2022/06/08 17:36

皆さん、こんにちは!
当プロジェクト起案者、NPO法人アスリードにて、コーディネーターを務めております小島です!

今回のオンライン職業講話は、横浜市立田名中学校。なんと1年生と2年生のそれぞれの先生よりご相談をいただき、2021年11月5日 、11月25日 と2回に分け開催。合計11社の企業様にご協力いただきましたので、まとめてのご報告とさせていただきます。※ご報告に時間がかかってしまいまして、申し訳ありません…!!

例年2学年で行っている職場体験の実施が難しい状況の中、「オンライン」や「体験」などをキーワードに検索をかけ、アスリードのホームページにたどり着いたとのことでお問い合わせをいただきました。

打合せでは1年生と2年生、それぞれの学年の意向をお伺い。先生方の開催イメージに合わせて、各学年ごとにご登壇いただく社会人の方の人数や講話時間の調整を行いました。

【11月5日開催:1年生向け】

エンジニア派遣でものづくりの現場を支える株式会社アルプス技研様からは、情報システム課の社員様にご登壇いただき、実際のお仕事の内容も踏まえたプログラミングについてのお話からIT業界の未来のことまで、幅広くお話いただきました。

五光発條株式会社様は工業用の精密バネの開発・製造を行っていますが、まずは身近なところで使われているバネのお話から入っていただき、生徒たちの心をつかんでくださいました。年間の生産数には驚きの声があがりました!

医療系機器の開発や販売を行う外資系の企業で働く川口様は、他の部署の方のインタビュー動画も作成していただき、様々な働き方や、仕事を選んだきっかけを紹介していただきました。2択クイズは大盛り上がりで、廊下まで生徒たちの声が響いていました。

太陽光発電システムや蓄電池設置・販売を行う株式会社太陽住建様は、今までの人生についてや苦労を乗り越えた経験を熱くお話いただき、生徒たちからは「挑戦することを忘れないようにしたい」という声も聞こえました。


【11月25日開催:2年生向け】

訪問介護の質の向上を図ることを目的として活動を行なっている横浜市訪問介護連絡協議会様は、介護に関するクイズを実施。ヘルパーさんの動きがわかりやすいよう、出題VTRは全てこの日のために動画を撮ってご準備してくださいました!
官公庁・学校・病院・オフィスビル等、多くの施設警備を行う株式会社KSP様は、生徒たちに馴染みのある施設も数多く警備。仕事内容だけではなく、警備する際に必要な心構えについてもお話いただきました。

輸入車の販売買取を行う株式会社ゴーランドカンパニー様は、車がズラッと並ぶショールームから配信。どの車が見てみたいか、生徒たちのリクエストも受け付けてくださったりと、オンラインの壁を感じさせない講話をしていただきました。

ねじの製造・販売を行う株式会社サイマコーポレーション様は、様々な国から来た問い合わせを効率よく対応するにはどの順番が良いか?というクイズを出題。時差を計算したりと、学校の勉強と仕事の繋がりも考えるきっかけを作ってくださいました。

株式会社スタックス 様は飛行機、人工衛星、医療機器などに欠かせない部品を作っている“精密板金加工”の会社。今回は新潟県にある廃校を活用した工場から参加していただきました!気軽に行けない距離でも目の前で見学できてしまうのは、オンライン職業講話ならでは!です。

「杭打ち」と呼ばれる建設の基礎工事を行う恵比寿機工株式会社も、現場での工事の様子を動画で見せていただいたり、重機が並ぶモータープールを中継していただきました。最後は中学生に対して熱いメッセージもいただき、皆真剣にメモしていました。

水処理装置製造・販売や医薬品生産に必要な水を製造・供給する設備の設計や制御プログラム作成を行う日本濾水機工業株式会社様。学校でも”ろ過”について理科で取り扱った後ということで、社会の中でどう役に立つのかがリアルに伝わったと思います。


【皆様からのメッセージは、2年生の講話終了後に河原先生にお渡しいたしました!


【生徒の皆さんからのアンケート集計結果】※今回は1・2年生合算にて集計しております。

内容はどうでしたか?
オンラインはどうでしたか?


今回の職業講話で学べたこと、得られたこと

【これからの学校生活で、心掛けたい・挑戦したいこと】

・これからは、だれかと協力しながら学校生活を送っていきたい。

・最新の知識や情報を取り入れ、また新しいことにも挑戦したいです。

・自分のまわりのものは、だれかが作っているものだと思い、大切にすること。

・苦手なところも挑戦する!みんなのためになにかをやりたい。

・人の役に立てる、頼られるそんな大人になりたい!と思えた。

・将来のために改めて学校生活もあわせて見直そうと思いました。

・勉強する意味が分かったから、学校生活で勉強を頑張ろうと思った。

・将来どんな仕事についても、前向きに頑張っていきたいと思った。

・人となるべく話せるよう心がけたいと思った。いろいろなものに興味を持つようになりたい。

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13・14校目の活動報告はここまで…。

今回は、ひとつの学校で2学年分開催させていただくという、初めての例となりました。

1年生の開催時に起こった接続トラブルを2年生の先生にお伝えして対策を練るなど、先生方の連携のおかげで無事終了することができました。

これからも学校の要望に応えながら、今だからこそできる支援、地域一丸となった“若者たちの未来づくり”を推進してまいります!