開発秘話⑫「池やんに誘われて・・・」
”発熱剤”という名前ですから熱を発するのは当たり前なのですが、
「どのくらいの熱が出るのか?」
「いつまで熱が出続けるのか?」
温かいおにぎりを食べるためには、これが一番重要とも言えます。
開発秘話⑦でもご紹介したように、日本より発熱剤に馴染みの深い現地生産工場の技術や、膨大なノウハウも共有してもらいつつ、国内での試験や評価なども実施していかなければなりません。
そんなある日、いつも私の愚痴をスーッと聞き流すやり手銀行マン「池やん」から一本のお誘いが・・・
誘われてやってきたのは世界に誇る「京都大学の桂イノベーションセンター」
こちらにある「京都高度技術研究所」さんでは”大学の知”と”企業の技術”の融合を目的として、私たちのような新産業を創出する取組を支援して下さいます。(驚)
普段はただのお調子者ですが、時折キリッと大活躍してくれる「池やん」。いつも感謝です!
その後も足繫く通い、「ホットプラス」の課題の克服や発熱剤についての的確なアドバイスも頂け、今では最高の技術サポーターという位置付けです。
皆さんのおかげです。
そんな技術の裏付けをもって発熱剤設計を続けるのでした。
続く・・・