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大人向け探検ボード「SONOVA(ソノバ)」:クリップボード付き2WAYバッグ

「SONOVA(ソノバ)」は“肩に下げる鞄モード”と“首に下げる画板モード”の2WAYで使えるクリップボード付きショルダーバッグです。本品の「受注生産」と「今後の一般販売」の2点を目的といたしまして、制作費のご支援をお願い申し上げます。

現在の支援総額

15,660,350

1,566%

目標金額は1,000,000円

支援者数

949

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/12/11に募集を開始し、 949人の支援により 15,660,350円の資金を集め、 2021/01/11に募集を終了しました

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大人向け探検ボード「SONOVA(ソノバ)」:クリップボード付き2WAYバッグ

現在の支援総額

15,660,350

1,566%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数949

このプロジェクトは、2020/12/11に募集を開始し、 949人の支援により 15,660,350円の資金を集め、 2021/01/11に募集を終了しました

「SONOVA(ソノバ)」は“肩に下げる鞄モード”と“首に下げる画板モード”の2WAYで使えるクリップボード付きショルダーバッグです。本品の「受注生産」と「今後の一般販売」の2点を目的といたしまして、制作費のご支援をお願い申し上げます。

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こんにちは、クニシゲです。今回の活動報告では、本品のインターネット上での一般販売についてお知らせを申し上げます。この度、オンラインストア「EMICE(エミセ)」でSONOVAの販売を開始いたします。4月の店頭展示&予約受付の際に予告いたしました、自社通販サイトでの一般販売の取り組みです。詳細は以下のとおりです。                     大人向け探検ボード「SONOVA(ソノバ)」一般販売 第二弾【自社通販サイトでの取り扱い】■取扱開始日時9月26日(日)21時〜■販売サイトストア名:EMICE(エミセ)URL:https://emice.stores.jp/■取扱商品/販売価格大人向け探検ボード「SONOVA(ソノバ)」縦型・横型 … 各15,000円(送料・消費税)■お問い合わせ先株式会社オカウチプロダクションメールアドレス:info@okpro.co.jp                     本プロジェクトでは「受注生産」と「一般販売」の2点を目的としておりました。こうして自社通販サイトで取り扱いを開始できるのも、本プロジェクトにご支援いただいた皆様のおかげです。プロジェクトの期間内は、告知ツイートをRTしていただいたり、話題にしていただいたり、実際にご購入いただいたりなど、様々なご支援を誠にありがとうございました。また、リターン品のお届けの際には、開封した製品の写真や実際にお使いいただいている写真などをSNSでシェアしていただき、大変励みになりました。アニメイト町田店様での店頭展示&予約受付では、現地まで足をお運びいただき、ご購入ご検討をいただきありがとうございました。SONOVAはご自宅や職場での普段使いはもちろん、贈り物などにもぴったりな製品です。すでに手に取ってくださった方にも、これから手に取ってくださる方にも、気に入って長くお使いいただけるとうれしいです。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます!


こんにちは、クニシゲです。今回の活動報告では、本プロジェクトの目的に掲げており多数のご要望をいただいておりました、本品の一般販売についてお知らせを申し上げます。この度、アニメイト町田店様でSONOVAをお取り扱いいただけることに決定いたしました。店頭にて完成品の展示と予約の受付を実施いたします。詳細は以下のとおりです。                     大人向け探検ボード「SONOVA(ソノバ)」一般販売 第一弾【アニメイト町田店様限定 店頭展示&予約受付】■日程4月23日(金)〜5月23日(日)■場所アニメイト町田店様〒194-0013東京都町田市原町田4-11-14 コロンブスビル1・2F■取扱商品/販売価格大人向け探検ボード「SONOVA(ソノバ)」縦型・横型 … 各17,600円(税込)■お問い合わせ先アニメイト町田店様電話番号:042-721-6871ウェブサイト:https://www.animate.co.jp/shop/machida/                     実際の製品を手に取りながら購入をご検討いただける特別な機会ですので、お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください!今回の展示販売は、本プロジェクトの支援者様の中に町田店のスタッフの方がいらっしゃり、プロジェクトの終了後すぐにお声がけいただいたご縁で実現に至りました。SONOVAを開発初期から見守ってくださっていたスタッフ様が企画書を作り、社内でSONOVAを取り扱いたいという希望を出してくださったそうです。本当にありがとうございます!新型コロナウイルス感染防止対策については、以下のリンク先をご確認ください。アニメイト町田店様ウェブサイト以前の活動報告にて「一般販売時も変わらない価格でご提供できる予定」とご案内しておりましたが、本展示販売におきましては委託販売費を含めた価格に改定させていただきます。お客様にご満足いただける商品を継続してお届けできるよう努めて参りますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。なお、アニメイト町田店様での展示販売の終了後、在庫状況と照らした上で、自社通販サイトで販売を行いたいと考えておりますが、詳細は未定ですので、ご案内できる内容がまとまり次第、また活動報告でお知らせいたします。何卒よろしくお願い申し上げます。※在庫数の都合上、上記期間内であってもご予約が予定数に達し次第販売を早期終了する場合がございます。予めご了承ください。


こんにちは、クニシゲです。大人向け探検ボード「SONOVA(ソノバ)」のプロジェクトに、たくさんのご支援をいただき、誠にありがとうございました。現在、本体用各種材料や段ボール箱などの梱包資材、説明書やラベルなどの印刷物の手配を終え、鞄工場から完成品が到着するのを待機している状況です。製品の仕様はプロジェクト本文記載の通りで、変更は一切ございません。完成品が届きましたら、1点ずつ私が手作業で検品・梱包・発送を行います。完成品のお届けにつきましては、リターン説明文記載の通り【ご支援をいただいた順に2021年4月中旬から発送】を予定いたしております。つきましては、来週明けにご支援者様からいただいたお届け先情報をもとに、宅配便の発送伝票の準備を進めたいと思いますので、ご住所に変更のある方は【4/4(日)23:59まで】に、お届け先のご修正をお願いいたします。手順は以下のヘルプページをご参照ください。CAMPFIREヘルプ 支援時に記載したお届け先・備考欄の情報を変更したいプロジェクトご支援のお礼や、量産品の写真、発送の進捗など、また改めてこちらの活動報告でお知らせ・公開をいたしたいと考えております。一般販売を目指した取り組みも続けておりますので、告知ができるまでお待ちいただけますと幸いです。【4/18(日)20時追記】先日4/16(金)をもちまして、リターンの発送作業が完了いたしました。本プロジェクトの全ての支援者様へリターンを発送しておりますので、お受け取りいただけますようお願い申し上げます。リターンに関するお問合せは、お申込内容の照合のため、CAMPFIREのメッセージ機能を通してお送りください。何卒よろしくお願い申し上げます。


こんにちは、クニシゲです。大人向け探検ボード「SONOVA(ソノバ)」のプロジェクトも、募集期間が残すところあと3日となりました。本プロジェクトのお申し込み期間は【2020年1月11日(月祝)23:59:59まで】ですので、気になるけれどまだチェックしていないという方がもしいらっしゃいましたら、ぜひお申し込み期間内にご覧いただけると嬉しいです。プロジェクト開始から一ヶ月間、様々なご支援をいただき誠にありがとうございます。「お友達に教えてもらったので申し込みました」というメッセージをくださった方もいらして、宣伝力の乏しい私だけではお伝えができなかった方にまでお申し込みをいただけているのは、告知ツイートのRTなどの、みなさまのあたたかい応援のおかげだと感じています。今回の活動報告では「試作品の改良履歴」についてお話しいたします。素材や製法の検討と製造工場探しを並行して進めた、開発の初期段階のお話は、前回の活動報告でいたしました。開発の後半では、試作品を実際に使ってみて図面を修正し再度試作品を作るという作業を、納得がいくまで繰り返しました。試作品制作前のアイデアスケッチ試作品の写真の前にご覧いただきたいのが、こちらのアイデアスケッチです。2020年5月に、素材集めの難しさや、小規模で製造する際にどの程度製法が限られてくるのか、費用のかかり方や、製造を引き受けてくださる工場の見つからなさなど、何も知らない頃に、私が描いた夢いっぱいのスケッチです。SONOVAの開発の根底にある、以下の3つのポイントを全て兼ね備えたちょうどいい製品を作るという考え方は、この頃から変わっておりません。● 普段の服装に合い作業の集中を損ねないよう、おしゃれでシンプルなデザインにする● 体力のない人や体の小さい女性でも持てるよう、適度なサイズで軽量にする● サイズや重量を損ねない範囲内で、最低限の画材を収納できる内容積を備えるクリップボードに袋と紐がついた道具は、本品の他にもたくさん存在します。たとえば、子ども用の探検ボードや、謎解き用の紐付きクリップボード、工事・測量用品の見取図板、業者用のオペレーションバッグ、警察消防グッズのバインダーバッグなどです。それらの製品は、私にとって一長一短で使いやすいものではなかったため、既存の製品の違和感をなくしたいという思いを詰め込んで、このスケッチを描きました。アイデアを実現するためにはどれほど苦しい思いをしなければならないか、知ってしまった今となっては、このような理想ばかりのスケッチは描けなくなってしまいましたが、何も知らない段階でブレーキをかけることなく自分の希望を洗い出せたことが、本品の完成度を高める重要な要素になったと思っています。初制作時の試作品アイデアスケッチの投稿から2ヶ月が経過した2020年7月、制作を依頼していた工場から届いた試作品がこちらです。難航した工場探しの中で製造を依頼できたのが、普段レザーのバッグを製造なさっている鞄工場でしたので、自ずと製法はミシンを使用した縫製に限られました。そのためアイデアスケッチとは異なる見た目となりますが、本品はボードの周囲をテープ巻きする方法で素材同士を縫い付けて制作しています。スケッチのようにボードの周囲にテープ巻きがなければ、より無駄のないデザインに見えたのではと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、製法上避けられなかったこのデザインの変更には、良い効果もありました。前回の活動報告でお話しいたしましたとおり、本品のボード部分は発泡PPシートの両面にフィルムを貼りつけた構造で、ボード素材の断面は白い発泡PPシートが露出しています。もしボードの周囲にテープ巻きがなければ、この断面が見えてしまい、断面付近からフィルムの剥がれなども起きていた可能性がありますが、ボードの周囲にテープ巻きを施すことでボードの白い断面を隠すことができました。想定外の仕様変更ではありましたが、結果的に見た目や耐久性に良い影響がありましたので、納得して開発を進めることができました。また、本プロジェクトで販売している製品と比べたときに一番の違いと言えるのは、ファスナーの縫い付け方です。アイデアスケッチではファスナーを直線で描写しましたので、それを踏まえてこの試作品でも一直線にファスナーを縫い付けています。この段階ではバッグの上部にファスナーをつけたいという希望が叶っておらず、クリアブラウンのPVCを横切る形でファスナーがついているため、見た目もすっきりしておりません。さらにバッグ自体はA4クリアファイルより大きいのですが、ファスナーの位置が中途半端なおかげで、無理やりに押し込まなければバッグ内にA4クリアファイルを収納できないという難点がありました。とはいえ所詮アイデアレベルで実現しないと思われていたスケッチが、ここまで形になっただけでも大きな一歩です。個人的にはこの再現度合いであっても試作品を作れたこと自体が嬉しかったため、Twitterに進捗を投稿いたしました。この投稿に関しては思わぬ反響があり、自分の作る製品が人の役に立つかもしれないという嬉しさがありましたが、同時に「形状や素材を自分好みに変更して欲しい」というご要望が怒涛の勢いで寄せられ、製法や素材の制約の中で対応が不可能なご要望が大半だったこともあり、1件ずつご返信を差し上げながら、プレッシャーに押し潰されてしばらく何も手につかない状況になりました。
開口部をコの字型に変更した2回目の試作品当初は初回の試作品を壊れる兆しが見られるまで使用し、弱点を見つけてから修正デザインを描き起こそうと考えていましたが、私の使用方法では2ヶ月使用しても試作品が大きく壊れることはありませんでした。2020年9月には、次のような修正デザインを描いて工場に再試作をお願いしました(モザイク部分は縫製の手順や素材の取り都合の相談です)。初回の試作品で気になった点と、修正の要望は次のとおりです。● 開口部が狭くマチ薄で手が袋の底に届かないファスナーをバッグ上部にコの字型に縫い付け、マチをやや厚くすることで、袋の底まで手が届くようにしたい。● A4クリアファイルが入れにくいファスナーをバッグ上部にコの字型に縫い付けることで、ファスナーからバッグの底までの高さをA4クリアファイルを収納できる程度十分に確保したい。● Dカンの留紐が長いためシワが寄ってDカンが回転してしまうミシンの押さえが入るギリギリの範囲で、テープを詰めてDカンをぴったりと縫ってほしい。● 画板モードで使用する際にストラップのアジャスターが首の後ろにあたって痛い私の体格に合わせたときストラップのアジャスターが首の後ろに当たらないように、ストラップの長さを120cm程度に変更してほしい。修正デザインを踏まえて2020年10月に届いた2回目の試作品がこちらです。2回目の試作品の制作では、実際に立体にしてみると思い通りにいかないところと、それでも諦められない私の理想の間で、細かい工夫と調整ができてきたため、満足のいくレベルまで細部を作り込むことができました。クリアブラウンのPVCを横切る形ついていたファスナーが、バッグの上部から側面にかけてついたため、透明部分を遮る余計なものがなくなり、見た目が非常にすっきりとしました。開口部を広げマチを厚くしたため、バッグの底まで手が入り、ペンなどの小物を楽に取り出せるようになり、また、周囲にファスナーをつけたことで、袋の中にA4クリアファイルがすとんと入れられるようになっています。ストラップやDカンの留紐も、写真では伝わりにくいかと思いますが、実際に手に取るとわかる違いがありました。ボード面には変更はありません。私としてはこの段階で、私以外の方に販売して使っていただいても問題ないレベルの製品になっていると感じました。2回目の試作品の進捗をTwitterに投稿した際には、無理なご要望はあまりいただきませんでした。初回のご要望の対応で挫けてしまったことをツイートしていたため、見ている方々が気を使ってくださったのだと思います。しかしその中でも「ファスナーを両開きにしてほしい」と「横型を作ってほしい」というご意見はいただきましたので、最終形の試作品を制作する際に、さらに改良できないか工場にご相談をいたしました。ファスナーを両開きに変更・横型を追加した3回目の試作品2020年11月に制作した3回目の試作品が、本プロジェクトの写真撮影に使用したモデルです。本品の開発のモチベーションは、私自身の「こういう製品がほしい」という気持ちでした。基本的にどのようなご要望をいただいても採用しないスタンスでいたのは、私がほしいと思わない製品を作ることに決めても、モチベーションがなくなり手が止まってしまうことが明らかだったためです。しかし、3回目の試作品では、「ファスナーを両開きにしてほしい」と「横型を作ってほしい」というご意見を取り入れた改良を行いました。ファスナーを両開きに変更したのは、物の出し入れをしやすくし、利き手の違いで生まれる使いづらさを減らすためです。材料の仕入れルートなどを工夫して価格を抑える努力をしておりましたので、スライダーを増やす分、費用がかさんで販売価格に影響することを良しとするか、非常に迷いました。また、バッグの重量を極限まで軽くしたいと思い、細部のパーツまでこだわっている最中に、スライダー分の重量が加わることになってしまって良いのかという点も、ひたすら悩みました。しかし最終的には、ファスナーを片開きのままにしたために、人によっては使いにくさを感じる製品になってしまうよりは、長くお使いいただける製品にするために、ファスナーを両開きにしたほうが良いと考えました。横型を追加した主な理由は、仮に横型を販売しなかった場合に本当は横型が欲しかった方に我慢して縦型を買っていただきたくなかったことと、工場との間で金型代を圧縮する交渉ができたことです。私自身がほぼ人物画専門なので紙を横に使わないため、開発開始当初は本品の形状のバリエーションを増やすつもりは全くありませんでした。バリエーションを増やすと最小ロットが増えて、在庫と費用のリスクが大きく高まりますが、横型を必要とする方の数がわからない中では、それは避けたいリスクです。しかしもし仮に、初回の販売時に縦型しか作らず、後に横型を増やせることになった場合、「横型があれば本当は横型がほしかったけど、我慢して一度縦型を買ってくださった方」は、確実に縦型を購入したことを後悔し「横型を待てばよかった」と感じるだろうという想像ができます。早めに購入してくださった方のことは、ないがしろにしたくありません。そこで工場に、費用を抑えながら横型を製作する方法がないか相談いたしまして、結果的に金型を縦横で使いまわせるよう工夫することで、金型代を抑える交渉ができました。このようないろいろな事情が後押しになり、横型の追加ができることになりました。カスタマイズ例と特注Dカン追加縦型について試作品の進捗をTwitterに投稿した際に、ペンケースやペンホルダー、ICカードポケット、ショルダーパッド、風で紙がなびくのを防止する下押さえなどをつけてほしいというご要望をいただいております。こちらのご意見は大変恐縮ではございますが、制作上のポリシーがあり、対応いたしませんでした。本品は様々なシーンでお使いいただくことを想定し制作しております。開発者である私自身は、ベッドで漫画のネームを描く際と、博物館などでスケッチを行う際に使用する予定ですが、趣味でも仕事でも屋内でも屋外でも、ひとりひとり違った使い方をしていただきたいという思いがございます。それゆえに本品には用途が限定的なパーツはつけたくありませんでした。便利なパーツであっても不要な方にとっては無駄であり、私が既存の製品に対して持っていた違和感は、そういった自分にとって無駄なパーツがついている点から生じるものもありました。ひとりひとり違った使い方をしていただくには、製品自体はシンプルに作り、お客様のお手元でカスタマイズをしていただくのが一番です。プロジェクト本文と重複する部分もございますが、カスタマイズ例をご紹介します。本品のクリップの黒いコーナーは取り外しが可能です。コーナーがないほうがリング製本の書類などをしっかり固定できる場合がございますので、お好みで着脱してご使用ください。本品にはペンホルダーを付属しておりませんが、通常のクリップボードと同様、用箋クリップにペンのクリップを引っかける形でペンのホールドが可能です。また紐状のペンホルダーに関しましては、“ペン ホルダー or キーパー or 紐 or コード or 落下防止”でヒットする市販の製品と組み合わせた使用をご検討ください。本品にはショルダーパッドを付属しておりませんが、市販のショルダーパッドの装着は可能です。ショルダーストラップにはフックがついており、着脱ができる構造ですので、市販のショルダーパッドを装着したり、ショルダーストラップ自体をお好みのものに交換したりと、カスタマイズしてお使いください。本品には「風で紙がなびくのを防止する下押さえ」はございませんが、ブラウンの平ゴムなどをご用意いただき接着剤で貼り付けていただくなど、カスタマイズした使用をご検討ください。ICカードホルダーやペンケースについては、本品のDカンをご活用いただき、市販の製品をカラビナなどで取り付けてご使用ください。カスタマイズでは対応が不可能だと感じるご要望に「横持ちorななめがけしたいため、下側にもDカンをつけて作れませんか?」というものがございました。Dカンはボードにミシンでしっかりと縫い付ける必要があるため、「風で紙がなびくのを防止する下押さえ」などと異なり、お客様のお手元で後付けができません。なんとか対応できないか模索しまして、横型の追加と合わせて工場へ交渉し、クラウドファンディング特注品(一般販売未定)としてお作りができることに決まりました。こちらの特注Dカン追加縦型は擬似的に横型として使うことも可能な多機能モデルです。下側のDカンは、画板モードで使用する際に利き手側のストラップの留め具を付け替えて、ストラップを背中に斜めに通すことで、利き腕がストラップに当たらないようにするための仕掛けです。利き手がどちらの方も便利にお使いいただけるよう、下側の金具も左右におつけします。現状で一般販売を想定していない本プロジェクトの特注品ですので、こちらの形状が必要な方は、是非この機会にご検討ください。本プロジェクトのお申し込み期間は【2020年1月11日(月祝)23:59:59まで】です。グッズの通販を行うたび、完売後に「気づかないうちに販売が始まりいつの間にか終わっていた」「販売には気づいたけれど忘れているうちに終わっていた」というご意見をいただきます。ほしいと思ってくださる方のお手元にお届けできるよう、毎日力を込めてプロジェクトの告知を行なって参りましたので、まだの方がいらっしゃいましたら、ぜひお申し込み期間内にチェックしていただけると嬉しいです。残りの期間が短くなって参りましたが、引き続きご支援のご検討・SNSを通じた拡散のお力添え、何卒よろしくお願い申し上げます。


こんにちは、クニシゲです。本日更新を予定しておりました「横型使用レポート」の内容は、前回分の活動報告でお話しいたしましたので、今回は予定を変更して「開発中特に難航した工程」についてのお話をお届けいたします。大人向け探検ボード「SONOVA(ソノバ)」は、鞄としての側面と文房具としての側面をあわせ持ったアイテムですので、製造にも鞄業界の知識と文房具業界の知識が必要でした。しかし開発者はどちらの業界にもほぼ接点がない、
普段は絵や漫画を描く活動をしているアマチュア漫画家です(実は私の祖父が鞄職人だったので、鞄業界に全く接点がないわけではないのですが、祖父は既に亡くなってしまっているため、開発の相談などはできませんでした)。今までにも、冊子やキーホルダーなどを制作して販売した経験はありますので、費用の計算方法や販売・発送に関する知識はありましたが、肝心の本品の開発に役立つ知識はゼロの状態だったため、本品の開発は私にとって非常に困難な作業でした。プロジェクトの本文で少しお話をいたしましたが、開発の初期段階では、素材や製法の検討と製造工場探しを並行して進める必要がありました。条件に合った素材を探すこと…その素材に適した製法を考えること…私の発注内容・数量で引き受けていただけるコスト感にあった工場を探すこと…それらは行きつ戻りつして、全てのピースがはまる決着点を探る難しい作業で、開発の全工程の中でも最大の難関でした。途中まで進んだと思っても、条件が合わなければふり出しに戻ってやりなおさなければならず、時には仕様のほうを変更することもありました。一連の要素を決めきれずに迷っている間のツイートです。いろいろと教えてくださった方々、本当にありがとうございました!製造を引き受けてくださる工場探し工場探しは一般的に考えても「最小ロット」の存在が立ちはだかる難しい工程ですが、本品に関しては形状も特殊ですので、そもそもこの形状の製品の製造自体が不可能な工場が多く、開発中に特に難航した部分です。
今回本品を作ってくださるのは、普段レザーのバッグを製造なさっている、町工場の鞄職人さんです。
何軒もの工場にご相談したものの製造先が見つからず困り切っていた中、こちらの職人さんだけが「できます」と言ってくださいました。
サンプルの改良をお願いするたびに、私の細かい注文に応じてくださる熱心な職人さんですので、なるべく多い数量で製造をお願いしたいと考えています。本品の製造については依頼できる工場が非常に少なかったため、具体的な素材の検討に着手できたのは工場が見つかったあとでした。
通常の鞄に使われない用箋クリップとボードについては、鞄職人さんがノウハウをお持ちでないため、自分で手配しなければいけません。
ボードに適した素材探しボードの素材選びでは、日常の使用で破損しない耐久性と、人に怪我をさせない安全性の両立を重視しつつ、製法上縫製できる素材でなければいけないという制約と、重量を考慮しました。様々な素材を購入した中で比較的良かったのは、鞄用の底板・カルトナージュ用の厚紙・発泡PPシートの3点で、中でも発泡PPシートは、厚紙に比べると高価ですが、軽量で耐水性があり、破損時に尖ることがなく安全で良いことづくめでした。
発泡PPシートは、発泡剤をポリプロピレンに練り込んで圧力を加えて成形した素材で、店舗での陳列棚の施工や商品の緩衝材に使われることが多い素材です。滑らかな表面の層と内部のスポンジ状の層を持ち、ミシンで縫える適度な柔軟性と、筆記の力を加えても折れない適度な剛性を併せ持つ一方で、表面は摩擦に弱い特徴があります。摩擦に弱いボードの表面を保護するため、両面に施したのがフィルム貼りです。
安価なリメイクシートも購入し検討しましたが、印刷が荒かったり水に弱かったり強度が不足していたりと、私が求める品質に届く製品がなかったため、フィルムについては価格を抑えることは諦めることになりました。最終的に採用したフィルムは、住宅やオフィスの施工に使用される壁面仕上げ材で、高精細な印刷とエンボス加工でリアルな質感を表現している上に、しっかりとした耐摩擦性を美装性を持つ製品です。建築材料メーカーから見本帳を取り寄せ、様々な木目柄の中から家具として人気のチェリー材風の模様を選びました。ボード素材検討中のツイートです。実際に各素材を折ったりちぎったりして、破損具合を比較しました。
金メッキのクリップの輸入本品は制作理由が「子供向け探検ボードのデザインに満足できなかった」というものですので、実用性と同時に見た目についても非常に重視して開発を進めました。コンセプト上、金メッキの用箋クリップを使いたいという希望は絶対に変えられないものでしたが、国内で金メッキのクリップが見つからなかったため、このパーツは海外から取り寄せを行いました。
後から噂で聞いたことですが、国内では需要の関係でニッケルメッキのクリップしか製造されていないらしいのです。既存の製品の再メッキも検討しましたが、金物メーカー問い合わせると、既存のメッキの上から金メッキをかける場合、費用がかさむだけでなく、バネが硬くなりクリップが開きにくくなる可能性があることがわかり、採用できませんでした。国内でどれだけ探しても金メッキのクリップが見つからず、次第に入手手段が輸入に絞られてきますが、さらにここでも「最小ロット」の関門に衝突します。海外の金物メーカーとしてはわざわざ国外に品物を送る手間を考えれば大ロットで販売したいと思うものかもしれませんが、私としては自宅に保管できる数量しか購入ができません。そこで少なめの数量で販売していただけるよう、苦手な英語で交渉して、なんとか理想の形・サイズ・色のクリップを手配することができました。ボード素材検討中のツイートです。理想のクリップが手に入って、とても喜んでいました。開発の後半では、試作品を実際に使ってみて図面を修正し再度試作品を作るという作業を、納得がいくまで繰り返しました。長くなってきましたので、そのお話は次回の活動報告「試作品の写真」の中でお伝えしたいと思います。このように長い文章をここまでお読みくださった方はありがとうございました。本品はたくさんの難所を乗り越えて開発をした製品です。鞄職人さんになるべく多い数量で製造をお願いしたいという思いもあり、たくさんの受注をいただけるよう、プロジェクトページの文章の執筆や写真の撮影も全力でいたしました。ご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございます。たくさんのご支援のおかげで、一般販売(受注生産ではなくある程度の数量を製造して自宅に在庫を保管し、恒常的に販売しご注文に応じて発送する方法)も実現できそうな見込みです。大手メーカーの商品と異なり、費用や在庫面でのリスクを一人で負わなければならないこと、大ロットで製造する資金力がなく製造費が下がらないことなどが理由で、全ての方にご満足いただける価格ではないかもしれませんが、仕入れルートなどを工夫しなるべく価格を下げてご用意をいたしました。一般販売時も変わらない価格でご提供できる予定です。本プロジェクトの募集終了まで残り2週間ほどになりました。引き続きご支援のご検討・SNSを通じた拡散のお力添え、何卒よろしくお願い申し上げます。