こんにちは。富川屋スタッフの岸本です。
これまで、遠野の魅力やホップ和紙ができるまでをこちらの活動報告でレポートしてきました。今回は、Sense of Tonoのパッケージの最終工程についてお話しします!
これまで、オンラインイベントや「ホップ和紙ができるまで」のレポートでも、パッケージラベルには並々ならぬこだわりがあることをお伝えしてきました。
しかし、このパッケージラベルについてまだ詳しく話されていないことがありました。
そう、どのようにしてパッケージラベルを貼って製品としての完成をむかえているかです。このパッケージ、なんと最新鋭の機械で高速に貼り付…、いえ!なんと、1枚1枚手で貼っています!
それではさっそくその秘技をご紹介したいと思います。
このパッケージを丁寧に貼ってくださっているのは、製造元でもあるファーメンステーションさん。
作業は奥州市にあるこちらのラボでおこなわれています。
このような状態でラボに到着したパッケージラベルを、デザイナーのhomesickdesignさんがつくった仕様書をもとに貼っていきます。
つかっているのは、液体のり。
いろいろと検証した結果、本体であるガラスびんにつける部分は液体のりがもっともよいということになりました。
液体のりをつけたパッケージラベルを本体に沿わせるようにして巻きつけていきます。
ラベルの両端をくっつけ、中にリーフレットを入れます。
そしてパッケージラベルのフチをつけるのは両面テープ。
こちらも検証の結果、液体のりでは紙のフチがよれてしまうとわかったため、フチは両面テープをつかうこととなりました。
裏面に商品ラベルを貼り付けて、「遠野が香るアロマスプレー Sense of Tono」がようやく完成です!
液体のりが乾くまでは透けて見えますね。乾燥した後はこれもすっかり消えます。
1つのパッケージラベルを貼るのに約15分!この作業を300個ぶんですからたいへんな量です。
手づくりや体験といったことが大好きなわたしも、この緊張感ただよう作業を前に「すこしやらせてください」とはとても言えませんでした。
本当にファーメンステーションの皆さん、ありがとうございました。
完成した商品を前に喜びもひとしお。
こうして、さまざまなかたの力を借りて完成した「遠野が香るアロマスプレー Sense of Tono」。日々、ご支援くださるかたが増えていて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
Sense of Tonoの裏側をレポートする活動報告はこれで一旦終わりとなりますが、メディア露出などまだまだご報告することがありますので、クラウドファンディング終了までいましばらくお付き合いください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!