今回は、山鹿灯籠の伝統を受け継ぐヤマノテさんを紹介します。
まず今回出品してくださっているモビール”TouRou”の美しさをご覧ください。
https://youtu.be/0Hq1v3JOC2U
山鹿灯籠は、木や金具は一切使わず、和紙や少量の糊だけで作られたもの。その繊細な技術は600年も受け継がれ、山鹿灯籠を作るには灯籠師さんの10年以上のキャリアが必要とされるほど難しい。
こちらの“TouRou” も全て灯籠師による繊細な伝統技術を用い作られています。
擬宝珠と呼ばれるしずく型のパーツは、6枚の紙でできておりその紙にはのりしろがありません。6枚の紙の厚みだけで接着する職人技で生み出されています。
接着面が見えないほど精巧な美しさをお楽しみください。
山鹿灯籠は、千人灯籠祭りなど金灯籠を頭に載せて踊るのが有名ですが、元々はお社(やしろ)型の灯籠を毎年30基ほど奉納する“奉納灯籠”を守るため、灯籠師さん達、伝統技術を守るために生まれたものだそうです。そして今回の”TouRou”も現代のライフスタイルに合わせて伝統を守るために生まれた新しい美と言えるでしょう。
https://youtu.be/AioWZ5JIaSE(ヤマノテさんも紹介されてます。)
モビールといえば天井から吊るすのが一般的ですが、” TouRou ”は置き型のため、場所を選ばず様々な空間で楽しめます。リビングや玄関はもちろん、和室や床の間に飾るなど和・洋の暮らし両方に調和するデザインです。
少しの風でふわっと揺れる和紙のやわらかな風合いや、ライトを当てると現れる光による陰影もお楽しみください。
また、熊本の島田美術館では、11/19から“山鹿灯籠の祈りの燈火” という展示が始まります。お近くの方は、“奉納灯籠”を中心とした山鹿燈籠の本質をご覧ください。
http://shimada-museum.net/gallery/2420
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