2018/06/19 23:29

【クラウドファンディングが終わる前に知ってもらいたい、それぞれのレンジャーのこと。】

 

■チャレンジャー#03 パレットターコイズブルー (瀬頭拓海)

葉山キッチンに本格的に出入りするようになって約半年。昨日はじめて、一人で長者ヶ崎の海へ行きました。(写真は別の海です)

海にせり出すダイナミックな地形と浜の小石を感じながら

「あれ、俺なんで今ここにいるんだっけ?」

って考えていました。

・・

長崎で生まれ、関東の大学に進学。

大学3年が終わり、就活から逃げるように新潟の粟島に住みこんだ。

そこでの地域おこし活動の中で出会った友人。

しばらく無縁ののち、FBの投稿を見て不意にコメントをくれて以来、よく会うようになった。

別の友人が、チーズダッカルビを食べながら「マインドフルネスに興味がある。」と言い始めた。そして友人は「知り合いに実践してる人いた!」ってなって。

なんとその人は空家レンジャー初代メンバー。

好きな料理をする場をいつか作りたいと思っていた僕はDIYに参加。

DIYをろくにやる前から、料理得意ですなんて言っちゃって即まかないレンジャーに。

食に無関心なレンジャー隊長をも唸らせた勢いでカレー屋に挑戦することを軽く決意。

・・

 

生きていく中で、都度たくさんの選択肢があったなぁ。

それのどこか一カ所でも違う道を選んでたら、今ここにいないのか…

でも、確かにここを選んできた。

チーズダッカルビを食べながら彼がマインドフルネスの話をしたことも必然。

つなぐ役割になってくれた人、マジでありがとう!

自分でものすごく納得して、感謝して、そういうことかと、とても安心したのでした。

 

『葉山キッチンは、想いを表現する場所』


過去のトラウマから「自分のことを話す」ことが苦手でした。表現したい自分の真ん中にある想いの伝え方がわからなかった。

例えば、『美しい自然をこれ以上壊したくない。いつまでも美しいままであってほしい。』
なんてなかなか言えない。そのこととヴィーガン(完全菜食)の考え方がどうつながるのか、とかもしかり。

かといって、
『ほとんどの畜産は外国から輸入した農薬たっぷり遺伝子組み換え飼料で、狭小飼育によるストレスからの病気を防ぐために抗生物質が与えられCO2排出も半端なく…(中略)…食べる人にも環境にも、いのちとしての動物にもあまり好ましいと僕は思えないんです!!さあ、レッツビーガン!!』

と声高に主張するのもナンセンス(笑)


『お肉を使わないでも美味しいカレーをつくりたい。』

そこから、
「へー最近カレー作ってるんだ!」
「なんでお肉使わないようにしてるの?てかヴィーガンってなに?」

くらい自然な流れで自分を表現したいのです。

実際に行動しているから「カレー屋さんをやっていて…」と話の起点ができます。
葉山キッチンという場がなかったら、今の仕事をしながら、自分を表現する場は持てていなかったと思います。

この場とこの場を支えるレンジャーのみんな、そしてそれを応援してくださる皆さんの気持ちに、心から感謝です。