はじめに
はじめまして、私たちは大東文化大学国際関係学部地域研究学会研究班の学生団体Plus+です!
私たちは「笑顔をプラス、活気をプラス、未来をプラス」の理念の下、活動しています。
"笑顔" 楽しい、 うれしいの象徴で私たちの生活を彩るもの。
"活気" よりよく生きようと思う気持ちやさらに高みを目指そうと思う向上心がある状態。
"未来" 夢や目標、価値観や考え方の変化、 得た経験を他に生かすことで増える将来の選択肢。
以上の3点を弊団体は活動を通し、「支援先であるネパールの子ども達、日本の若者達にプラスさせたい」という志から、2018年7月23日に設立致しました。
私達の挑戦
弊団体が支援しているネパールは、南アジアに位置し、神々が暮らす神秘の国と呼ばれています。外国産業の進出が遅れており、さらに外国産業の参入に困難な条件が、政府から課せられています。また、国土の8割が山岳地帯であり、自国産業が遅れている現状から、アジア最貧国とも言われております。さらに、2015年にネパールを襲ったマグニチュード7.8の大地震により、多くの建物が崩壊するなど、甚大な被害をもたらしました。政府や国際協力機構の活動により、民家や小学校などの施設は徐々に復旧してきました。
その様な状況下ですがネパールの子ども達は、とても勉強熱心です。「将来は先生になりたい」「歌手になりたい」「政治家になりたい」それぞれの夢を真っ直ぐな眼差しで、私たちに話してくれました。小学校の学年末テストでは、優秀者を表彰します。また成績によって留年制度があり、教育に力を入れているネパールですが、辞書や図鑑、絵本などは高価な為、子ども達への学習教材は不足しています。またネパールには図書館が少なく、子ども図書館は更に少ないです。
そこで弊団体は、ネパールのカトマンズ市ダッチンカリ郡6のシュリーセティビヒ小学校に、図書館を建設するプロジェクトに挑戦しています。子どもたちに学ぶ機会を増やし、図書館兼コミュニティールームとして、学習スペースや屋上に小規模の遊び場を設置する予定です。その図書館で生まれる新たな発見や、挑戦するキッカケ、そして"居場所"になれる図書館にしたいと強く願っております。
団体設立当初からチャリティーイベントや、都内での街頭募金、様々な企業様からのご協賛により、現在90万円ほどご支援を頂きました。建設費用は総額200万円であり、残り110万円の不足金額を補う予定でしたが、世界中を襲っている新型コロナウイルスにより、チャリティーイベントの開催や街頭募金を断念せざる負えない状況となりました。
建設作業は中断されたままであり、今でも子ども達は、図書館完成を楽しみに待っています。
そこで弊団体は、2021年3月に図書館完成させる為、クラウドファウンディングに挑戦しております。All or Nothing方式(目標金額に達しない場合、支援金の全額は支援者に返金させる仕組み)の為、第1目標を30万円、ネクストゴールを50万円に設定させて頂く予定です。残りの不足金額60万円は、NPO法人Dream-Hack様の仲介の基、現地の市役所と協力して補う予定です。
日常が回復する見込みがない状況ですが、子ども達により良い環境を届けたいと強く願っております。
"笑顔"と"活気"と"未来"をプラスさせるお手伝いを私たちにさせてください。
ご支援、応援のほどよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見るネパールについて学ぶ ②労働について
2021/01/01 16:24ネパールについて学ぶシリーズ第2弾!!今回は「労働」についてご紹介します。ネパールでは多くの労働に関する問題が存在しています。まず、ネパールは昔から移民労働者の多い国として知られていて、2018年の統計によると、世界各地で働くネパール人から祖国へ送られるお金は81億ドルに及びます。これは、世界で19番目に多い額と言われています。そしてこの「海外送金」は、ネパールのGDPの3分の1に当たることから、この国の人々の暮らしが、海外移民労働に頼っていることが分かります。しかし、その出稼ぎにはいくつもの障害があり、例えば海外移民労働するための費用、仲介業者への手数料、入国ビザや航空機の費用、さらには受入国での健康診断費用など、多額の支度金が必要になります。また、給料が当初言われていた額よりも少ないこともしばしばあります。こうした障害のすべてが、海外移民労働者の経済状況や健康に大きな影響を与えています。また、職業下層カーストやカマイヤ(先住住民のタルー族の農業労働者)が存在しています。職業下層カーストは今も残る差別的なカースト制度であり、現在も根強く残っています。靴の修理人や伝統的仕立て屋、鍛冶屋などの職業がそれにあたり、所得が低く成人識字率なども国内水準を大きく下回る傾向にあります。また、カマイヤは自らの土地を持たず返済できるあてのない債務を背負って地主の下で日々重労働を強いられる農業労働者の人々を指します。こうした職業下層カーストやカマイヤがネパール固有の貧困層として問題になっています。こうした問題に取り組むため、支援団体の活動により少しずつ改善に進みつつありますが、まだまだ課題は残っています。今後も活動を通じてネパールとはどんな国なのか、沢山の人に知っていただけたらと思います。最後までご覧いただきありがとうございました! もっと見る
1stゴール 達成しました!!
2020/12/25 22:39皆さまのご支援、ご協力のおかげで、1stゴール 30万円を達成することができました!!!!沢山のご支援、応援メッセージ、本当に、ありがとうございます。皆様から頂いた思いを無駄にしないよう、ネパールの子供たちの笑顔のため、これからも全力で頑張ってまいります。1stゴール は達成しましたが、クラウドファンディングはまだ終わっていません。引き続き、2ndゴール、50万円の達成に向けて頑張りますので、ご支援、ご協力のほど宜しくお願いします。 もっと見る
ネパールについて学ぶ ①教育について
2020/12/17 18:27私たちの支援先ネパールの教育について紹介します!まずは義務教育について。ネパールでは学校が1~12年生まであり、 8年生までが義務教育とされています。日本と違い、留年制度が1年生からあるため、 同学年でも年齢がバラバラです。日本の学校進学率は99%、内小学校卒業率100%、中学進学率99%に対し、ネパールでは学校進学率90% 内小学校卒業率68% 中学進学率60%と、学校には入学したものの通えなくなってしまう人が多いです。初等教育の最初の5年間は授業が無償で受けられます。学校に通うのに必要なのは月に900ルビーほどです。制服の費用は政府が半額負担していますが、それでも貧しさや、 立地の悪さ (近くに学校がないなど) から学校に通えなくなってしまうといった理由で学校に通えなくなってしまう子供がいるのです。また、 今はコロナの影響により支援が途絶え授業が受けられなくなってしまった生徒もいます。次は教育格差について紹介します。ネパールでは、11年生に進級する前にSLC (高卒認定テスト) が行われます。これは50万人以上の生徒が受験し、 生徒の人生を左右する重要なテストです。SLC合格率は私立合格率 90% 公立合格率 20%と、私立と公立で差が見られます。全体では合格率は50%ほどで、 合格できずに自殺者が多数出るほどのテストです。私立はレベルの高い授業が受けられますが、費用が高く、試験のための暗記、詰め込み型の勉強が行われています。それに対し、公立は授業料と教科書代は無料ですが、先生の質が悪く、授業のレベルが低いのが問題です。このように初等教育が無料になったりと改善は見られますが、まだまだ問題のあるネパールの教育の現状を紹介しました。私たちが建設する図書館がこども達の教育に少しでもいい影響を与え、子どもたちが新しい夢を描けるようになれればと思っています。ご支援、ご協力よろしくお願いします。最後まで見ていただきありがとうございました。 もっと見る
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