2020/08/24 00:20

こんにちは!
TORICOTORの「ぼを」でございます。

今回は、本当は29拍子曲をご紹介しようと思ったんですが、不図「そういえば、あのゲームで使われていた曲ってもしかして変拍子だったのでは?」と思い出してしまいましたので、そのご紹介を致します。

そのゲームというのは、スーパーファミコンで発売された「RPGツクールsuper dante」です。当時私は小学生だったのではないかと思いますが、コンシューマ機で初めて発売されたツクールシリーズだったのではないかと思います。

自分で高品質なRPGが作れる、というゲームで、まあグラフィックも音楽も全てプリセットなので、それらを駆使してイベントを簡単にプログラミングして動かす、という物でしたが、当時は非常に興奮した事を覚えています。

で、大抵の人が、エディター画面の音楽を「Strategy Meeting」にしていたのではないかと思いますが、実はこの楽曲が7拍子なんです。つまり、下手すると私がSFCで最も長時間聞き続けた音楽は、7拍子だった可能性があるのです。


そのくらい違和感のない変拍子を組み込んでいた事に驚きです。実はこのソフト、他にも5拍子のBGMなんかも用意されていて、なかなか変態です。フィールド用に用意された楽曲が、ファイナルファンタジー4のフィールド曲に酷似していた、などの様相もありましたが、恐らくコンポーザーは変拍子を取り入れる事で、世界観を壊さずに可能な限りオリジナルな楽曲を目指したんでしょうね。

SFCでは、その後「サウンドノベルツクール」「RPGツクール2」「おんがくツクールかなで~る」と多くのツクールシリーズが発売されました(全部持ってました…あとデザエモンも)。これらのソフトは別売のメモリパックを装着する事ができて、例えば「おんがくツクール」で作曲した音楽を、その他のツクールシリーズで使う事ができました。これはSFCソフトとしては大変画期的でしたね。もしかすると、この時の経験が、私のDTMや変拍子に影響を与えていたのかもしれません。



せっかくですので、「人類には早すぎる音楽+」から、13拍子のファミコンっぽい楽曲をご紹介します(チップチューンと言われるジャンルですね)。


「人類には早すぎる音楽+」にはこの他にも複数の変拍子チップチューン曲を収録しております。

引き続き「人類には早すぎる音楽+」をよろしくお願いします!!