は本日は、YASOUEN設立の想いと、野草縁について少し語らせていただきます。
YASOUENは、大人も、子どもも、どんな人種も、様々な人たちが集まり、楽しみ、生きる知恵を伝え合いながら交流できる場となれる「野草縁」を、世界中に作りたいと思っています。
その第一弾が、ネパールの地だったのですが、5月に行く予定がコロナウィルスで無期延期となりました。
この状況が落ち着くまでは場を設けることが難しいと思うので、今は「個人個人の活動で頑張る」となっていたのですが、9月にとある土地とご縁をいただきました。
それが現在、埼玉県鶴ヶ島市にてクラウドファンディングをしている「野草縁」第一号の、畑です。
化学肥料や農薬はもちろん使いませんが、そのままの土で、野草と共に「あるがままに育てていくこと」を目指して始動しました。
メンバーの森 昭彦は土の性質を知るために、土を掘り、色や水分をみたり、土壌にいる虫を調べてくれました。土で生活している虫から、その土壌の豊かさを知ることができるのです。(森 昭彦は「ファーブルが観た夢: 地球生命の不思議な迷宮」の著者です)
メンバーMikiは生えている野草から、畑に合う野菜を調べました。埼玉県飯能にある「野口のたね屋さん」へ行き、指導いただきながら固定種、在来種の種から育てています。(スーパーで売っているF1種の野菜は、種を残せず、未来へ繋げられないものなのです)
また、この実り豊かな秋の季節は、そこかしこにある実りをいただきながら、野草縁用の野草の種を集めています。(ヤブツルアズキ=小豆の原種、ツルマメ=大豆の原種、ニラ、ハコベ=大根と植えると、虫対策になる。などなど、、、)
明日の日曜日は、いよいよ畑に育てた苗をMikiと森昭彦が植えにいきます。
もちろん、ネギを一列バーっと並べるような畑ではなく、自然農法を活かし、そして野草縁らしい植え方にしますので、どうぞ楽しみにしていてください。
この地には鶴ヶ島市、坂戸市など近隣に住む子どもたちが放課後や、また学校に通っていない子どもたちと一緒に楽しめる場にしようと進めています。
そのために放課後はバスでお迎えに行くなども検討しながら、市の役場にも交渉し始めるところです。
野草縁クラウドファンディングはもうすぐ終わりますが、そこがゴールではなく始まりで、このプロジェクトは100年先へ続けていく活動です。
YASOUEN会員様も、会員でない方も、大人も子どもも、全ての方々がお越しいただけるように進めていますので、どうぞこれからも温かい目で見守っていただけましたら幸いです。
そして皆様が、野草縁(畑)にお越しいただけますように。
どうぞ宜しくお願いします。