昨年12月のクレセントシティ訪問メンバー/鈴木典子さんから
コメントいただきましたので、ご紹介させてください。
典子さんは、いつもわたしたちをあたたかく見守り、受け入れてくださる母のような方です。
塩をつくっている場所まで、何度か遊びに来てくれ、いつも励ましてもらっています。
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感動しています!
私は、今から1年前の2019年12月、訪問団の一員として坪井さんと米国クレセントシティ市を訪れました。
「KAMOME」チーズを作っているオーナーに出会った時の坪井さんを今でも鮮明に思い出します。
「KAMOME」チーズの売上は、全て、高校生の交流事業に充てていると聞いて、なんて、善徳な事業だろうと私たちは、感銘しました。
その時、オーナーから「陸前高田産の良質の塩送ってほしい!」と投げかけられました。
高田には製塩所もないしなぁ、難しい課題だな、が私の正直な感想です。
しかし、坪井さんは、「高田から塩ですか、いいですね!」と目を輝かせていました。
それから、帰りの飛行機でも「塩作りたいなぁ、塩送りたいなぁ、どうにかできないかなぁ」と何度もつぶやきます。
また、お会いする度に「塩は、一人でも多くの生徒の国際交流の機会になる、未来を創る若者に夢与える。塩作ります。」と。彼女は、塩作りの先のこと、若者の未来に繋ぐビジョンを話してくれました。
そして、作る場所も設備も技術もすべてゼロベースから始めた塩作り。
今、本物の高田の塩を米国クレセントシティ市に送ることが実現しつつあることに感動しているのは私だけでしょうか。
この塩は、坪井さんの情熱とこのプロジェクトに賛同した皆様の愛の結晶ではないかと思います。
東日本大震災の被災地である地元の方々を巻き込み、仲間と共に創り出す。
伺った塩作りの場所は、いろいろな方々が訪れ、塩作りの薪ストーブを囲み、談笑し、未来の話が飛び交っていました。
とっても温もりを感じます。そして、愛にあふれた空間を創り続けています。