宮城県・七ヶ浜、小さな海の町のワイナリー はこ〜wine&working〜 です。
ただいま、地域の”人間らしい生活”を表現する、国産/日本ワインをつくるワイナリー『はこ〜wine&working〜』のワイナリーそのものを建築するために必要な資金の一部を集めるため、クラウドファンディングに挑戦にしています。
今日は、このプロジェクトの拠点、七ヶ浜についてお伝えしたいと思います。
宮城県七ヶ浜町は、人口2万人もいない小さな島のような町です。東北地方最小の市町村と言われており、仙台市から最も近いビーチとして知られています。
本州とは2本の橋でしかつながっておらず、まさに陸の孤島。そのせいでしょうか、ほかとは違う独特な時間の流れ方を感じることができます。
たとえば、七ヶ浜の朝はとても早くから賑やかです。
その名の通り町には七つの浜があり、一年を通して早朝からサーファーが集まります。また、漁師さんが多く住み、夜明け前から船の音が聞こえます。
朝5:00くらいから人が動き出し、日暮れには静かになる。そんな昔からの人間の生活のリズムを、身をもって感じられる場所が七ヶ浜です。そして、そんな時間の流れをわたしたちは「うみじかん」と呼んで大切にしています。
七ヶ浜には高い建物がありません。そのため、光がとてもきれいに差し込みます。
朝、きらきらとまぶしいような光で目が覚め、夕方、あたたかく包み込むような光は一日の疲れを癒してくれます。
気持ちのいい海風もセット。
この光と風のセットは、季節と時間を知らせてくれる、とても大事な七ヶ浜の自然の財産です。
わたしたちも、この七ヶ浜の「うみじかん」や光や風といった財産を守っていきたいと思っています。そのためには、町を、町の雰囲気を好きになってくれる人を増やしたい。そして、ワインを通じて、それに貢献したい。
その思いでつくることを決めたワイナリーが「はこ」です。
今回は、ワイナリーそのものを建築するために必要な資金の一部を集めるため、クラウドファンディングに挑戦しています。
ワインを愛する皆さま、海を愛する皆さま、七ヶ浜を愛するみなさま、何卒ご支援のほどよろしくお願いします。