まいど。NPO法人Reジョブ大阪の中の人です(笑)
このクラウドファンディングは、高次脳機能障害や失語症のある方たちが出演したり実行委員になったりして文化祭を開こう!というイベント資金の一部を集めるためのものです。
まるっと文化祭は、2019年、そう去年の10月に始まりました。この日、幸いお天気に恵まれたのですが、雨が降らなかったことを手放しで喜べないほどの大きな大きな台風が、大阪から離れた東日本を襲った翌々日のことでした。この経験は、当事者との距離とも少し似たところがあると気づく経験でした。当日大阪にいた私には東京の台風の話が遠く感じたからです。想像力と思いやりがあれば、人間、苦しんでいる人に思いをはせられる。というかむしろそこは人間にしかできない部分であるわけですね。
来場者数は約150人!スタッフも入れると200人を超えました。
初めてのイベントにしては大盛況だったと思います。
大会議室では、小林春彦さんの講演。小林春彦さんは、日本の講演家・作家・コラムニスト・男性モデル。愛称は「春彦さん」です。著書には『18歳のビッグバン―見えない障害を抱えて生きるということ』などがあります。
中会議室では、理学療法士さんによるヘッドマッサージや、ハンドマッサージコーナーも開設。協力してくださった皆さん、ありがとうございました!
ホールでは、口笛コンサートを開催。高次脳機能障害の当事者であり「口笛カフェ」を開催している白井伊三雄さんと仲間の、素敵な口笛コンサートでした。このステージは、12年前の主治医勝谷先生と、音楽療法士那須先生との奇跡のコラボステージでした。
このイベントで一番盛り上がったのは、中会議室の「座談会」。みなさん、体験談を話したいし、聞きたいのだということが分かったのです。私たちNPO法人Reジョブ大阪は、これからはこういう機会をもっともっと作っていこうと決意し、今にいたります。コロナのせいで、最近それがなかなか叶わないのが悔しい限り。でもこのまるっと文化祭は今年はオンラインでするのです! この座談会も今年はオンラインで行います。皆さん是非来てください。
ホールでは、慎The Spilit こと作業療法士の佐々木慎さんと、DJ MINIYONこと作業療法士の田中孝史さんのLIVEパフォーマンスと、心書家、河田広樹さんのコラボレーション。とてもかっこよかったです。
また、大会議室と中会議室では、弁護士、ライフプランナー、栄養士、看護師など、様々な専門家による相談会が開かれていました。
そしてオオトリ。ホールでの講演会です。「デイサービスで日本を元気に。」外科医、リハビリ医を経て株式会社ポラリスを設立。また、関西デイサービス協会会長などを務める、ポラリス、森剛士ドクターの素晴らしいお話をきけました。「歩くようになるためには歩かないといけない」という「なるほどー」と思うお話や「世界一周している間に寝た切りが改善する船の旅」という「えーーー!それすごい!」というお話まで盛りだくさんでした。
今年は、新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、オンラインで開催します。
リアルに集まるのと違い、確かに熱量は落ちてしまうかもしれません。それでも、今できることをしていこう!そう思って私たちは活動を「止めない」方向で考えました。
今年のプログラムはこちら
第1部
13時 NPO法人Reジョブ大阪 挨拶
13時10分~14時10分 鈴木大介さん 講演
14時10分~14時50分 リジョブの仲間たち 講演
当事者、家族、支援団体など、それぞれのスピーチ各団体5分程度
14時50分 終了の挨拶15時 配信終了
第2部
15時20分 zoom会議システム開通
15時30分 懇親会開始
16時30分 懇親会終了
詳細、お申込みはこちらです!
みなさん、是非お越しくださいね!