9月12日(土)、オンラインにてチャリティーセミナー 「町田のリアルから未来を描く」を開催し、20名上の方にご参加いただきました。クラウドファンディングでは、資金を集めることとあわせて、町田の課題やその解決に向けて活動をしている市民団体を多くの方に知っていただくことも目的としており、セミナーでは、行政、社会福祉協議会、市民活動家それぞれの立場から今の町田の課題とそれに対する取り組みについてお話いただきました。
はじめにサポートオフィス喜田より「数字で知る、仕組みで知る」と題してお話をさせていただきました。
町田市の課題の全体像として、人口の推移をはじめとする各種行政資料のデータをご紹介。その後、サポートオフィスが実施した町田市の市民活動実態調査、新型コロナウイルス感染拡大に伴うNPO向け緊急アンケートの結果をもとに町田市内の市民活動の現状について報告。その後に「寄付ってなあに」をテーマに寄付の果たす役割と日本の寄付の実態について簡単にご説明いたしました。
公的な福祉の役割は大きいですが、一方でまだ気づかれていない社会課題に着目したり、当事者自身が解決の担い手となるなど、市民活動にしか果たせない役割があり、そのことが社会の隙間をアメーバのように埋めていくのではないかということをお話させていただきました。
また、活動はできないけど何らかの形で参加したいという思いを実現する手段として寄付という選択肢もあるということをあわせてお伝えしました。
セミナーのメインである3名の登壇者のお話や会場からのコメント質問について後日サポートオフィスのホームページにて報告いたします。