朝夕の冷え込みがだんだんと厳しくなって来ました。秋を感じることなく、冬の気配がしているようにも思えます。みなさま、季節の変わり目、体調を崩されたりしていませんでしょうか。ご無沙汰しています、広島県の熊野筆 仿古堂でございます。早いもので、クラウドファンディング終了から1年が経過しました。社長に一筆書いて頂きながら、慌ただしく過ごしていたら、11月目前!ログイン情報を探したりと、これまたバタバタとログインを行い、今、こうしてPCの前で、1年を振り返っている所です。みなさまからの支援金は、形に残そうと検討した結果、システム導入に必要な機器を購入させて頂きました。写真左は、複写の帳票(連票)を印刷できるプリンターです。他にも、封筒印刷や、宅配の伝票の印刷にも対応しているプリンターです。そして、写真右は、事務の方専用のデスクトップパソコンです。システム開発をWindows10のPCで行いますので、利用するパソコンもwindows10にしました。今時、ノートパソコンでしょう。という声もありましたが、やはり、伝票&請求書となるとデスクトップパソコンで、キーボードにテンキーがある方がいいという事になりました。こうして、みなさまからの支援金は、我が社の未来の為、デジタル化の為に使わせて頂いています。みなさま、本当にありがとうございました。毎年、秋は、創立記念日と感謝の日となりました。システムの完成には、もう少し時間がかかりますが、作業効率化を図り、業務改革を行い、この先、100年と我が社が続くためには?との問いかけを忘れず、伝統を守りながら、前に進んで行けたらと思っております。業務改革は着々と進んでおりますが、販売の方にも力を入れています。今年も、来年の干支筆が完成いたしました。来年は、壬寅寅は、ネコ科ということで、寅年の干支筆は、猫の毛(玉毛といいます)がメインの筆となります。毎年恒例の干支筆、今年も完成しております!軸には「壬寅」と掘りが入ります。ここからは、今年の新たなチャレンジについて、みなさまにお知らせさせてください。YouTubeチャンネル登録者10万人を超えたModel&SingerのSACHIさんとの出会いがあり、コラボ企画をいくつか実施しております。メイク動画を見た事ない!という方にも是非、おすすめの動画が沢山あります。当社関連以外の動画もお楽しみください。https://www.youtube.com/channel/UCGUhj0lwUUkhPr_KyXss_BQ以下は、当社の化粧筆 レギュラーシリーズの紹介動画を撮影頂きました。これまでは、デパート催事やイベントにて、スタッフや店員が直接お客様と会話しながら販売することが中心となっておりましたが、コロナ禍で、直接コミュニケーションという機会も減り、どうやって熊野筆(化粧筆)の魅力をお届けできるかが課題となっておりました。SACHIさん、引き受けてくださるかしら・・・不安も入りながらの依頼に、即答で快諾いただきました。当社のYoutubeチャンネル「仿古銘筆」・最高級化粧筆 宙シリーズ・令和最初の新商品 凪シリーズ・お求めやすい 萌シリーズ・近年一番人気のファンデーションブラシ BZシリーズそして、実は、これが一番作りたかった動画筆シャンプラスの使い方化粧筆の洗い方というと、みなさん、案外それぞれの洗い方になっているようです。是非、参考に今、お持ちの化粧筆やパフで試してみて頂きたいです。以上は、まじめな活動報告です。この秋、当社にしては、がんばった(?)企画を最後にご紹介させてください。今年、SACHIさんと何度も打合せさせて頂いた中から、思いついた企画です。SACHI★SACHI BOX と、ショッパーを作りました。SACHI★SACHI BOXは、当社の公式ネットショップから購入頂けます。今後開催されるデパート催事やイベントでも、登場致します。コロナ禍で環境ががらりと変わる状況の中で、出来ることを探し挑戦し続けます。これからもどうか、見守って頂けたら嬉しく思います。守るべき伝統はしっかりと軸に置き、時代時代に合わせて、変化できる所は柔軟に進化して行きたい。そんな想いで、スタッフ一同、日々過ごしています。早いものであと2ヶ月近くで今年も終わり。残りの2021年、そして、来年が、皆様にとって、素敵な毎日でありますように^^
皆様、その後いかがお過ごしでしょうか?早いもので12月…随分寒くなりました。皆様からの温かいご支援や応援メッセージは今でも励みになっております。感謝の日々です^^デパート催事が少しずつ再開しておりますがコロナ禍でまたもや外出自粛モード…ご来店のお客様も少ないためやはり直接触れ合う機会がなかなかありません。そんな中でも、パッケージを明るく季節感もだそうとウインター&クリスマスパッケージを用意してネットショップにも掲載しております。ホログラム紙を使用したパッケージはなかなか人気です!各画像クリックで公式ショップクリスマス限定セットへさて、本日はリターン品に仕上げ体験を選択された支援者の方が先週ご来店くださいましたので皆様にもシェアさせていただきます。なんと、関東方面からご夫妻がご来店。ご遠方ありがとうございます!奥様は以前から書を嗜んでおられ熊野に一度来てみたい…と思っておられたそうです。ご主人様は一眼レフカメラを肩にかけて旅を写真に残そうとしておられましたが今回はせっかくなのでお二人一緒に筆づくり最終工程「仕上げ体験」です。画像クリックで公式ホームページ「仕上げ体験」詳細へまずは我が社の伝統工芸士 香川翆皐(すいこう)が筆づくりの工程を丁寧に説明し、仕上げを実際に伝授。お二人とも熱心に聞き、しっかり香川の手元をご覧になっています。さぁ!いよいよお客様自身が体験!まずは海藻の糊(フノリ)を穂に浸み込ませます。穂が軸に埋まって部分までしっかり浸み込ませます。トントントントントントン「いつまでトントンすればいいのかわからない…」職人さんは手に伝わる感覚とトントンする時の音で判断するのです。お二人ともとても器用な方でスムーズにノリが穂に浸み込んでいきました。穂に浸み込んだ余分な糊を金櫛で取り除きます。櫛の持ち方が意外と難しいのですがこの作業も綺麗な手捌きでクリア^^穂の根元に糸を巻いて右手に握った軸をクルクルと回しながら更に余分な糊を絞りながら毛がねじれないように真っすぐに…これが一番やねこい(広島弁)んです・笑今回はクラウドファンディング特別企画で2本(大筆・小筆)を体験していただきました。※通常は黒軸の大筆1本のみ軸には事前にお知らせ頂いていたお名前を彫り担当スタッフが準備。世界に一つだけのマイ筆が完成!この後、お二人を筆の里工房という筆の資料館にご案内しお別れしました。御縁をありがとうございます。この日の夕食は瀬戸内海で採れるお魚料理が食べたい…ということで広島市内の和食屋さんに行かれたようです。広島・熊野の旅、そして仕上げ体験いかがだったでしょうか?私達は支援者様と直接触れ合えたこと、とても嬉しかったです。また是非いらしてください。また我が社の近況報告や新企画等これからも発信し続けてまいります。どうぞ見守っていただければこの上なく幸せです。皆様もお身体どうぞご自愛なさって素敵な年末年始をお過ごしください^^では…また♡-古に仿う 古を繋ぐ-株式会社 仿古堂代表 井原 倫子
2020年10月2日 大安 望月 晴天創業120周年記念日節目の今日、いい日で迎えることができました。午前中、榊山神社で創業120周年の神恩感謝の儀を執り行っていただきました。続けて、この度のクラウドファンディングの返礼品のお浄めと支援者様の開運と健康を願いご祈祷していただきました。皆様のご支援に、心から感謝の気持ちを込めて、一緒にお祈りさせて頂きました。このご時世にこんなに大量の発送ができる喜びをかみしめてスタッフ一同、本当に嬉しそうに梱包作業していました。今日の集荷のヤマトさんは美人の女性^ ^...めっちゃ大変そうでしたが「返礼品かぁ〜いいなぁ^ ^ 次回はいつですか〜?」と・笑宅配便の方にとってもこんなに集荷できることを喜んでおられました(o^^o)明日以降、順次みなさまの元に届きますので、今、しばらくお待ちください。本日、祈祷頂きました榊山神社は、熊野町にあります。社殿の中を見上げると…筆の町、熊野だけあります。 今回、記念日を迎えるにあたり、記念事業や記念品はどうするの?と周りの方から聞かれましたが「あくまでも通過点」であるので特別なことは何もしないと決めていました。ただ、クラウドファンディング支援者の皆様には感謝の思いをどのようにして添えるか考え、日本文化らしく熊野筆ゆかりの榊山神社大神様に浄めていただいた返礼品を祈祷後すぐに封をし、発送させていただきました。本日、我が社スタッフはものすごい緊張感の中、これまでで1番の結束力を発揮し、心から愉しんでこのクラウドファンディングプロジェクトを終えることができました。この達成感が味わえたのは皆様のお陰です。明日からは我が社のデジタル革命に向けて新たなプロジェクトを開始します。今後どのように進化していくか、弊社ウェブサイトブログやSNSで報告していきますので是非これからもフォローをしてください。そして、筆のこと、進物でお悩みやお困りの時は、いつでもお問合せください。皆様とのコミュニケーションは最高の喜びです。これからもどうぞ見守っていてください。そして、よろしくお願いいたします。本当にありがとうございました!仿古堂スタッフ一同
8月13日スタートしました弊社初挑戦のクラウドファンディング、昨日9月23日に目標金額100万円を予想以上に上回り 1,374,800円、支援者146人という本当に有難い結果で支援期間終了を迎えました。日本の筆作りは熊野だけではありません。呉川尻・豊橋・奈良…他にも日本のどこかで筆職人が手を動かしています。今回のプロジェクトは我が社だけのものではなく、筆生産者へのエールだと受け止めております。職人さんは今後更に、日本にとって大切な宝になると思います。みんなで守り、その手仕事を繋いでいかねばなりません。最初から最後までほぼ毎日、どこからともなく現れる支援者様のお陰で日々元気をいただき、コロナの影響で電話さえ鳴らない不安だった日々が信じられないほど生き生きと「仕事がある」ことの幸せを噛みしめながら、このクラウドファンディング期間を過ごすことができました。ある支援者様から「目標に達するまで気になって気になって、度々(クラウドランディング)ページを確認していました。目標に達した時はホッとした^^」とお聞きし、本当に勿体ないほどの愛にあふれた応援をいただいているのだと感激いたしました。ご支援いただきましたすべての皆様が↑のような状況だったことと存じます。コロナの影響は支援くださった皆様もきっとおありでしょうに…そんな状況の中で弊社の今回の取組みにご賛同くださり、皆様からの後押しは(物理的に離れていても)自身の中で突き動かされるほどに肌で感じておりました。今回、クラウドファンディングの挑戦にあたって十分な準備時間が取れるだろうか?支援者の方々にご迷惑をおかけしないか?そもそも支援者が現れるだろうか?のれんに傷をつけないだろうか…?色々とマイナス思考も少しだけよぎりました。今は、クラウドファンディングに挑戦して本当によかったと心から感謝の気持ちでいっぱいです。・価格競争に巻き込まれる日々・昔に比べ原料の質の低下の割に、価格高騰・そのため数十年前と全く同じクオリティの筆はなかなか難しいこと・書道人口の減少・そして今年はコロナ !そんな中のクラウドファンディング、手仕事の価値、志を新たに、次世代に向けて!昭和の経営を次世代に繋ぐ経営に変え、技術や伝統は、そのまま継承。変革のクライマックス、ここに決意と共に、今回のプロジェクトに、弊社に関わりのある全ての方に感謝申し上げます。もちろん、このプロジェクトはこれで完了ではありません。皆様からのご支援を活用させていただき、我が社のデジタル化に向けて、一つ一つ改革を進めてまいります。それによって生産性をあげることで、私達の「伝える・繋げる」力をもっと強く広く皆様と共に前に進みたいと思っております。これからもどうぞ見守っていてください。そして、皆様のこれからが心からの咲顔でありますように…仿古堂 代表 井原 倫子 ありがとうございます!
初のクラウドファンディング 残すところ、あと3時間となりました。この企画が持ち込まれたのは、6月(一番精神的には辛かった時期。。。)辛かったけど、企画チームは常に忙しかったという記憶が・・・何してたんでしょうねぇ~^^;;みなさんに知っていただきたいこと、支援をお願いしたいことそして、未来像、次世代・・・何度も何度も打合せを重ね、企画としてまとめて行きました。そして、約2ヶ月の検討を経て、お盆明けから公開させて頂きました!この4ヶ月、クラウドファンディング中心でしたので、きっと明日は、燃え尽き症候群。。。いえいえ。返礼品の準備に取り掛かりますので、まだ気は抜きませんよ!支援くださった方の事を想いながら、心を込めて返礼品の準備をさせて頂きます^^昨日から、本当に落ち着きません 笑今回の活動で、私たちにもはっきりと認識した使命(?)目標前々からずーっと思っていたことではあります。今回の事をきっかけに、発信し続ける事で、思いが想いに変わった感じでしょうか。最終日のこの想いは、必ず、明日からの活動に活かして行きます。どうぞ最後まで、よろしくお願いいたします。そして、いつも見守ってくださってる皆さま、一緒に最後まで見守ってください。