こんにちは!19期のじゅんなです。
この度はFreeDのクラウドファンディングページをご覧いただき,ありがとうございます。
沢山の方々のご支援により,当初の目標に続いてNext Goalも達成することができました。皆様の暖かさに,心より感謝申し上げます。
さて,今回の主題であるopですが,opとはオープニングの略でその名の通り公演の最初を飾る演目です。他のMと異なり,opは原則部員が全員参加し,年により多少の違いはあるものの,その年の公演のテーマや世界観をダイナミックに表現します。
私は公演責のゆうなと共にop責を務めております。私はopの大きな魅力のひとつ,かつ,作る側としての醍醐味が、ほかでもないその人数の多さにあると考えております。しかし、今回のコロナ禍でその特徴が痛手となった面があることは否定できません。8月からオンラインで練習は始まりましたが、統制のとりにくさや指導不足は通常のMに比べてやはり様々な局面で存在し、振り入れや復習が二度手間になってしまったり,また,対面練習が始まってもその人数の多さゆえ施設の選択が難しく全員での練習をなかなか行うことができなかったりした経緯もありました。しかし,例年とは異なる困難な状況で,それでもopを踊るために毎週集ってくれる大切なメンバーが多数存在します。今はその67人と共に,本番に向けて練習を積み重ねております。
私ごとですが,自身が所属していた中高のダンス部の先輩が多くFreeDに属していらっしゃったため,私は事あるごとに公演を観に伺っておりました。中でも私が一番忘れられないMが,中学生の時に初めて観た自主公演のopでした。公演の初めを司るにふさわしい世界観と気迫を,大人数と広い舞台,照明音響全てを駆使して伝えようとするその作品に心を掴まれ,純粋に,ああ,好きだなあと思いました。人数が多くなると,構成での魅せ方の幅がぐんと広がると感じます。そして,構成で魅せるダンスには無限の可能性があると考えております。個々の踊りの精度を上げること,細やかな動きを揃え,その個と個を繋いでいくこと,繋いだ個を広大な舞台に適切に配置し,全体としての動きをまとめ上げていくこと,そのような様々な練習が,全体として完成した際,より大きな,想像のつかないパワーを持った作品となって現れると思います。例年通りの状況ではない中,opを遂行することを諦めなかったのは,大人数で踊る楽しさとその可能性の広がりを部員全員で感じ取り,心に残る作品を作っていきたかったからなのだと思います。
人数をうまくつかい,最大限活かしきる構成力をもったゆうなのもと,練習熱心な21期,成長が眩しい20期,踊ることが貪欲に好きな19期,現役生みんなで作り上げる作品が公演のオープニングを飾ることがとても楽しみです。本番にこのように前向きな気持ちで向き合えるのは,ご支援いただいている皆様のおかげであります。心より感謝申し上げます。
無事に公演を開催し,作品をお届けできるよう,残り一ヶ月更なる高みを目指し,精進して参ります。
引き続きご支援のほど,よろしくお願いいたします。
拙い文章ですが,最後まで読んで下さりありがとうございました。
2020.11.26
19期じゅんな