さて、栽培方法は色々試して、改善して、工夫してみた。
次はどうしよう?
えーと、川沿いは米がうまい?どこの地区のは美味しい?んー、田んぼ毎に分けてみようかね?
基本的に稲刈りはコンバインで刈り取り、乾燥機に入れて水分調整し、籾摺りして、米選別機で出荷基準の粒の大きさにふるいにかけて袋詰めします。
地域により籾のまま出荷したり、ふるいの基準が違ったりします。
小学校の社会でカントリーエレベーターって習ったの覚えてます?
コスト削減や、乾燥の手間を省くために乾燥機に入るだけ稲刈りしたもみを入れて、乾燥、籾摺りする施設です。
つまり、稲刈りした段階で混ざってるんですよね。まぁ品種や地域などの基準はおのおのあるでしょうけどね。
というわけで、田んぼ1枚毎に分けてみました。もちろん手間や時間は倍以上に掛かりましたけど。
そしたら、隣同士の田んぼでもやっぱり出来は違いましたね。当然といえば当然ですけどね。
田んぼ毎に出来高も質もきっちり知ることができれば次回の土作りから栽培方法も改善していける。
また、トレーサビリティも牛のように、どこ産(〇〇市産)や、誰さんちのだけじゃなくどこの田んぼって番地まで管理できますからね。
お?それはコーヒーでお馴染みのシングルオリジンではないですか!
顔が見えるどころじゃないよ、田んぼが見えるよ(笑)
次回へ続く