こんにちは!19期のゆうなです。
この度はFreeDのクラウドファンディングページをご覧いただき、ありがとうございます。
すでに沢山の方からあたたかいご支援を頂き、Next Goalも達成することができました。
この場をお借りして、心より感謝申し上げます。
私は今回のクラウドファンディングの目的である自主公演の責任者を務めており、約1年前から公演に向けて試行錯誤してきました。
FreeDの自主公演は、ショーケースではなく、一つの脚本に沿ってダンス作品が展開されるストーリー仕立ての公演です。
脚本は自分たちで一から考えており、そのストーリーを演じるキャストや、脚本の台詞を収録するボイスキャストなども部員が務めています。
出演者全員で物語を紡いでいくところが、FreeDの自主公演の大きな魅力だと私は思っています。
それぞれの作品は、例年6月末から練習が始まり、半年間をかけて作り上げます。
今年は新型コロナウイルスの影響で対面練習の実施が困難な状況にあり、8月末までの練習がオンラインで行われました。
オンラインでの練習の難しさを感じながらも、対面でいつか踊りたいという気持ちを胸に部員それぞれが練習に励んできました。
9月からは対面練習を再開しましたが、対面練習を再開すべきか否か、何度も会議を開き、悩んだ末で公演をやるために出した結論でした。
公演についても、開催の形態をどうすべきか熟慮を重ね、無観客公演をホールでうつ運びとなりました。
生でお客様に公演を見ていただきたいという気持ちは、もちろんありました。
沢山のお客様の前で照明を浴びて舞台に立つことの喜びも、生で観るからこそ感じられるエネルギーや空気感も身をもって知っています。
それでも出演者と来場されるお客様の健康を第一に考え、無観客という選択をしました。
私は公演をうつことを決めた時から、もしかしたら本番を迎えることができないかもしれないという覚悟をしてきました。
今まで練習してきたことが披露できない可能性がある中でも、日々練習に励み、脚本を書き、公演を作り上げるために時間をかけているのは、ダンスをすることそのものが、作品を作ることそのものが、楽しいからにほかなりません。
現在のような状況下でも私たちが踊ることを選び続ける理由が、今回の自主公演"stargazer"には詰まっています。
公演の映像を観ていただいた方々に、踊ることの喜びや私たちの踊り続ける理由を少しでも感じでいただけたら、公演責としてこれほど嬉しいことはありません。
そして出演者の皆様に、"stargazer"という一つの作品のなかで踊ること、演じること、生きることを楽しんでもらえたら幸いです。
無事に公演を開催し、ご支援いただいたみなさまにこの作品をお届けできるよう、残り1ヶ月尽力して参ります。
引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします。
拙い文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
2020.11.23
19期 ゆうな