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コロナ禍の年末年始、住まいを失う方にあたたかな居所と支援の手を届けたい!

私たち「反貧困ネットワーク・緊急コロナ災害緊急アクション」は4月の緊急事態宣言以降コロナ禍で困窮された方への駆け付け型の緊急支援対応、その方々が安定した住まいを取り戻すための伴走支援、中間支援組織として連携支援団体への助成をおこなってきました。この年末年始もより一層手厚い支援体制を作っていきます。

CAMPFIREクラウドファンディングアワード

現在の支援総額

13,329,702

666%

目標金額は2,000,000円

支援者数

1,365

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/12/21に募集を開始し、 1,365人の支援により 13,329,702円の資金を集め、 2021/01/31に募集を終了しました

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CAMPFIREクラウドファンディングアワード

現在の支援総額

13,329,702

666%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数1,365

このプロジェクトは、2020/12/21に募集を開始し、 1,365人の支援により 13,329,702円の資金を集め、 2021/01/31に募集を終了しました

私たち「反貧困ネットワーク・緊急コロナ災害緊急アクション」は4月の緊急事態宣言以降コロナ禍で困窮された方への駆け付け型の緊急支援対応、その方々が安定した住まいを取り戻すための伴走支援、中間支援組織として連携支援団体への助成をおこなってきました。この年末年始もより一層手厚い支援体制を作っていきます。

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お世話になります。「反貧困ネットワーク・緊急コロナ災害アクション」事務局です。

1月5日の活動について、事務局長瀬戸からの活動レポートです。
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今日も福祉事務所での生活保護申請同行です。この方は元宅配ドライバーで身体を壊し、東京で4年間の野宿生活、12月19日の全労連主催の日比谷公園の相談会でお会いした。とても人懐っこい笑顔があまりに印象的で「もう野宿は止めようよ。寒くなってきたから、生活保護を利用してアパートで暮らそう。」その時は人懐っこい笑顔を浮かべて給付金だけをもらって立ち去った。12月31日に開催した新型コロナ災害緊急アクションの池袋相談会に再び人懐っこい笑顔を浮かべて私の相談ブースに来てくれた。「今回は生活保護を利用したい。」と言ってくれた。年末年始休まずに生活保護申請を受け付けてくれていた豊島福祉事務所に公園からKさんは歩いて向かった。申請受理日は12月31日となった。提供されたホテルからKさんからの公衆電話「1月4日に福祉事務所に呼ばれています。」人懐っこい笑顔の裏側に隠れた寂しさが解った。生活保護申請に同行するよと伝えた。

今日の保護申請同行は、最初からケースワーカー面談、豊島福祉の面談部屋は満室で、受付横の相談ブースでおこなわれた。受付横なので訪問者が次々とやって来る。入ってくるとすぐに怒鳴り声をあげる人もいる。横ではうつむき下を向いたままの女性が座っている。彼女には支援者の同行はない。独りで平気だろうか、今日も人懐っこい笑顔を浮かべているが緊張している。ケースワーカーとの面談ではセオリー通り、成育歴を聞きだす。殆どの相談者に共通する事は、幼少の頃から家族も貧困状態にあったり、家にいるだけで辛い状況にあっていた方が多い、(10代の頃から幸せだった事なんて1度もない)

その成育歴を聞くだけで涙が出てくる。ケースワーカーから「扶養照会」の説明、けれど小さい声で「扶養照会は嫌です。」私は親も高齢なのだから扶養なんてできませんよ!と伝えた。扶養照会なしで進める事が合意できた。1月31日までのビジネスホテル宿泊延長も確保、施設や無料低額宿泊所は嫌だと言う。私は頑張って一緒にアパート探そうねと伝える。携帯電話もなく、メールもない。1月末までのアパート探しは大変だけど頑張ろうねと伝えた。人懐っこい笑顔が戻った。

NHKニュースウオッチ9での特集「生活困窮者の新年」に私のSOS対応の現場や年末年始の取り組みなどが放映された。12月中旬から毎日のように追いかけてくる担当ディレクターのOさん、最初はどこまで解って取材しいているのか不安だった。クリスマスの夜も大晦日の夜もついてくる。でもOさんは取材を続けて多くの当事者と会う事で学び続け、私も驚く程の内容で放映してくれた。「生活保護は権利」だけども何故、困窮に陥った方々の多くが野宿生活を強いられても頑なに生活保護を拒むのか、扶養照会の事もしっかり取り上げてくれたが、生活保護における様々な制約とその後の「施設収容型」の居宅保護(?)が徹底的に「人間の尊厳」を奪い、「自律」を阻害している重たい現実があるからだ。そして引き下げられ続けた生活保護基準金額、この問題を変えなければ現状は変わらない。

今日もテレビ放映後、東京の路上からだけでなく、北海道や沖縄からも悲鳴のようなメールが届いた。支援団体がない地域からSOSをくれた離島の女性とのやり取りを続けて1カ月、電話の窓口で泣いているが声を聞くと少しだけ落ち着くという。生活保護申請時の凄まじい偏見に満ちて高圧的な言動、もう倒れそうな貧困にあるのに仮払いすら1円も出さない。カップラーメンばかりのフードバンクで食つなげと!未払いの家賃で追い出しも迫る。それでも助言すらしない。彼女は生活保護を取り下げたいと言っている。所持金はもうない。彼女がコロナ感染で絶望に陥る前は、弱き人々に支援し続けた人である事も知った。離島でテレビを見てくれていて「涙が出て止まりません。ありがとうございます。」と、、私は「東京においでよ。何とかするから」とメールする。でも感染爆発の東京になんか来れないよね。ごめんね。電話相談会の猪股弁護士を通じて、なるべく近くの弁護士を探してもらっている。何とか生きていてほしい。誰か助けにいってあげてほしい、もうすぐ壊れてしまう。

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