皆さん、こんにちは!
プロジェクト起案者のNPO法人アスリード杉野でございます。
今回のご報告は、相模原市で2校目となる弥栄中学校での開催。
10月に担当の天野先生からWEBサイト経由でお問い合わせをいただきました。
「職業講話を開催するにあたり、コロナ禍で開催自体が難しいなか様子を見ていたのですが、12月の開催時期が迫り困って検索をしていたところ、このWEBサイトに辿り着きました。公立中学校のため予算はないのですが、開催までの流れや要する時間等を教えていただけたらと思いご連絡いたしました」とのことで、このクラウドファンディングを活用させていただく形となりました。
今回は、登壇者の方に対し、1学年の5クラス+特別支援学級のやえい級の皆さん全員、6教室から同時に接続して職業講話を実施するという新しい試みにチャレンジ!
初めての接続スタイル、各教室とのやり取りを充実したものにするべく、登壇はアスリードの正会員(スクラムメンバー)でもある川口宙さまにご協力いただき、進行・ファシリテーターとして当法人のスタッフも授業に参加。オンラインの利点を最大限生かしたプログラムとなるよう、企画段階から準備を進めてまいりました。
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アメリカに本社を置く医療機器メーカーに勤務している川口さま。
海外を渡り歩き過ごした日々のご経験や、医療に関する専門的な知識や情報についてのお話も交え、在宅勤務中のご自宅から講話に参加してくださいました。生徒の皆さんが関心を持ちそうなテーマをクイズにして出題してくださったり、オンラインながらも双方向のコミュニケーションをとっていただき、画面越しにはなりましたが盛り上がりを感じる時間となりました!
質疑応答の時間には、各クラス、代表生徒が画面の前に来て直接質問を行いました。
どの生徒さんも、「自分がこれから社会に出るにあたって何をしておいたらいいのか分からないのですが、中学時代にやっておくべきことがあったら何か教えて下さい」というように、“なぜそのことを聞いてみたいと思ったのか?”という自分の気持ちも合わせて発表しようと準備をしてくれていて、深いコミュニケーションができました。
今回も回線の切断などの大きなトラブルなく、オンライン職業講話は無事終了…!
最後に、クラウドファンディングをご支援いただいた皆様からの動画とメッセージもお渡ししました!!
【先生からのコメント】
この度は、オンラインでの職業講話実施にあたり、ご協力いただきありがとうございました。コロナ禍でさまざまな行事が中止や延期を余儀なくされる日々を生徒が過ごしている中、限られた予算でのオンライン講話開催へ向け、ご相談させていただきました。事前学習として、みらい百花の冊子や動画での職業紹介によって生の声を聞き、その上でワークシートでさらに一歩深く考えさせるなどのご提案をいただいたことで、本番当日も生徒が「自分事」として参加することができ、将来へ向けての大切な時間となりました。
【生徒の皆さんからのアンケート集計結果】
【印象に残ったこと】
川口さんの笑顔で、笑顔が大切だと思った。
川口さんが最後に言っていた「素直な気持ちを大事に」という言葉がとても印象に残りました。
最後の「やりたいことをやる」という言葉が今でも印象に残っている。
挫折について、いままでの失敗は気にしないで前向きにいくという発言が特に印象に残った。
仕事のやりがいを感じる時が感謝された時ということ。
「夢がなくてもいい」という言葉。
【これからの学校生活で心がけたい・挑戦したいこと】
自分のやりたい!と思うことを探す、時間を見て2分前行動をする。
人の助けになるようなことをしていきたいと思いました。
だれかと話したりする時に、相手のことを理解しようと心がけること。
自分の将来につながることだと思って、勉強なども一生懸命にがんばろうと思いました。
人にはやさしく、うそをつかない人でいたい。
勉強はなぜやるのかの意味を考え、プラス思考で取り組もうと思いました。
今回話を聞いて、社会人になるまでに色々な経験をしておいた方がいいと思ったので、自分の好きなことはもちろん、嫌なことも積極的に取り組んで行きたいです。
【講師の方へメッセージ】
川口さんの講話のおかげで、物事に対する意識が変わった気がします!貴重なお時間ありがとうございました!これからもがんばって下さい!
海外で働いているなんて聞いたときは、まず率直にすごいなと思いました。社会人のイメージは仕事に対してマイナスなイメージだったけど、プラスなイメージになって、将来に対して明るいイメージになりました。改めてありがとうございました!
色々な経験、川口さんが色々なことに挑戦する姿勢にすごく感動しました。私のこれからの進路にとても参考になりました。私も、自分の気持ちに素直になり、色々なことにチャレンジしていきたいです。
川口さんはその仕事の未来はどうなっていたいと思いますか?これからお大変なことがあると思いますが頑張って下さい!
川口さんの話が聞けて良かったです。川口さんの言っていた、「夢があるなら素直に」という言葉を意識します。
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12校目の活動報告はここまで…。
オンラインで、1社の企業様(登壇者お一人)のお話を学年全員で聴く…というのは初めての試みでしたが、教室でモニター越しにしっかりをお顔を見ながらお話が聴けるという点では、集合型の講話の新たなスタイルとして活用できるな…と感じられる開催となりました。
実は今回、アンケートの中に
「私たちのために協力してくれた皆さんへ」
というコメントを寄せてくれたチームもありましたので、一部ご紹介いたします!!
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仕事につくためのヒントが少し見つかった気がします!ありがとうございます!
わざわざ環境を作ってくださり、ありがとうございました!今回やった事もふくめ、ゆっくり自分のペースで将来を考えて行きたいです!
今回はこのような機会をつくってくださり、ありがとうございました。このような機会があったおかげで、私は将来に自信をもつことができました。ありがとうございました。
仕事は、ものすごく大変だと思うけど、がんばってください!!もしも、嫌なことがあったりしたら、私達のことを思い出してください。ずっと応援しています。これからもがんばってください。ありがとうございました。
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事務局からも、今回ご協力いただいた皆様に、改めまして感謝申し上げます!!
こうして中学生からもたくさんのパワーをいただきながら、これからも学校の要望にお応えし、地域一丸となった“キャリア共育”を推進してまいります!
今後とも皆さまのご支援、どうぞよろしくお願いいたします!