7/23に、糸島の真名子キャンプ場の上にある森で、皮むき間伐ワークショップを行いました。
NPO法人いとなみでは、2015年からこちらの森で皮むき間伐を実施してます。
皮むき間伐ワークショップとは、間伐されてない杉・ヒノキの木を、皮をむくことで枯らしてしまう間伐方法で、チェーンソーがいらないので子どもも女性も参加できます。
皮をむいた木は、立ったまま枯れて葉っぱや枝を落とすので、倒さなくても倒したのと同じ効果があります。
ただ、間伐材は、利用することが重要なので、皮をむいて2年~3年後に、伐り出し、活用しています。その場合も、乾燥して軽くなっているので、持ち出しが楽になっているのです。
この森も、2015年に皮をむいた木々が、材として活用できる状態になっています。
この木を使って、今回の返礼品のお箸やカッティングボードをつくらせていただきます。
日本の森のうち80%は杉やヒノキなどの人工林と言われています。
費用のかかる国内の森は放置され、安い輸入材を求めた結果、森は荒廃し、大雨や台風のたびに、土砂崩れや大量の木々が山村を襲っています。
今回参加された方は杉やヒノキを森のダイヤモンドとおっしゃっていました。
竹、杉、ヒノキ…それは害ではなく、素晴らしい資源です。
森の管理を専門家だけに任せるのでなく、私たちの暮らしの一部として、みんなで日本の森を豊かにできればと願っています。