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夢を叶えるための第一歩

将来フリージャーナリストになって貧困地域や紛争地域にいる社会的弱者を取り上げたいと思っています。そのために9月から一年間NPO法人でインターン、次の一年間イギリスで留学しようと考えています。どちらも夢のためには必要なステップです。

現在の支援総額

45,000

3%

目標金額は1,500,000円

支援者数

4

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/07/12に募集を開始し、 4人の支援により 45,000円の資金を集め、 2020/09/29に募集を終了しました

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夢を叶えるための第一歩

現在の支援総額

45,000

3%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数4

このプロジェクトは、2020/07/12に募集を開始し、 4人の支援により 45,000円の資金を集め、 2020/09/29に募集を終了しました

将来フリージャーナリストになって貧困地域や紛争地域にいる社会的弱者を取り上げたいと思っています。そのために9月から一年間NPO法人でインターン、次の一年間イギリスで留学しようと考えています。どちらも夢のためには必要なステップです。

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2021/10/12 04:18
thumbnail

(こちらのnoteにも投稿しています)

「ウガンダの人々が着ている服」
と聞いてどんなイメージをしますか?

画像1

こんな感じのアフリカ布のドレスでしょうか?
(加工が下手で申し訳ないです…。)

もちろんウガンダの女性たちはオシャレが大好きですが、実際はこんな感じ↓です。

画像2

(写真元:istock

多くの人が写真に写っているような”洋服”を着ています。
そして、それらのほとんどは 「古着」です。
「ほとんど」というのは、正確な数字は分からないものの、約90%くらいではないかと言われています。私の現地での感覚からも納得のいく数字です。

なぜ衣服の話をしているかというと、これらの服は外国、主に先進国から「寄付」という形で入ってきており、それは良悪両方の形で、大きくウガンダの人たちに影響を与えているからです。

まずは良い方から。
ウガンダでは古着を最安値なんと6円ほどで買えます!!
よく売っているものは30円から150円ほどですが、それでもとても安いです。一方で初めの写真にあるようなアフリカ布で作ったドレスは、サイズやデザインによりますが、一着作るのに約1500円ほどかかります。ウガンダ農村部のひと月あたりの賃金の中央値は約3900円であるため、後者はウガンダの貧困層の人々にとってはかなり高級品になります。日本人の収入の中央値は約36万円なので原付バイクを買うくらいです。
そのため、街中ではよくアフリカ布のドレスを着た人々を見ますが、村に行くとその人数は格段に減ります。多くのウガンダの人々は、外国からやってくる安い古着のおかげでオシャレを楽しむことが出来ていると言えると思います。

また、古着は質も良く長持ちするようです。
ウガンダでは衣服は手洗いのため、傷みやすい実情があります。
そのため先進国で作られ、強度の検査などが行われた服たちは、繰り返し手洗いしても比較的長持ちします。ふくよかな人が多いウガンダ人には、全体にストレッチがきいたズボンなども人気があるようで、そういったバラエティも”洋服”には多く良い点としてあげられる思います。

画像4

次に本題の悪い点です。
ウガンダにはもともと縫製工場がたくさんあり、その材料も国内で生産していました。しかし現在、その工場のほとんどは倒産し、ウガンダの人に聞いても1つ2つしか名前が挙がってきません。生産工場の少なさから製品はアフリカ布以上の高級品(3000円以上など)になり、かなり経営が苦しいようです。
原因は、全てとは言いませんが、もちろん外国からの古着があります。

昔は洋裁職人によって作られるドレスも今ほど高くはなく、縫製工場で作られる国産の衣服も一般的に買えるほどでした。しかしヨーロッパを中心に古着を「寄付」する動きが生まれ、難民を含むウガンダの貧困層が古着を手にし喜んでいる様子などが宣伝され、その動きがさらに増しました。その結果、今では大量の古着が入ってくるようになり、ウガンダを含む東アフリカ(6か国)は1億5100万ドル以上(2015年)の古着を輸入しているそうです。これらの大量の「安くて質のいい」古着によって、ウガンダの縫製工場で作られていた服は買われなくなり、洋裁職人に服を作ってもらう機会は減ったことが予想されます。そして上述したような現状が生まれました。

良かれと思って行った行動がウガンダの産業へ大きなダメージを与えたのです。さらに「善良な」動きに隠れて利益を求める人もいます。東アフリカ共同体は古着の悪影響のために輸入禁止にしようとしましたが、アメリカに関税免除措置をやめると脅され、断念しました。(参考:East Africa pushes second-hand clothing ban

また、古着を売る人たちは糸で縛られた束を購入し、それをばらして販売します。そのため、開くまで中の品質を確認することはできません。古着は名前通り、「誰かが使ったもの」であるため、多少なりとも傷んでいますが、ダメージが酷く、使い物にならないものも少なくないようです。
着られなくなったものを捨てるかのように「寄付」する人もいるのです。

画像3

しかし実は、多くの現地の人は古着の抱える問題に気付いていません。
古着が当たり前になりすぎて、繊維工場の関係者などでなければ工場の倒産も生活には影響がなく、むしろとても安い古着に感謝しています。

もし今古着がなくなったら、貧困層の、アフリカ布に手が届かない人々は服を買えず困ってしまいます。さらに、古着を売って生計を立てている人も収入源を失ってしまいます。

ウガンダの産業を古着が壊してしまったことはとても惜しいと思いますが、あまり困っている人がおらず、むしろ助かっている人が多いというのが現状です。
皆さんはどう思われますか?
現地で生活している私はこの話を知り、周りの人と話してみてむしゃくしゃしました。そしてなにが正しいのかさまよっているような状態です。
どんなことでもいいのでコメントでアドバイスを頂けたら嬉しいです!

*この話はウガンダだけでなく、アフリカ全体の問題です。
私がウガンダにいるため、周りの人々に聞いた情報と調べた情報からこの文章を書きました。そのため、周りの人から聞いた話の部分は間違った情報が含まれている可能性もあります。


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