ペイ・フォワードコースの利用券は合計145枚、発行させていただきます。ご支援ありがとうございました。
思春期のころ、僕はひとりでした。世間の差別的な目から自分自身も逃れることはできませんでした。自分は間違った存在、いてはいけない存在だと思い込み、それを正してくれる大人はいませんでした。それどころか、会う人会う人、「このまま生きてたらあんなことになるんだ」と思わせる人ばかり。そして僕は孤独感から抜け出すことなく、クローゼットの中に閉じこもりました。もしあの時、正しい考えを持ったまともな人たちに出会えてたら、僕の人生は変わっていたかもしれません。あれから30年経ちました。社会は変わりました。カムアウトして表舞台で活躍する人も大勢います。でも、クローゼットに閉じこもって苦しい日々を送っている人がいる状況に変わりはないと思います。自分みたいな人も存在してもいい、そう言ってくれる人たちがいる場所が今ではあります。そらにじひめじは、そんな小さくとも大きな場所だと思います。どうかこれからも続いていって欲しいです。映画「ウィークエンズ」サイトhttp://www.jpweekends.com/
【Osora ni Niji wo Kake Mashita(本家そらにじ!)、Broken Rainbow - Japan 岡田実穂さんからのメッセージ】場を開くということ、誰かの居場所になろうということは、そう簡単に出来ることじゃないなぁと改めて感じる。青森でそらにじ(Osora ni Niji wo Kake Mashita)という場を開いてから、その場所に明かりを灯すことに毎日毎日必死だった。正直、これでお金になるわけじゃないし、それどころか、明かりを灯す為の労力は、なかなか大変だった。ここを居場所としてくれる人が増えれば増えるほど。街の中には、こんなにも多くの困りごとがあるんだなとか、こんなにも多くの、 孤独があるんだな、とか。地方ならではの閉塞感と共に、それでもここに集ってくれる人と一緒に出来ることは、とか毎日毎日考えながら、「ちょっとしんどい」と思うこともあった。そんな頃にダイちゃん(そらにじひめじの世話役)から「姫路でそらにじやりたいんやけど、名前使っていい?」って連絡がきた。とても嬉しかった。やっててよかったなぁって思った。 その後、「そらにじやりたい」って各地で何人かから言われて、何の暖簾分けだろう、と思いながらも、「いいよ」って言い続けている。毎度ダイちゃんは「この子、そらにじやりたいんやって」と紹介してくれる。「そらにじやる」って、みんなにとって何なんだろう。いつか、そらにじサミットとかしたいなって思ってる。みんなにとっての「そらにじする」って、何?ていうだけで、一日話せると思う。姫路では、LGBTQのことはもちろん、貧困についてとか、アディクションについてとか、ほんと驚くほどアクティブに真面目な取り組みをしている。実にそらにじしている。そんなそらにじにも等しくCOVID-19の波は押し寄せて、そらにじひめじは存在感、というか、その存在そのものが大きくなった。突如送られてきた「引っ越す」ていうメッセージには、ずいぶん立派なお部屋の写真があって、「家賃、大丈夫?」が一番の気がかりだったけど、大丈夫やでー、とは言っていた。大丈夫ではなかったようだ。そらにじひめじは、本当に大切な場所です。みんなで一緒にご飯を食べて、今日ご飯が食べれなさそうな人にはおにぎり配りに行ってくれる。話しにくいことがあれば、自助グループだってしてみる。やることが無い日々も、「そらにじする」ことを提供してくれる。大事な場所は守らないといけない。だからみんなで、応援しましょう。そらにじひめじが、お空に虹をかけるのを。虹は時間と共に壊れるけど、またかかるから。何度もなんども応援してくださいね。
達成率が25%に届きました。93名ものかたがたからご支援をいただきました。本当にありがとうございます。目標金額は家賃2年分の240万円ですが、クラウドファンディングはあと11日、なんとか達成率50%の120万円、家賃1年分に届きたい!お願いします!!
お休みやイベントがありましたので、そらにじひめじは本日から時短となり、21時までの日につきましては、20時までのご利用となります。何卒よろしくお願いいたします。