こんにちは!紅葉もいよいよ本番を迎え、秋が深まって参りました。私は20期のたぁぼーです!たーちゃん、T高嶋という名前でも通っています。最近は落ち葉はきと料理に毎日を捧げています。
この度はFreeDのクラウドファンディングページにお越しくださりありがとうございます。拙い文章ですが、もしお時間がありましたらご覧ください。
今年私は自主公演でR&BというストリートダンスのジャンルのM(ナンバー、作品)責任者を務めております。今回は公演M責としての思いを任せていただいたのですが、ジャズMを作っているわけでもなく、幹部代でもない私の文章なので、どちらかというと2男ストリート公演M責という超マイナーな立場から語ることになりそうです。
公演M責という立場は、FreeDの全てをかけた自主公演の舞台の1部分を作る、という非常に責任あるものです。大きなやりがいがあり経験も積める反面、プレッシャーとその仕事量の多さには苦労も多いなあとつくづく感じています。特に今年はコロナウイルス蔓延の影響で何重もの苦と戦っています。だからこそ公演を絶対に成功させたいという気持ちは非常に強いです。そして、このコロナ禍のなかでいろんな人に助けられながらそのM責ができていることに感謝は尽きません。
という話をこれからしていきます。
FreeDのM責は非常にやりがいのある仕事です。大きな舞台と壮大な照明の元で作品を作れるのは、ダンサーだったら相当な努力が必要なことだと思います。Mメンバーは毎週練習に来てくれて、自分で踊った振付をみんなが何度も練習してくれて、自分のアイデアを汲み取ってくれて、時には「振付すごく好み!」と褒めてくれます。
個人的には、去年憧れていた舞台に今年は振付師的な役割で関わることができているのは光栄なことです。ダンス始めて2年目、R&BのMでは1度しか舞台に上がったことがないという私が務めて良いのかと不安もありますが、任された以上今の自分のベストを出し切りたいという思いです。
しかしやりがいが大きい分、公演M責の責任は重く、大変であることが実感として大きいです。M練は最高に楽しいものにしたいし、メンバーのモチベは爆上げしていきたいし、作品は見る人を感動させるものにしたいです。自分のMを通してR&Bを好きになってもらいたいし、メンバー全員が仲良くなってほしいです。
いいえ、「したい」「ほしい」ではなく、そうしなくてはなりません。
そんな思いでM責を務めているのですが、コロナウイルスの影響で現実は辛いものとなりました。
7,8月のM練はオンライン、その後も駒場の施設が使えない影響でM練時間が十分に取れず、合宿もできず、個別の補修練(少人数練習)もスタジオでないとできず、通し練も十分にできません。練習に全く余裕が確保できず、交通費やスタジオ代で金銭的にも負担が増しています。
特にオンラインM練での振り写しは困難を極めました。ズームに対応して鏡で踊れるように練習したり、振り動画、振り写し動画をスタジオで撮影し、編集してみたりしました。しかし、振りはなんとなくしか伝わらないし、なによりもモチベーションを上げることは困難でした。M練中一人一人の様子も見ることができず、自分なりの努力も大きな成果を上げられませんでした。
コロナウイルスがなければもう少しうまくいろんなことが回っていたのでしょうか。
時々そんなことを考えてしまいます。
他の多くの公演M責さんもこういった逆境のようなものに苦労してきた訳ですが、やはりM責として私が忘れられない一番大切な思いは、「感謝」です。この公演に関わっている全ての人に感謝を伝えさせてください。
コロナウイルスという空前絶後の困難にサークルの先頭で直面し、何度も話し合いを重ねてサークル運営をしてくださっている執行や公演責、公演班をはじめとする19期の方々。公演M責としての悩みを聞いてくれて、アドバイスをくれて、仕事量が増えていることにも気遣ってくれる20期のみんな。未熟で自分勝手なM責なのについて来てくれるMメンバー。そして何より、私が一緒にMを作らせていただいているえんどぅさん。私なんかに好き勝手やらせてくださるし、アドバイスは幾度となくくださるし、いつも支えてくださります。
そしてそして、クラウドファンディングに興味を持って、ここまで取り止めのない文章を読んでくださっている方々にはより一層感謝しています。本当にありがとうございます。いつかお会いできたときに直接お伝えしたいです…!
公演本番は、感謝の気持ちで踊りたいです。FreeDの自主公演は、本当に幸せが溢れる舞台です。側から見たらただの1舞台かもしれませんが、いろんな人のいろんな思いが集合してその時にしか生まれない一瞬の輝きが生まれる場所です。「1年間の集大成」という言葉では説明できないほどの感動があります。何がなんでも成功させてください…!
最近またコロナ感染者がどんどん増加してきて、今後の活動も雲行きが怪しくなってきました。これ以上増えないことを願うのみですが、一人一人できることを怠らず、きちんと感染症対策を講じて、絶対に公演を成功させましょう!
本当にお体には気をつけてお過ごしください!次は衣装責のにしちゃんさんです!
2020.11.24
20期 たぁぼー