皆様のおかげで、令和4年度佐澤薬師如来例祭が無事に開催されました。
新型コロナウイルスの影響もあり、今年も縮小しての開催となりましたが、集落の人々は歩いて、この薬師堂まで上がります。
ひよんどりのたき火が、参拝客の冷えた体を温めてくれます。
皆様のお名前も入口横に掲示されております。
修復から2年目を迎えた御薬師様。
微笑を浮かべたお姿。
少し箔もなじんだでしょうか。
普段は閉ざされた扉の向こうから、集落や参拝客を静かに見守ってくださっていますが、この日ばかりはご開帳。
そのありがたい姿は、あと58年後に集落を練り歩くこととなります。その頃の、この集落やこの国の行末は、どうなっているのでしょうか。
和尚様のお言葉にもあったように、「よりどころ」があるというのは本当にありがたいことです。
最後に、この御堂の修復にも携わり、クラウドファンディングでも御世話してくださった前田さんが挨拶。
昨年、裏手の木が、この薬師堂にとって危ない存在でしたが、近くの八幡神社整備の際に、有志の決定で撤去されたため、お堂にとっての脅威が一つ減りました。
この冬が終わると共に、コロナが収束を迎え、皆様それぞれの一年が晴れやかなものになることを祈るばかりです。
ー追伸ー
集落の人々が撮影した写真でインスタグラムを公開しています。
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