「御神刀 青井大明神」前回の仕上げ研ぎ最初の工程「内曇(うちぐもり)」が無事終わり、「下刃艶(したはづや)」という刃にかける研ぎ(化粧研ぎ前の下処理)が始まりました。あと2〜3週間程で御神刀のすべての研ぎが完了します。5月中に研ぎ上がる予定でしたが、お納めするのは6月半ば過ぎになりそうです。なんとしても夏越祭(宮司が御神刀を掲げて茅の輪をくぐります )には間に合わせたいと思います。御神刀が復活することで、少しでも人吉球磨の皆様が元気になり、復旧復興の兆しになればと願います。※他の奉納刀も順次進行しています。
「村正」「来國光」「源信吉」「肥前忠廣」の下地研ぎ、ハバキの新調、および白鞘が出来ました。これから各御刀の仕上げ研ぎと白鞘への墨書きが始まります。
【御神刀 青井大明神】下地研ぎの鏡面のような状態から、仕上げ研ぎ最初の工程「内曇(うちぐもり)」で御刀の刃紋や肌が表れてきました。また御神刀を納める桐箱も製作中です。沢山の方々のご協力の元、他奉納刀の研ぎも含め着々と進んでおります。
御神刀にご支援くださった方々の御名前を書家の方に書いて頂きました。現在、御神刀は研磨師の仕上げ研ぎに入っております。5月頃完了予定です。仕上げ研ぎが完了致しましたら御刀のお姿と白鞘に墨書きした御名前のお写真をご登録いただいたメールアドレス宛にお送り致します。もうしばらくお待ちくださいませ。また、他の御刀も順調に進行しております。
最初の一振り「御神刀 青井大明神」・研磨師による御刀の下地研ぎ・白金師によるハバキの清掃、調整、色揚げ・鞘師による白鞘制作まで進んでおります。これから書家の白鞘墨書き、研磨師の仕上げ研ぎが始まります。御神刀のすべての作業は五月頃に完了予定です。また、同時進行で他の御刀も順調でございます。たくさんの刀職の方々がつながり、御刀が仕上がっていく様はお見事で、鳥肌が立ちました。