FIP中澤ミルク 寛解のご報告初夏の候 皆さまいかがお過ごしでしょうか。しばらく活動報告が滞り申し訳ございませんでした。本来でしたら、3月の経過観察84日目に受診し、寛解の診断を仰ぐ予定でしたが、諸事情により遅れ4月に受診し血液検査を受けてまいりました。お陰さまで、A/G比やその他の数値も全て基準値内で、特に異常はみられず『とりあえず寛解』とのお言葉をいただき、やっと少し肩の力が抜けた思いがしました。しかし、その猫がFIPウィルスによって受けたダメージの大きさや、その猫の免疫力や抵抗力によって、薬の効果は様々ですので(特に未承認薬でもありますので)、『いつ再発するかはわからない』とのこと。また、元々の原因である体内の「猫コロナウィルス」は完全に消えるわけではありませんので、将来、老化や他の病気などで免疫力が低下した際に、また猫コロナウィルスが猫伝染性腹膜炎ウィルスに変異する可能性もあるのです。ですから、この『寛解』はひとつの通過点として受け止め、これからも健康に気をつけて、大事に育てていきたいと思います。昨年8月に命を落としていたかもしれないところを、今日まで生きて、こんなに元気になってくれたことは、本当に夢のようで、家族一同とてもとても嬉しく、この激動の一年を思い返すと、今でも胸が熱くなり涙がこみあげてきます。皆さまからの温かいお言葉やご支援もどんなにありがたく、どんなに心救われたことか…。本当に改めて心よりお礼申し上げます。後日、クラウドファンディングの最終会計報告をいたします。お読みいただき、ありがとうございました。中澤
いつも温かい応援をありがとうございます。遅くなりましたが、先日の血液検査の結果をご報告いたします。先月の下痢嘔吐のこともあるので、今回は全身の健康チェックも兼ねて、いろんな数値を出していただきました。下痢嘔吐の際は0.5まで下がっていたA/G比は、0.71にまで回復し基準値内となっていました。その他、肝臓、腎臓、膵臓など、どの数値も正常で、体重も1ヶ月前と比べ約500g増え、4.7㎏になっていて、なにも問題ないとのことでした!エコー診断では、腎臓にFIPドライタイプ特有の影が見られるとのこと。(画像を印刷してもらうのを忘れたので次回はいただいてきます)その影があるからといって、腎機能に問題があるわけでもなく、血液検査の数値にも影響はないそうですが、この影を見ると『あぁFIPドライタイプを罹患したんだな』と分かるのだそうです。時間とともに影が薄くなっていく子とそのまま残る子があるそうです。不思議ですね。FIPという病気についてはまだ解明されていないことが多く、また、今回の薬MUTIANについても詳細な成分が分からない部分があり、MUTIANで治療した猫のデータも少ないので、まだまだ謎が多いそうです。今から思えば、そんな不確実で高額な治療に賭ける決断をよくしたものだと、自分でも驚いています。苦しんでいるミルクを助けたい一心で、本当に必死でした。半年間の出来事とは思えないほど、私にとっては長い長い月日のように感じますが、皆さまのご支援のおかげで、その治療を続けることができ、幸運にも薬が効いて、こんなに元気な姿を取り戻すことができました。本当にたくさんのご支援を、たくさんの温かいお言葉をありがとうございました。次は2ヶ月後の3月に健診を受けに行く予定です。引き続き、このキャンプファイヤーの活動報告にて定期的にミルクの様子をご報告させていただきますので、どうぞ温かく見守ってください。リターンのお品につきましては、私の体調不良のため準備が少し遅れておりますが、順番に送らせていただきますので、今しばらくお時間いただけましたら幸いです。中澤https://www.instagram.com/mycoffee_with_milk?r=nametag
皆さま 新年明けましておめでとうございます。改めまして、昨年はクラウドファンディングへのご支援ご協力を賜り、大変お世話になりありがとうございました。クラウドファンディング終了後から約一週間、公私ともに慌ただしく過ごしておりましたが、皆さまからいただきましたメッセージを読み返し、心温まるお正月となりました。本当にありがとうございました。ミルクも、お陰さまで、お腹の調子も良くなり、穏やかな毎日を過ごしています。もう2匹同時の下痢なんてこりごりなので、身体が冷えないよう、年末に温かそうなハウスを購入しました。気に入ってくれたようですが、夜は二人とも相変わらず私に寄り添うように眠っていて、朝、私が目を覚ますと、必ずミルクが私の顔をのぞき込むように見ています。まるで『あ、起きた起きた、生きてた生きてた』というように(^_^)去年の8月9月、ミルクの高熱が続いていた時は、生きているか心配で、夜中にも何度も見にいって息を確認し、身体をさすり、アイスノンを交換しました。今でも思い出すと涙が込み上げるほどです。こんな風に何も心配せずにぐっすり眠れること、ご飯が美味しく食べられること、明日や未来のことが考えられること、そんな普通の日常がまた戻ってくるなんて、本当に感謝の思いでいっぱいです。無事に寛解できるよう、引き続き大事にケアしていきますので、今後とも温かく見守っていただけましたら幸いです。本日からお仕事初めの方もおられたと思います。どうぞ皆さま、お身体を大切に、素敵な一年になりますようにお祈りいたします。中澤