まいど。NPO法人Reジョブ大阪の中の人です(笑)
このクラウドファンディングは、高次脳機能障害や失語症のある方たちが出演したり実行委員になったりして文化祭を開こう!というイベント資金の一部を集めるためのものです。
重度重複障害のある娘さんの為に考案
脳の障害で、嚥下障害がある時は、よだれが出てしまう時があります。そういう時によだれかけ(スタイ)をかけます。赤ちゃんの時はいいけれど、大人になると合わなくなってきます。そう感じたママが、娘さんの為に考案したスタイチュニックというものがあります。
年齢に関係なく、よだれが出る人に着ていただきたい、まるで服のように見えるよだれかけ「スタイチュニック」を考案した内田さんのお話です。
赤ちゃんの頃から嚥下障害がある娘は、小さい頃は幼児用のスタイをつけていました。
しかし、成長するにつれ年齢とのギャップを感じるようになり、成長してからはタオルを首元に当ててよだれ対策をしていました。
支援学校高等部の卒業式を迎える時、せっかくスーツでおしゃれをするのに首元にはタオルをつけるということに違和感を覚えました。
しかし、素敵なよだれかけの選択肢が他にありません。
目が悪い人にはおしゃれなメガネがあります。
もっと自然に見えるコンタクトレンズもあります。
よだれが出る人にも機能的で自然に見える、服のようなよだれかけがあったらいいなと思いました。
よし、ないなら自分で作ってみよう!と現在のスタイチュニックの原型のようなものを考えたのが始まりです。
そして、今、病気や障がいのある人の暮らしの中の「困りごとや違和感」を解決することは、多くの人に通じる「価値」があると確信するようになりました。
それは、幅広く多くの人に役立つものになる「大切な種」だと思っています。
スタイ(よだれかけ)とチュニック(上衣)を一緒に着用することで、まるで重ね着の洋服を着ているみたい!
機能的で見た目もおしゃれ!
着脱の簡単さや楽な着心地など、たくさんの工夫と愛情がつまった「よだれかけの革命」です。
着ている人も周りの人も思わず笑顔に!
着方の動画をご覧ください。
スタイチュニックは、同じ布で作られたスタイ(よだれかけ)部分とチュニック(上衣)部分に分かれており、そのふたつを一緒に着用することで、まるで重ね着の洋服を着ているように見える商品です。見た目が自然なだけでなく、障がいのある方に優しいいくつもの工夫をしています。
~チュニック~
・背中がクロスしたデザインになっており、頭や脇部分の開きが自由に大きく開き、身体の不自由な方にも着脱が楽で簡単。
・身体を締め付けることがなく、また軽いのでストレスフリー。
・車いす使用時、チュニックがお尻の下敷きになりませんし、立ち上がった時に前に垂れる心配がありません。
・丈は動きをさまたげない60cmの短め丈。脚の付け根くらいの位置です。前の裾を引っ張ると、少し前側が長くなり服やズボンがぬれることを防ぎます。
~スタイ~
・5層構造でよだれをしっかり受け止め、汚れた時にはスタイだけ交換できます。(替えのスタイは別売り)
・スタイをチュニックの内側に入れたり外側に出したり、2WAYの着方ができます。
現在、特許を取り、手作りで製作、ネットショップや直接販売をしています。
販売サイト
インスタグラム
https://www.instagram.com/fromaooo
内田さんは、まるっと文化祭にも登場します!
既に収録は済んでいて、動画では、温かい親の思いを語ってくださったのですが、お人柄が分かる番外編がありますので、こっそり(?)シェアします。
内田さんの優しさが伝わってきますね^^
このクラウドファンディングのリターンにも、4種類のスタイチュニックが登場。
プレゼント、贈り物にいかがでしょうか。
贈る方も嬉しい受け取った方も嬉しい、そしてそれが支援にもなる。ぜひ、どうぞ!