稽古の様子をお知らせします。
今回からは、設備面ではまだまだ途上ながら、一応は行事ができるまでになった新馬場での稽古の様子です。
ちなみに、この新馬場は大日本弓馬会において「流鏑馬鎌倉教場」と命名されました。
今後は「鎌倉教場」といえば新馬場のことを意味しますので、よろしくお願いいたします。
稽古は毎週日曜日の朝から行われます。
およそ、
07:30 稽古準備
08:15 馬到着(毎週、御殿場から運ばれてきます)
08:30 朝礼
08:45 馬装
09:15 角馬場(かくばば。方形の馬場)での馬術稽古、弓術稽古
10:30 鉄砲馬場(てっぽうばば。直線の馬場)での騎射稽古
12:00 馬の手入れ、道具の片付け
12:30 馬出発
13:00 終礼
という流れです。
一番上の写真は角馬場での稽古の様子です。
鎌倉の街中で、しっかり馬術の稽古ができています。
鎌倉教場ができる、ほんの少し前までここは、下の写真のような風景でした。
素晴らしいという言葉しか見つかりません。
この写真だけで胸いっぱいです。
さらに、鉄砲馬場では…
素晴らしいです。
ここは鎌倉市内です。
馬場が長いので馬が十分に加速でき、馬によっては時速60km/hに達します。
乗っていると風切り音を聞くことができるレベルです。
的が3つ設置できる常設馬場というかつてない稽古環境ですから、これで腕が上がらなければ、むしろ問題かもしれず、身が引き締まる思いがいたします。
現状、日除けなし(日影が一切ありません)、水道なし(毎回ポリタンクで水持参)、トイレは仮設、更衣室なし(毎回テント設置)という状況で、いささか不便を被っておりますが、素晴らしい馬場には代えられません。
とはいえ、これら付帯設備も含めた稽古環境の更なる向上を図るためには、皆様の御支援は欠かせません。
大日本弓馬会といたしましては、皆様に素晴らしい騎射をお見せできるよう、尚一層、稽古に精進いたしますので、皆様の温かい御支援をよろしくお願いいたします。