FIP中澤ミルク 寛解のご報告
初夏の候 皆さまいかがお過ごしでしょうか。
しばらく活動報告が滞り申し訳ございませんでした。
本来でしたら、3月の経過観察84日目に受診し、寛解の診断を仰ぐ予定でしたが、諸事情により遅れ4月に受診し血液検査を受けてまいりました。
お陰さまで、A/G比やその他の数値も全て基準値内で、特に異常はみられず『とりあえず寛解』とのお言葉をいただき、やっと少し肩の力が抜けた思いがしました。
しかし、その猫がFIPウィルスによって受けたダメージの大きさや、その猫の免疫力や抵抗力によって、薬の効果は様々ですので(特に未承認薬でもありますので)、『いつ再発するかはわからない』とのこと。
また、元々の原因である体内の「猫コロナウィルス」は完全に消えるわけではありませんので、将来、老化や他の病気などで免疫力が低下した際に、また猫コロナウィルスが猫伝染性腹膜炎ウィルスに変異する可能性もあるのです。
ですから、この『寛解』はひとつの通過点として受け止め、これからも健康に気をつけて、大事に育てていきたいと思います。
昨年8月に命を落としていたかもしれないところを、今日まで生きて、こんなに元気になってくれたことは、本当に夢のようで、家族一同とてもとても嬉しく、この激動の一年を思い返すと、今でも胸が熱くなり涙がこみあげてきます。
皆さまからの温かいお言葉やご支援もどんなにありがたく、どんなに心救われたことか…。
本当に改めて心よりお礼申し上げます。
後日、クラウドファンディングの最終会計報告をいたします。
お読みいただき、ありがとうございました。
中澤