
いよいよ最後の活動報告となりました。先日、最後の本をお届けしたのは「SEIKADO」さん。SEIKADOさんといえばフルーツサンド!そしてハロウィンのケーキ?!笑口に運ぶ前に、目にも楽しいデザートでたくさんの人を笑顔にしているお店です。本はお菓子のデコレーションに関するものを中心に、フィリピン料理も楽しめるSEIKADOさんなのでタガログ語の辞典や色んな国ごとのお菓子の本など多国籍(異文化)を意識して選ばせていただきました。読まなくても目だけでも楽しめる本が多め?かもしれません。3年生は卒業式まであと1週間。これからそれぞれの道へ進んで行きます。お祝いのとき、県外へ出る前、帰ってきたとき、その時々で集まる場所がSEIKADOさん。そして、今回ご協力いただいた全ての店舗さんかと思います。まだまだ受験真っ最中の生徒もたくさんいて、日向高校の図書館では、そんな受験生たちが面接や集団討論の練習をする姿や、以前借りた本をもう一度手に取り知識を再確認する姿が見られます。その手に取られた本のほとんどが、皆様にご支援いただいて購入させていただいた本です。「こんな本があるんですね。」という子や「ここの本棚面白い!」という子など、『未知』に出会えた印象がこれまで出会った本よりも一際強いようです。「これはあなたたちのための本。あなたたちを大事に思ってくれた大人が131人もいるんだよ。」と伝えると、「え?!そうなんですか?!」と言いながら、本を抱える手にギュッと力が入る生徒は1人や2人ではありませんでした。適切なタイミングで適切な情報を得られた事で、「おもしろい!」の芽がぐんぐん伸びている生徒がたくさんいます。これからも日向高校の生徒たちの躍進を見守っていただけたら幸いです。ご支援・ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。