと」をしっかりと考えながら毎日を過ごしていけば、きっといつしか全員で安心して公演作りを行うことが出来る日が来ると信じております。皆様のご支援を胸に、STEPS Musical Company部員一同、臨機応変に活動を続けて参りますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。 もっと見る
30周年おめでとうございます。10周年のころに在籍していた者です。 公演本番直前に中止を決断せざるを得なかったこと、本当に残念に思います。また、そのような中でもリモート作業でワークショップを実施するなど、前向きな活動をしていることに敬意を表します。 喜んで支援を申し出たいのですが、公演中止による損失と、資金の使い道の関係が少し気になりましたので、差し出がましいかもしれませんが質問させてください。 公演ごとの費用を部員からの参加費・チケットの売上等で賄うのが本来の形かと思います。中止公演の損失補填(参加費・チケット代の返金)をするのであればわかりやすいのですが、本プロジェクトは「復活後に行われる公演の予算として各公演に予算を分配」とのことです。復活後の公演に、これまでとは違って特別に支援が必要な理由は何でしょうか?また、どれくらいの期間の公演に分配するのでしょうか。 手元資金(繰越残高)がなくなっているので、会場を押さえるなど「先に出ていくお金」の調達が必要ということであれば、「各公演に予算を分配」ではなく、原則としては毎年繰り越されていくお金になると思います(再び赤字公演があればなくなってしまうかもしれませんが)。 中止公演の損失を部員が負担しているので、また、アルバイトが制限される中で、部員からこれまで通りの規模で参加費の徴収をするのが難しいということでしょうか。 あるいは、リモートでの作業や、開催できるか不明確なまま準備を進めなければならないことで、通常以上のコストがかかる見込みなのでしょうか。