本プロジェクトにご関心をお寄せいただきありがとうございます。皆様の温かいご支援により、おかげさまで先日支援金額は60万円を突破いたしました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
目標は達成いたしましたが、予定通り9/30までプロジェクトは継続し、いただいたご支援は今後の活動資金として大切に使用させていただきます。今後ともご支援のほどお待ちしております。
本日の活動報告では,当プロジェクト宣伝ポスターを作成してくれた3年の大徳が団体に対する思いを語ってくれています!ぜひお読みください!
こんにちは、STEPS Musical Company所属、学部3年の大徳と申します。
先の報告でも語っておりますが、皆様ご支援誠にありがとうございます。とても励みになります。
私はクラウドファンディング募集のビジュアルを描かせて頂きました。
皆様見た事あるかもしれませんが、カラフルな色で作られた、あのビジュアルです。
どのセクションの人達も自分のやることに楽しさを感じ、ミュージカルを好きな人もそうでない人も、なんだかんだ楽しくそれぞれで輝いてる、
そんな姿を表現したいな、なんて大層な想いを込めて作成致しました。
本日は私の思うSTEPSのいいところをご紹介するとともに、変化する日常の中で私が考えていたことを少しだけ綴りたいと思います。
さて、私が思うSTEPSのいいところはずばり、
やりたい、が否定されない
です。
大竹も先日の報告にてちらりと語っておりましたが、言葉の通りです。
思い返せば2年とちょっとの間、私はそれはそれは欲望のままに行動して参りました。
通学に2時間かかるくせに毎日練習する役者をやり、はたまた作曲をやり、宣伝美術をやり、歌唱指導をやり…
そのどれもが、かけがえのない経験になりました。
挑戦するまでは必ず自由であるこの団体だからできた経験だと思っています。
経験が起こす感動は段違いです。
ミュージカルを好きでなくても、一度公演づくりを経験すれば「あれ、楽しい」と思うこともある。
そして経験するにあたって「やりたい」という感情を否定されないことはとても、重要なことです。
私はこの場所で感じたその想いを、脚本に起こしてみたこともあります。
新人公演という場所を借り、1年生になるたけその素晴らしさを伝えられたらな、と。
「あなたのやりたいは否定することはないんだよ、やりたいならやってみようよ」
というような、何ともフワフワした、絵空事のような物語を描きました。
しかし忘れもしない4月3日、緊急事態宣言が出されたその日、私は「あんな物語綺麗事だ」と思うまでに谷底に突き落とされたような気持ちを味わいました。
1年間かけて準備した公演が、少しだけの動き出しを通過したあと、すっかりと中止になったのです。
「やりたい」って思っても、動けないじゃないか。
思いついたら即行動派の私としては、初めてで、絶望的な経験でした。
ああ、日常が変わるってこういうことなんだな、と、じわじわと、じわじわと、受け入れるしかありませんでした。
多くのことがオンラインに変わり、リアルな繋がりは消えつつある。では、そんな日々の中でエンタテインメントという不要不急なものはなんなのか。
今まで私たちが、リアルでしか伝えられない感動があると思っていたものは、絵空事だったのか。
そんなことをずっともやもやと考えていたのですが、先日そんな靄に一筋の光が差し込む経験がありました。
それは、半年ぶりのミュージカルの観劇でした。
徹底された対策のもとでの観劇、空いた客席といった今までとは少し違う感覚の中でも、
圧倒的な、「リアル」の感動がそこにはありました。
舞台上で輝く生命の力強さは、まさに私が、私たちが大好きで、大学生になってからのもう一度の青春を捧げてきたものでした。
あぁ、やっぱり生の舞台って別の魅力があるんだ、ここだからこそ伝えられるものが絶対にあるんだ。
そう実感出来た今は少し希望があります。
やっぱり、やりたい、叶えようと思うことは楽しいですね。
いつになるかはわかりませんが、私は今とにかく「生の舞台をやりたい」。
そして、そう感じているのは私だけではないはずです。
皆様に学生たちのありあまるリアルな熱量を、経験してもらえる日が一刻も早く訪れることを、心から祈っております。
引き続き、STEPS Musical Companyへのご支援、並びにご声援を何卒よろしくお願い致します。
最後にここまで読んでくださったことに感謝を申し上げ、筆を置きたいと思います。
ありがとうございました!