総勢130人を超えるEarth Light Project。
メンバーインタビュー企画「130のストーリー」では、メンバーそれぞれの宇宙への情熱やプロジェクトにかける熱い想いをお届けします。
今回はELPのウェブサイト制作に携わったBBT大学3年生の三島和人さんにお話を伺いました。人懐っこさと大人びた感覚を持ち合わせる三島さん。21歳にして、エンジニアという世界でまっすぐに生き抜いています。やりたい事に貪欲に挑戦を恐れず、自分をアップデートしていく彼はとても魅力的で、対談は新しい風を感じられた新鮮な時間でした。
アーリーアダプターでありたい
ーELPに参加したきっかけを教えてください。
大学1年の時に出会った塩田さんに誘われ参加しました。参加を決めた理由は、尊敬する塩田さんに誘われたからというのが大きいです(笑)また、プロジェクトメンバーが、今まで関わってこれていないような分野で何かを成し遂げようとしている人達ばかりで、魅力的だったからです。
僕はアーリーアダプターでありたいと思っています。宇宙もそうですが、未知のものや最前線の物に触れていたい、アップデートされていたいと思っています。そんな僕は、ELPが挑戦する未知の部分にすごく惹かれたんです。宇宙に炎を掲げることを目指し、若者の最前線を走るこのELPにインスパイアされました。
ーウェブサイト作成にあたって大変な事はなんですか?
ウェブサイト作成で難しいと感じたのは、都築さんや石橋さんの想いや理想を理解すること、そしてどのように表現すれば伝わるかを考えることです。試行錯誤を重ねながら、しっかりコミュニケーションを取ることを心がけました。
社会を変えるのは大きな組織ではない。
案外一人の人間だだったりする。
ープログラミングの興味を持ったきっかけって何ですか?
実は僕の父は大のパソコン好きなんです。パソコンがあまり流通していなかった90年代には既にパソコンを購入していました。なので、小さい頃からパソコンが身近にありました。
中学生のころ、アノニマスというハッカーの存在が、国際的な民主化運動であるアラブの春を引き起こしたことを知りました。その時の衝撃はそれはそれは大きかったです。それまでは、国や世界は、大きな組織でないと変えられないと思っていたんです。でも、アノニマスを知って案外一人の力で変えてしまえると思ったんです。元々父の影響で、コンピューターに純粋な憧れをもっていた僕は、それをきっかけに中学3年の頃から、プログラミングに熱中しました。その後プログラミングを専門的に学びたいと思い、工業高校に進学を決めました。
ー大学では経営を専攻したのはなぜですか?
工業高校では、大学でプログラミングを学ぶ人や、培った技術を発揮できる企業への就職を決める人が多いです。僕もプログラミングを使って様々な事をしていきたいと考えています。でも、物やサービスを作っても、実際に必要とする人や場所の事を知らなくては始まらないし、そもそも世の中で何が求められているのかを知る必要があると思ったんです。そこで、高校2年生の時に経営を学ぶ事を決意しました。
大学に入ってからは、企業でのインターンや海外でエンジニアリングをしました。その後、より高みを目指し、フリーランスエンジニアと学業を両立するため通信制大学のBBT大学に編入しました。
エンジニアリングは手段。誰かのためになる事を。
ーエンジニアとしてどんなことをしていきたいですか?
世界の困っている人の助けになりたいと思っています。エンジニアリングはあくまでもそのための手段です。
今の世の中は便利です。いろんなことが楽にできるようになりました。でも、その利便性は必ずしも社会に平等に届いていないと思っています。遠くの人に届けられる、多数の人がアクセスできるというインターネットの強味を活かして、誰かのためになる事をしていきたいと思っています。そのためにも今は、エンジニアとしての能力を高めながら、わくわくすることに挑戦していきたいです。
ー最後にメッセージをお願いします!
期待を裏切るようなことはしません。一緒にデカいことを成し遂げましょう!