総勢130人を超えるEarth Light Project。
メンバーインタビュー企画「130のストーリー」では、メンバーそれぞれの宇宙への情熱やプロジェクトにかける熱い想いをお届けします。
今回は、ウェブサイトの制作ディレクションからスポンサーの獲得まで幅広く活躍している栗栖崇さんに取材しました!Earth Light Projectメンバーの中でも、特にメッセージ性に共感して参加した栗栖さん。彼の人となりを解明していきます。
ー今まで何をしてきましたか。
大学時代に、学生団体や学生のキャリア支援に携わる中で、変化の激しい時代において若者の感性がキーワードになってくると感じ、若者の生態や消費行動を研究するIDENTITY DESIGN LABを立ち上げました。その後、研究とは関係の無い領域で会社を立ち上げたり、新規事業立ち上げを担当したりしてきましたが、どの企業に関わっていても若者の生態を理解することは今後のビジネス上の意思決定を良質化する上で必須になってきていると感じ、研究をベースとして株式会社Relieを立ち上げました。
人間性が向上することによって人類が共生することができ、地球上に山積する問題の解決に繋がる
ーEarth Light Projectに参加したきっかけは?
今年の6月末に、もともとEarth Light Projectで活動していた塩田さんから「栗栖が好きそうなプロジェクトがある!」と電話が来て、代表の都築さんを紹介してもらいました。僕はもともと、人間性が向上することによって人類が共生することができ、地球上に山積する問題の解決に繋がると考えています。人々が繋がることに興味を持っていたことから、国境のない宇宙に炎を飛ばすことで人類の共生を目指すコンセプトに共感したので、参加を決めました。
借りものじゃない自分の言葉で話すと信用してもらえる
ー人を巻き込む際に意識していることってなんですか。
もちろんメリットを提示することも大事ですが、どんなプロジェクトにも失敗はつきものです。特に難しいプロジェクトに人を巻き込む場合は、この人になら騙されてもいいやって思ってもらえるくらいの信頼が無いと巻き込めないと思うんです。つまり、自分の人間性が一番重要になってくると思います。借りものじゃない自分の言葉で話すと信用してもらえるなと体感しています。
ー栗栖さんにとって、人間性を向上させるとは何ですか。
自分が出来ることって、この世界の誰かも出来ることだと思うんです。そうだとすると、自分の存在意義はあるのか?と考える事が多くて…。自分の生きている意味はないのかもしれないけど、だからってしょうがなく生きていくのは自分の魂に対して申し訳ないなって思うんです。だったら少しでもこの世界の発展に寄与したいと考えるようになりました。でも、世界を変えるなんて並大抵のことじゃ出来ないから、周りの人や環境に対して善いことをして生きることで、自分自身の人間性を向上させていきたいと思っています。
ーEarth Light Projectで、日本や若者にどんな影響を与えたいですか?
このプロジェクトでは、様々な挑戦をしている若者が世界の平和や分断をなくすことを本気で願って活動しています。コロナ禍で暗いニュースが続いていますが、若者が平和の願いを込めた炎を宇宙に掲げることは、社会が急速に変化している今だからこそ大きな意味があると思っています。いつの時代も変化の先頭には若者がいました。デジタル化が進み変化がより一層激しくなった現代において、違和感をいち早く感じることができるのは特に若者だと思っています。そして、若者1人1人の力は小さいかもしれないですが、力を集結して行動に移せば大きなメッセージを生むことができると信じています。僕はこのプロジェクトを通して、「自分の中にある違和感や想いを形にすることの価値高さ」と「小さな力も集まれば大きな成果を生み出せること」を伝えることができればと思っています。