このプロジェクトは、同窓会として徳山高校(の生徒)を応援するプロジェクトです。では果たして、当の高校生たちはOBたちのこの活動のことを、どう思っているのか?今までこのクラウドファンディングの主旨のページにも、現役生のことは書きませんでしたが、いよいよプロジェクト(資金調達)の達成が見えてきたので、初めて高校に許可を得て(生徒の顔出しOKで)、在校生と話す機会を作っていただきました。
2年後期の生徒会長の道本君、3年前期の生徒会長の藤井君、生徒会執行部の土屋さんです。まずは伝統行事が中止になった時の状況を聞きましたが、5月の段階で運動会や徳高祭は当然行うと思っていたので生徒会として準備していたそうで、いきなり中止の決定に、当時はなかなか受け入れられず苦しかったそうです。でも彼らは私たちが思うよりも遥かに大人ですね。もう切り替えて受験に向かって頑張っています。
高校生にとって「同窓会組織」はまだ実感がないようでしたが、今回のプロジェクトで全国の同窓生が3年生たちのことを応援していることには感謝していますと答えてくれました。さらに、OBたちの情報満載の岐山会報の出版計画のこと、33年前に甲子園に出場したことも在校生には全く実感が無い出来事だけど、応援団を乗せた「カテカテ徳高号」のお守りキーホルダーを在校生全員にプレゼントする計画には、“これ欲しいです〜!”と喜んでくれました。
高校生って、大人が考えるよりよっぽど大人なんですよね。同窓会の存在する意義って、「縦のつながり」を次代に伝えて行くことです。彼らが社会人になった時には、必ず同じように後輩たちに何か残すことをしてくれると思います。