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”今”だからこそ、オンラインで『職業講話』を続けたい!!

コロナ禍によってキャリア教育が受けられなくなってしまった中学生・高校生に、将来を考えるきっかけとなる”オンライン職業講話”を開催するためのプロジェクトです。こんな時だからこそ、誰もがイキイキと働く社会を目指し、若者の将来の選択肢と可能性を広げたい!皆様のご支援をお願いします!

現在の支援総額

3,235,000

107%

目標金額は3,000,000円

支援者数

146

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/11/12に募集を開始し、 146人の支援により 3,235,000円の資金を集め、 2020/12/25に募集を終了しました

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”今”だからこそ、オンラインで『職業講話』を続けたい!!

現在の支援総額

3,235,000

107%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数146

このプロジェクトは、2020/11/12に募集を開始し、 146人の支援により 3,235,000円の資金を集め、 2020/12/25に募集を終了しました

コロナ禍によってキャリア教育が受けられなくなってしまった中学生・高校生に、将来を考えるきっかけとなる”オンライン職業講話”を開催するためのプロジェクトです。こんな時だからこそ、誰もがイキイキと働く社会を目指し、若者の将来の選択肢と可能性を広げたい!皆様のご支援をお願いします!

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皆さん、こんにちは!

ご無沙汰しております、プロジェクト起案者のNPO法人アスリード杉野です。
本日は、『オンライン職業講話』支援2校目の活動報告をお届けいたします!!

今回は、横須賀市にある神奈川県立横須賀南高等学校。
2020年に、前身となる県立明光高校と県立大楠高校が統合し、県内でも4校のみの「福祉」に関する学科が設置されている高校です。

昨年10月頃、「コロナ禍のキャリア教育をどうしたらいいか?」とのご相談をいただき、アスリードが発行するキャリア教育支援誌『みらい百花』をお届け。掲載されている企業様にその感想とキャリアに関する質問を書いたお手紙を送るというプログラムを学校独自に行ってくださっていました。すると、お手紙を出した24社のほぼすべての企業様からお返事が届き、「このつながりをもっと深められないか」とのお話が持ち上がり、今回のプログラムの実現に至りました。

学校ではネット環境の整備も進んでおりzoomも利用経験あり。6クラス同時進行となるため、企業様にもご協力いただきながら、動画の画面共有や現地からの中継など、当日の内容を想定し、接続テストを行ってきました。

★  ★  ★

開催当日、早速学校へ…事前に企業様と本部をつなぎ、 先生方と顔合わせ。それぞれの教室の状況を確認しながら、授業開始のチャイムを待ちます…。

参加したのは、1年生(福祉科の2クラスと普通科の4クラス)約180名。
★一人でも多くの社会人に出会い将来への視野を広げてほしい。
★仕事ごとに異なる働き方ややりがい、共通する”大切にすべきこと”に気づいてほしい。

今回はそんな先生方の想いも反映し6社の企業様にご協力いただき、30分ごとに業種・職種の異なる2社の講話を聞くスタイルをとりました。短い時間ではありましたが、それぞれの教室の様子をお届けします!

★  ★  ★

横須賀に本社があり、福祉科の生徒さんの”未来像”にも近い介護事業を手掛ける(株)スマイルさま。デイサービスの現場からの笑顔あふれる中継、先生を巻き込んだ対話で盛り上げてくださいました。


こちらも、横須賀が拠点の(株)サンエーさま。次世代住宅の販売等事業内容だけでなく、ご登壇いただいた社員さんは元自衛隊。その経歴や仕事をするうえで大切なことについてお話ししていただきました。

 

ビル等の建築現場で鉄筋工事を担う(株)イー・ケー・エスさまは、社長自らご登壇。学校の校歌にもふれ対話をスタートし、人々のくらしを守る鉄筋工の仕事について動画や写真も盛りだくさんに語ってくださいました。


あらゆるモノを量産するのに欠かせない「金型」を製造する昭和精工(株)さまは、社長と22歳の若手技術者のお二人が参加。生徒さんに近い視点でお話をしてくださり、教室を巻き込んだかけあいに盛り上がりを見せました。


相模原でヘアゴム等の製品を開発、製造している(株)イノウエさまからは、女性の若手社員さんがご登壇。”学生と社会人のちがい”についてご自身の学生時代の経験をもとにお話してくださったことが、生徒たちの心にささりました。


高級輸入車の販売を行う(株)ゴーランドカンパニーさまからは、『みらい百花』で取材にもご協力いただいた店長さんがご登壇。高級車がならぶショールーム内部や、迫力あるエンジン音に生徒たちも驚き!臨場感あふれる講話を展開してくださいました。

※感染予防の観点から運営スタッフの教室内への立ち入りを自粛、写真はすべて廊下からドア越しに撮影しております。ご理解いただければ幸いです。

★  ★  ★

特に大きなトラブルもなく、オンライン職業講話は終了!
控室にて再び登壇企業様にzoomでお集まりいただき、先生方を交えて振り返りMTGを実施。

「実は『みらい百花』掲載後に生徒さんからいただいたお手紙、今も掲示しているんです」とモニター越しに見せてくださった企業様もあり、先生方からも「書面でのやり取りから実際にお顔を見てお話できる機会を持つことができたことが嬉しい」とのご挨拶がありました。


その後、クラウドファンディングをご支援いただいた皆様からのメッセージをお渡しすると、「他の学年にも見てもらえるよう、校内に掲示します!」と喜んでくださいました。
※今回は一斉に企業様ごと個別のzoomミーティングに入室してのスタートとなったため、動画については先生方にデータをお渡しする形にし、後日生徒さんにもご覧いただけるようにお願いいたしました!

【先生からの声】

進路担当:美濃先生
事前のMTGから皆様とオンラインでお目にかかり、「現場の空気感」や「働く意識づけ」についてお願いさせていただきました。企業様それぞれに工夫して下さり、とてもありがたく感じています。日常的にふれることのない業種・職種のお仕事も多く、「初めて知る仕事に対し何をどう質問したらよいか」という点は、事前の準備がもう少し必要だったのかも…ともどかしく感じる場面もありましたが、どの生徒も食い入るように画面を見ており、クラスの中ではいろいろな会話が生まれていました。課題もありましたが、今後に向けて前向きに捉えたいと思っています。本当にありがとうございました。

スクールキャリアカウンセラー:下村さま
2回目の昭和精工さんの講話のクラスに同席させていただきました。
ものづくりのなかでも、普段は目にふれることのない分野のお仕事でしたので、「接客じゃないのに、”お客様に褒めてもらえる”ってどういう状況だろうね?」など、折に触れ生徒に話しかけたりしていました。仕事に対する”思い”や、その人ご自身の”生き様”にもふれることができる機会はなかなかないこと。今までに知ることのなかった、見たことのなかったものを見聞きする・出会うことが、生徒の視野を広げ、成長につながるのだと改めて感じられました。ご協力ありがとうございました。

学年主任:米澤先生
教室には入らず、全体のクラスの状況を見て回っていました。社会人との対話に緊張して固まってしまうのでは…と心配していましたが、企業の皆様が色々と引き出してくださり、「こんな反応をするのか、こんな質問できるのか」と感心する場面もありました。社会人になる心構えも、私達教員とはまた違った角度からリアルなお話をしていただいたので、生徒も新しい発見、理解できた部分が多かったのではないかと思いました。オンラインの”難しさ”よりも、その”可能性”、”素晴らしさ”を感じることのできた時間となり、感銘を受けました。


【生徒の皆さんからのアンケート集計結果】

【印象に残ったことは何ですか?】

どちらの会社もずっと笑顔だったので、私も自然と笑顔になっていて、笑顔って大切だなと分かりました。

日常で使うものを製造している会社を見ましたが、表で活躍せずとも裏で生活を支えているのってカッコいいなと思いました。

両方の会社の方が「高校生の間は楽しむことが大事」と言っていたのが印象に残りました。

お客様を笑顔にするためにしていることを聞かれた時、「自分が笑顔でいること」と答えていたのが印象に残りました。私も働くときは、笑顔を大切にしようと思います。

実際の光景を見せていただいたので、よりリアルなイメージを持つことができました。

1つ1つの仕事に目標やテーマがあることを知れた。

社会人1年目でもいろんなことに挑戦できるということを知らなかったので、印象に残った。

形に残るものを作ったり、地図に載せてみたりしたいと思いました。

質問コーナーが面白かった。働く大切さが理解できた。

仕事は大変だけど、職場の人たちが笑顔で、なんかほっこりしました。将来が少し明るくなった気がしました。


【これからの学校生活で挑戦したいと思ったことは?】

自分のやりたいことに自信を持って挑戦し続けたい!

今を楽しみたい。この3年間を無駄にしたくない。

あいさつをするとか、お礼をするとか、簡単なことだけれど、しっかりできるようにしたいと改めて思いました。

今を全力で楽しむ。頼れる存在がいるときにとことん頼ってみる。もっといろんな人とのコミュニケーションを心掛ける。

いろんなことに目を向けて、疑問を抱き、質問をする。

いろんなことを見て、ほかにどんな職業があるのかを知りたいと思いました。

なるべく遅刻、欠席をしないで、就職の準備をしようと思った。

もう少し社会に出ることを意識した学校生活を送りたいと思う。

人に何かを紹介する、説明するなどは生きていくなかでたくさん出てくると思ったので、今のうちにコミュニケーション能力や説明する力を意識して生活したいと思いました。

自分を中心に笑顔にする。優しく、楽しくする。その方が印象が良いので今のうちから楽しいオーラを出せるようにしたいと思いました。


【講師の方へのメッセージ・感想】

どちらの会社とも、仕事の内容を説明する時楽しそうに話していたため、自分に合った仕事を見つけたいなと思いました。 

講話してくれた若い社員さんも私たちと同じ専門科の高校出身ということを知って、同じように一つのことを頑張れる人になりたいと思いました。

明確な目標ややりがい、楽しさがしっかりあって、さらに自分の人生をふまえた上で話をしてくださったので、理解しやすかったです。

自分の好きなことが仕事にできて、お金がもらえるというのは、とっても素敵なことだと思うし、自分もそうなりたいと思った。

その方が今まで苦労してきた結果などが積み重なってきていたんだな、と思いました。自分が思っていたことと違っていても、ご本人の口から聞くことで納得できて、良かったです。

特に工業系の仕事については今まで知らないことが多かったので、良い経験になった。

将来の夢は福祉とか医療系だから、今回の講話はとても身近なことだと思ったし、高齢者の方々の楽しそうな様子を見て、介護にも興味を持ちました。

全然考えもしなかったことが考えられるようになったし、学べることが多かった。

やればできるという言葉をよく聞くけれど、逆に何もやらないと、できることもできないなと思ったし、挑戦することも大事だと感じられた。


【登壇していただいた地域企業の皆様より】

(株)スマイルさま
福祉科の皆さんということで、仕事の話を中心に、社会人として大切にしてもらいたいことをお話しました。緊張している雰囲気もありながら、対話の中で笑ってくれたり反応があって嬉しかったです。同じ分野を学ぶ生徒さんたちなので、これからも色々気軽に質問してもらえたら嬉しいです。我々も勉強させていただきました。

(株)サンエーさま
自己紹介や会社紹介など、動画とパワーポイントを用意して「働くとはなにか?」といった話をさせていただきました。短い時間のなかで仕事について語るのは難しいけれど、また機会があれば一方的な話にならないようもっと改善したいと思いました。先生にも協力していただき、生徒さんから自分のキャリアについての質問もしていただきました。

(株)イー・ケー・エスさま
学校に関連したクイズや会社のあるエリアを紹介するところから入り、会社紹介では震災後につくった動画を見てもらい、”人の命を守る仕事をしている”ということをお伝えしました。仕事というよりは、人生には変われるきっかけがたくさんあるので、やりたいことをみつけてほしい。もし見つからなくても、「こうしてみたら?」と思うヒントをお伝えしました。将来を考えるのは、大切な時間だと、改めて思いました。

昭和精工(株)さま
高校生が普段あまりふれるような仕事ではないので難しい部分もあったかもしれませんが、22歳の若手社員も参加させていただき、高校や大学での話などについても話してもらいました。 先生が生徒さんの間に入って盛り上げてくれ、画面越しに信頼関係があるということも感じました。貴重な機会となりました。

(株)イノウエさま
私自身まだ入社1年目なので未熟なところも多いのですが、仕事の失敗談や社会人になってみて感じたことをメインに、社会で働くことをリアルに感じてもらえたらと思いお話させていただきました。質疑応答では堅苦しい感じをなくし、趣味やプライベートな話もしたところ、反応があり嬉しかったです。「どんな質問でもいいんだよ!」って言ってあげたいと思いました。

(株)ゴーランドカンパニーさま
参加させていただき、勉強になったことがたくさんありました。生徒さんが一所懸命に話を聞いてくれ、クルマにも興味を持って見てくれたのが嬉しかったです。以前お手紙をいただいた生徒さんからも画面越しに質問をもらい、色々お話できました。ちょっとでも生徒さんたちのためになる時間になったのなら嬉しい。またこんな機会があったらと思います。


★  ★  ★

2校目の活動報告はここまで…。

横須賀南高校は卒業後に就職を考えていたり、福祉関係の専門的な分野に進みたいという意志を持っている生徒さんも多く、「自分が将来どんな仕事をするのか」「どんな人生を歩んでいくのか」を具体的に考えるきっかけを提供できたことは、運営側としても嬉しいことでした。

実際にスクールキャリアカウンセラーの下村さまからは、「これまでにはあまりなかったのですが、職業講話のあと進路相談室に訪れる1年生の姿が増えました。自分の将来に目を向けて、早い段階から準備できることは重要なことで、いい影響が出ていると感じています」とご報告もいただいています。

今回もこのような機会を創ることができたのは、学校と地域企業さまのご理解とご協力、そして、クラウドファンディングを通じてご支援して下さった皆様のお力添えがあったからこそ。

改めまして御礼申し上げますとともに、引き続きお届けする活動報告を楽しみにしていてくださいませ!

※すでに、新年度の新体制となった学校様より、「『オンライン職業講話』について教えてほしい」とのご相談の声が届いています!順次クラファン支援対象校として、提案を進めてまいります…!

それでは、またこれからも若者たちの“未来づくり”に、皆さまからのあたたかい応援を、宜しくお願い致します!

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