岐山会報編集委員会の三分一幸治(33期)です。今回の岐山会報編集のディレクター的な役割をさせていただいております。編集委員会では、昨年12月より毎週土曜日に徳山高校同窓会館の耿光(こうこう)館を編集室にして、企画会議や編集活動をしております。今回の特別な岐山会報は200ページを超えるボリュームになりますので、編集作業も大変です。クラウドファンディング挑戦も大変でしたが、本当に大変なのはこれからなのです…。今日は、今回のプロジェクトで製作する「カテカテ徳高号」の御守りキーホルダーが完成したお知らせです。予定より早くキーホルダーを完成させたのは、在校生(3年生)の受験に間に合わせて先にプレゼントしよう!ということになったからです。3年生は明日(1月29日)が最後の登校日です。それに合わせて3年生の人数分のキーホルダーのセットを製作し、今日の朝遠石八幡宮に現物を持ち込んで大願成就のご祈祷をしていただきました。この御守りをカバンに付けて受験会場に・・・行ってくれるかな?
このプロジェクトは、同窓会として徳山高校(の生徒)を応援するプロジェクトです。では果たして、当の高校生たちはOBたちのこの活動のことを、どう思っているのか?今までこのクラウドファンディングの主旨のページにも、現役生のことは書きませんでしたが、いよいよプロジェクト(資金調達)の達成が見えてきたので、初めて高校に許可を得て(生徒の顔出しOKで)、在校生と話す機会を作っていただきました。2年後期の生徒会長の道本君、3年前期の生徒会長の藤井君、生徒会執行部の土屋さんです。まずは伝統行事が中止になった時の状況を聞きましたが、5月の段階で運動会や徳高祭は当然行うと思っていたので生徒会として準備していたそうで、いきなり中止の決定に、当時はなかなか受け入れられず苦しかったそうです。でも彼らは私たちが思うよりも遥かに大人ですね。もう切り替えて受験に向かって頑張っています。高校生にとって「同窓会組織」はまだ実感がないようでしたが、今回のプロジェクトで全国の同窓生が3年生たちのことを応援していることには感謝していますと答えてくれました。さらに、OBたちの情報満載の岐山会報の出版計画のこと、33年前に甲子園に出場したことも在校生には全く実感が無い出来事だけど、応援団を乗せた「カテカテ徳高号」のお守りキーホルダーを在校生全員にプレゼントする計画には、“これ欲しいです〜!”と喜んでくれました。高校生って、大人が考えるよりよっぽど大人なんですよね。同窓会の存在する意義って、「縦のつながり」を次代に伝えて行くことです。彼らが社会人になった時には、必ず同じように後輩たちに何か残すことをしてくれると思います。
クラウドファンディングも大詰めに近づくと、同窓会事務局に寄る機会も多くなります。今日は昼前に事務局に行ったついでに、徳高食堂で昼食を食べてみることにしました。卒業以来何年ぶり?40年ぶりかな?現在の食堂は平成9年に体育館が建て変わった時に同時にリニューアルされたので、明るくて昔の食堂とは全然違いますが、やっぱり母校の食堂は懐かしいです。今日は本当はラーメンが食べたかったのだけど、ラーメンをやってない日だそうで、「唐揚げカレー」という高校生にはぴったりのカレーを食べました。今回のクラウドファンディングが達成し、特別岐山会報の編集に際では、『現在の徳高』という今の徳山高校を写真でたっぷり紹介するページを作りますので楽しみにしておいてください!
岐山会報編集委員会は、クラウドファンディングが始まってから毎週土曜日に同窓会事務室に集まって、支援依頼の連絡や事務作業など、達成に向けてのミーティングをしています。事務局に特に多い問い合わせが、年配の方からの「クラウドファンディングの支援の仕方が分からない」「パソコンが使いきれない」というご意見です。私たちも今回初めてクラウドファンディングに挑戦しましたが、年齢が高い層へのクラウドファンディングは、想像以上にハードルが高いようです。このようなご意見への対応や対策など、残り2週間を切り、このプロジェクトが浸透してきただけに、出来るだけ細かい対応をしていきたいと思います。